【今日の夕食】
今日は、妻と娘(2歳2ヶ月)と、自転車でスーパーまで買い物に行きました。午後は、私と娘は、昼寝をして過ごしました。
★米飯
★みそ汁、なめこ
★さんまごま焼き、レタス・トマト
生協の冷凍惣菜です。
★4点盛りプレート
・もやしおかか
・さつまいも
・ほうれん草ごまあえ
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【今日のおじさん】 ダウンライト用LED電球の選び方~注意点とコスト
前回(→こちら)は、「断熱材施工器具」であるダウンライトにも使用可能なLED電球を、リストにしました。
断熱材施工器具は、下の写真のように、アルファベットのSを丸で囲んだ「Sマーク」が表示されている器具です。これらの器具では、天井裏に断熱材が施工されています。断熱材施工器具対応のLED電球でないと、使用できません(発熱による温度上昇に耐えられない)。

★LED電球に仕掛けられたワナ
前回の検討結果を踏まえて、実際にLED電球を選んでみます。LED電球においては、この場合はダメ、この場合は注意が必要と、至る所にワナが仕掛けられていますので、慎重に進まなければいけません。念のため、今一度、ワナをリストしておきます。
・対応器具はOKか?
・調光機能つき →調光機能付き器具対応と書かれたものを選ぶ
・密閉型器具 →密閉器具対応と書かれたものを選ぶ
・断熱材施工器具→断熱材施工器具対応と書かれたものを選ぶ
※対応と書かれていない場合は、基本的に非対応と考えたほうが安全です。
「調光機能」は明るさを調整する機能、密閉型器具とは覆い付きで外から電球が見えない器具、断熱材施工器具はSマーク付きの器具です。
・寸法はOKか?
・電球の直径と長さ →電球の取り外し時の余裕(特に長さ)を考慮する
・ロングソケットの器具→ソケット根元が太いLED電球は避ける
・光の広がり具合はOKか?
・電球を斜めに取り付ける器具→広配光タイプ、または斜め取り付け用を選ぶ
・直下以外も明るくしたい場合→広配光タイプを選ぶ
LED電球は、形式によって光の広がり方が違います。下図のように、光の照射範囲に違いが生じます。
・特にネット注文の場合、型番はあっているか?
・1文字違えば別の製品(対応器具、色、明るさ、などが違う)
・ショップが型番を誤記している可能性も疑うこと
★LED電球を選ぶ
選定にあたって、当方の要求事項は、以下です。
1.断熱材施工器具、E17口金(小形電球用)のダウンライトに用いる。
2.色は、昼光色または昼白色が良い。
3.明るさは、ミニクリプトン球の36W以上としたい。
4.斜め向きの電球取り付けなので、配光角が広いタイプが良い。
5.器具と電球が干渉しないように、従来電球よりも寸法が大きすぎないこと。
6.購入費用は、2年で元をとりたい。(従来電球との電気代の差で、電球の価格差を償却する)
次のようにして、絞り込みます。
1.前回提示のリスト(→こちら)ならば全てOKです。
2.前回のリストから、昼光色または昼白色(a)のものを選べばOK。
3.前回の明るさ対比表から、ミニクリプトン36W以上だと、440lm以上が選択の対象です。
4.前回のリストから、配光角が180°を超えるもの、または斜め用のものを選びます。
5.電球を外す際の余裕を見て、従来電球(D35xL67)より長さ+15ミリ=L82以下ならOKとします。我が家のダウンライトはロングソケットではなく、通常ソケットなので、電球が根元まで入らない心配は不要です。
そうすると、以下が選択肢として残りました。
★LED電球の費用はペイするか?
残りは、6のコストです。当ブログでは、以前にLED電球が節約になるかを検討しました(→こちら)。このときには、電気代は安いが、LED電球の実寿命に疑問があり、結果的に節約できるかどうかわからない、という結論でした。しかし今回、具体的なLED電球が選定できたので、再度検討してみます。
2年間での費用を、従来電球とLED電球で、比較します。期間を2年間とするのは、次の理由によります。
①LED電球が長期間持つか疑問がある。特に断熱材施工器具は熱がこもりやすく、LED電球にとって不利。
②LED電球の値崩れによる損失リスクがある。この数年のLED電球の価格の下がり方が激しい。
変化の大きい世の中で、5年も10年も同じ状態が続くとは限りません。もちろん、逆に、インフレや電気代の値上がりを考えると、早く購入したほうが有利かもしれません。
我が家で最も稼働率が高い電球は、風呂の前室のダウンライトです。この電球の使用条件で、計算します。
・1日、3時間程度の点灯。→1年間で、約1000時間の点灯。
・電気代は、25円/kWh とする。…過去実績から
●従来電球の費用
まず、従来電球の場合の費用を算出します。以下を仮定します。
・約1年の使用で切れる …過去実績から
・消費電力は36W。 …ミニクリプトン球、40W形
・価格は、1個=230円 …ヨドバシカメラ[7]の価格
2年間の費用は、以下となります。
・電球代 :230円×2個=460円
・消費電力量:36W×1000hr/年×2年=72kWh
・電気代 :72kWh×25円/kWh=1800円
・合計費用 :460円+1800円=2260円
●LED電球の費用
次に、LED電球の場合の費用です。以下を仮定します。
・2年間、故障せずに動く。
・消費電力は6W。 …リストから、だいたいの値
・価格は、1個=3000円。…リストから、ひとまずの価格
2年間の費用を計算します。
・電球代 :3000円×1個=3000円
・消費電力量:6W×1000hr/年×2年=12kWh
・電気代 :12kWh×25円/kWh=300円
・合計費用 :3000円+300円=3300円
●費用の比較結果
以上から、結果は、次の通りでした。残念ながら、2年間では、LED電球はペイしません。
・従来電球 :2,260円/2年
・LED電球:3,300円/2年
ペイするためには、LED電球が、もっと安くないとなりません。LED電球がペイするためには、以下の価格でないとなりません。
・LED電球の価格:1960円 以下
ところが、リストを見ると、東芝の「LDA4N-G-E17/S」が1580円と安く、この条件を満たします。あれれ、買って良いのではないかしら?
この「LDA4N-G-E17/S」で試算すると、2年間の費用は1800円です。従来電球よりも、460円もお得です! 2年間で、缶コーヒーを約4本も、余計に飲めます!
次に電球が切れたら、試しに1個、買ってみても良さそうです。欲を言えば、もう少し明るいもの(60W形=760lm相当)があると良いのですが。今後に期待したいところです。
★まとめ:ダウンライト用LED電球の選び方
「断熱材施工器具」のダウンライトなどでは、対応したLED電球でないと、使用できません。箱に「断熱材施工器具対応」と書かれたものを選ぶ必要があります。
注意したい点は、寸法形状と光の広がる範囲です。メーカーや形式によって、違いがあります。
1)寸法形状。サイズが大きすぎたり、ソケット長さが合わないと、取り付けができない。
2)光の広がる範囲。斜め取り付けの器具では、広範囲に光が広がるタイプが良い。
また、LED電球の形式は、どれも似通っています。アルファベットが一文字違うだけで、違う製品(色が違う、明るさが違う、断熱材施工器具に対応しない、など)になってしまいます。特に、ネットで注文するときには、十分に注意しないといけません。
(追記) 2014/8/29
この記事を書いたときに比べて、LED電球がかなり安価になってきました。2000円未満のLED電球も増えて、寿命2年間でも初期費用を電気代の差でペイできます。買い時になりましたよ!!(実際、私もLED電球を買い始めています。現在3本を交換済みです。→こちらの記事)
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★米飯
★みそ汁、なめこ
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【今日のおじさん】 ダウンライト用LED電球の選び方~注意点とコスト
前回(→こちら)は、「断熱材施工器具」であるダウンライトにも使用可能なLED電球を、リストにしました。
断熱材施工器具は、下の写真のように、アルファベットのSを丸で囲んだ「Sマーク」が表示されている器具です。これらの器具では、天井裏に断熱材が施工されています。断熱材施工器具対応のLED電球でないと、使用できません(発熱による温度上昇に耐えられない)。


★LED電球に仕掛けられたワナ
前回の検討結果を踏まえて、実際にLED電球を選んでみます。LED電球においては、この場合はダメ、この場合は注意が必要と、至る所にワナが仕掛けられていますので、慎重に進まなければいけません。念のため、今一度、ワナをリストしておきます。
・対応器具はOKか?
・調光機能つき →調光機能付き器具対応と書かれたものを選ぶ
・密閉型器具 →密閉器具対応と書かれたものを選ぶ
・断熱材施工器具→断熱材施工器具対応と書かれたものを選ぶ
※対応と書かれていない場合は、基本的に非対応と考えたほうが安全です。
「調光機能」は明るさを調整する機能、密閉型器具とは覆い付きで外から電球が見えない器具、断熱材施工器具はSマーク付きの器具です。
・寸法はOKか?
・電球の直径と長さ →電球の取り外し時の余裕(特に長さ)を考慮する
・ロングソケットの器具→ソケット根元が太いLED電球は避ける
・光の広がり具合はOKか?
・電球を斜めに取り付ける器具→広配光タイプ、または斜め取り付け用を選ぶ
・直下以外も明るくしたい場合→広配光タイプを選ぶ
LED電球は、形式によって光の広がり方が違います。下図のように、光の照射範囲に違いが生じます。
![]() | ![]() | ![]() |
下向きに取り付け 左:一般品、右:広配光 | 斜めに取り付け 左:一般品、右:広配光 | 斜め取り付け 専用タイプ |
・特にネット注文の場合、型番はあっているか?
・1文字違えば別の製品(対応器具、色、明るさ、などが違う)
・ショップが型番を誤記している可能性も疑うこと
★LED電球を選ぶ
選定にあたって、当方の要求事項は、以下です。
1.断熱材施工器具、E17口金(小形電球用)のダウンライトに用いる。
2.色は、昼光色または昼白色が良い。
3.明るさは、ミニクリプトン球の36W以上としたい。
4.斜め向きの電球取り付けなので、配光角が広いタイプが良い。
5.器具と電球が干渉しないように、従来電球よりも寸法が大きすぎないこと。
6.購入費用は、2年で元をとりたい。(従来電球との電気代の差で、電球の価格差を償却する)
次のようにして、絞り込みます。
1.前回提示のリスト(→こちら)ならば全てOKです。
2.前回のリストから、昼光色または昼白色(a)のものを選べばOK。
3.前回の明るさ対比表から、ミニクリプトン36W以上だと、440lm以上が選択の対象です。
4.前回のリストから、配光角が180°を超えるもの、または斜め用のものを選びます。
5.電球を外す際の余裕を見て、従来電球(D35xL67)より長さ+15ミリ=L82以下ならOKとします。我が家のダウンライトはロングソケットではなく、通常ソケットなので、電球が根元まで入らない心配は不要です。
そうすると、以下が選択肢として残りました。
メーカー | 形式 | 色 | 光束 lm | 電力 W | 寿命 hr | 価格 円 | 寸法 | 備考 |
パナソ ニック | LDA6D-H-E17/BH/S | 昼光 | 530 | 6.4 | 4万 | 4,480 | D41xL79 | 斜め用 120° |
東芝 | LDA5N-G-E17/S | 昼白 | 500 | 5.2 | 4万 | 2,980 | D35xL67 | 300° |
〃 | LDA4N-G-E17/S | 昼白 | 440 | 4.4 | 4万 | 1,580 | D34xL75 | 210° |
日立 | LDA7D-G-E17/S | 昼光 | 620 | 7.0 | 4万 | 3,980 | D35xL77 | 180°以上 |
NEC | LDA6N-G-E17/S | 昼白 | 600 | 6.0 | 4万 | 2,980 | D35xL80 | 290° |
三菱電機 | LDA6D-G-E17 | 昼光 | 460 | 6.1 | 4万 | 3,280 | D35xL67 | 290° |
アイリス オーヤマ | LDA4N-H-E17H | 昼白 | 440 | 4.4 | 2万 | 2,980 | D35xL81 | 斜め用 |
★LED電球の費用はペイするか?
残りは、6のコストです。当ブログでは、以前にLED電球が節約になるかを検討しました(→こちら)。このときには、電気代は安いが、LED電球の実寿命に疑問があり、結果的に節約できるかどうかわからない、という結論でした。しかし今回、具体的なLED電球が選定できたので、再度検討してみます。
2年間での費用を、従来電球とLED電球で、比較します。期間を2年間とするのは、次の理由によります。
①LED電球が長期間持つか疑問がある。特に断熱材施工器具は熱がこもりやすく、LED電球にとって不利。
②LED電球の値崩れによる損失リスクがある。この数年のLED電球の価格の下がり方が激しい。
変化の大きい世の中で、5年も10年も同じ状態が続くとは限りません。もちろん、逆に、インフレや電気代の値上がりを考えると、早く購入したほうが有利かもしれません。
我が家で最も稼働率が高い電球は、風呂の前室のダウンライトです。この電球の使用条件で、計算します。
・1日、3時間程度の点灯。→1年間で、約1000時間の点灯。
・電気代は、25円/kWh とする。…過去実績から
●従来電球の費用
まず、従来電球の場合の費用を算出します。以下を仮定します。
・約1年の使用で切れる …過去実績から
・消費電力は36W。 …ミニクリプトン球、40W形
・価格は、1個=230円 …ヨドバシカメラ[7]の価格
2年間の費用は、以下となります。
・電球代 :230円×2個=460円
・消費電力量:36W×1000hr/年×2年=72kWh
・電気代 :72kWh×25円/kWh=1800円
・合計費用 :460円+1800円=2260円
●LED電球の費用
次に、LED電球の場合の費用です。以下を仮定します。
・2年間、故障せずに動く。
・消費電力は6W。 …リストから、だいたいの値
・価格は、1個=3000円。…リストから、ひとまずの価格
2年間の費用を計算します。
・電球代 :3000円×1個=3000円
・消費電力量:6W×1000hr/年×2年=12kWh
・電気代 :12kWh×25円/kWh=300円
・合計費用 :3000円+300円=3300円
●費用の比較結果
以上から、結果は、次の通りでした。残念ながら、2年間では、LED電球はペイしません。
・従来電球 :2,260円/2年
・LED電球:3,300円/2年
ペイするためには、LED電球が、もっと安くないとなりません。LED電球がペイするためには、以下の価格でないとなりません。
・LED電球の価格:1960円 以下
ところが、リストを見ると、東芝の「LDA4N-G-E17/S」が1580円と安く、この条件を満たします。あれれ、買って良いのではないかしら?
この「LDA4N-G-E17/S」で試算すると、2年間の費用は1800円です。従来電球よりも、460円もお得です! 2年間で、缶コーヒーを約4本も、余計に飲めます!
次に電球が切れたら、試しに1個、買ってみても良さそうです。欲を言えば、もう少し明るいもの(60W形=760lm相当)があると良いのですが。今後に期待したいところです。
★まとめ:ダウンライト用LED電球の選び方
「断熱材施工器具」のダウンライトなどでは、対応したLED電球でないと、使用できません。箱に「断熱材施工器具対応」と書かれたものを選ぶ必要があります。
注意したい点は、寸法形状と光の広がる範囲です。メーカーや形式によって、違いがあります。
1)寸法形状。サイズが大きすぎたり、ソケット長さが合わないと、取り付けができない。
2)光の広がる範囲。斜め取り付けの器具では、広範囲に光が広がるタイプが良い。
また、LED電球の形式は、どれも似通っています。アルファベットが一文字違うだけで、違う製品(色が違う、明るさが違う、断熱材施工器具に対応しない、など)になってしまいます。特に、ネットで注文するときには、十分に注意しないといけません。
(追記) 2014/8/29
この記事を書いたときに比べて、LED電球がかなり安価になってきました。2000円未満のLED電球も増えて、寿命2年間でも初期費用を電気代の差でペイできます。買い時になりましたよ!!(実際、私もLED電球を買い始めています。現在3本を交換済みです。→こちらの記事)
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