家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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【今日の料理】 2011/12/13 夕食
 今日は,妻は午前中は娘(10ヶ月)を連れて,近所の保育園の育児支援室へ.クリスマスパーティーがあったそうです.
 妻は,午後からは,フリーマーケットの出店品を物色しに出かけました.その間,私は,家計簿を付けたり,掃除をしたり,専業主婦的な仕事をして過ごしました.育休はあと1ヶ月半ほど,家事に専念できる時間も,あとわずかです.
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★米飯

★鶏だんご鍋
 鶏挽肉に長ネギ・ショウガのみじん切りと片栗粉を加えて,だんごを作りました.その他の具は,白菜・人参・しめじ・長ネギ・春菊です.つゆは本だしだけなので,ポン酢しょうゆで頂きました.
 鶏だんごが優しい味で,美味でした.市販の鶏だんごは,香辛料と塩気が強くて,苦手です.

★ミニトマト

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【今日の料理工学】 厚い鍋と薄い鍋,磁石に付く鍋・付かない鍋~鍋比較
 料理に欠かせないのが,「鍋」です.
 鍋には,いろいろな厚さのものがあります.今回は,鍋の厚さについて,調べてみました.

★我が家の鍋,集合
 今回調べたのは,我が家にある鍋で,図1の3種類です.
a)圧力鍋
 ・ステンレス製
 ・直径約200mm×高さ約100mm
 ・価格:1万円くらい
b)両手鍋
 ・ステンレス製
 ・直径約200mm×高さ約100mm
 ・価格:2千円くらい
c)片手鍋
 ・ステンレス製
 ・直径約160mm×高さ約120mm
 ・価格:1千円以下
<図1>
20111213z01.jpg
 下図2は,各鍋の鍋底です.鍋aとbは,鍋底に別部品の板が固定されて,厚手になっています.
<図2>
a)圧力鍋
20111213z02a.jpg
b)片手鍋
20111213z02b.jpg
20111213z02c.jpg
 これらの鍋について,鍋の厚さと,鍋の材質(磁石に付くかどうか)を調べました.


★鍋の厚さと材質の調査方法
●鍋の厚さ
 鍋の底面および側面の厚さを測定しました.次のようにして測定しました.
A:鍋の底面の厚さ
 下図3のように,同じ高さの円筒(ミルク缶を使用)を2個用意します.一方の円筒の上に,鍋を逆さにして置きます.鍋の上には,平らな板(カッターマットを使用)を載せます.
<図3>
20111213z11.jpg
 下図4のように,鍋を載せていないミルク缶の上端から,平らな板の下面までの距離を,定規で測定しました 
<図4>
20111213z12.jpg
 平らな板が完全にまっすぐではなく,鍋の上面が床面と平行とは限らないので,多少の誤差がありそうです.1ミリくらいの測定誤差が生じるかもしれません.

B:鍋の側面の厚さ
 下図5のように,ノギスで測定しました.ただ,鍋の縁が突出しているので,直接は測定できません.そこで,鍋の外面に厚さが既知の板を置いて,鍋の内面から板の表面までの厚みを測定しました.鍋の厚さは,この測定値から,板の厚さを引いて,算出しました.
 ノギスなので,0.05mm単位で計れますが,いい加減な測定なので,0.1mmの位は,あまり信用できないかもしれません.
<図5>
20111213z13.jpg

●鍋の材質
 いずれの鍋も,「ステンレス鋼」とされています(各商品の説明書きより).どのような種類のステンレス鋼かを判断するために,鍋の底面および側面について,磁石(フェライト磁石)が付くか付かないかを,調べました.


★各鍋の厚さと材質は
 厚さの測定結果と,磁石の付く・付かないは,以下の通りでした.
a)圧力鍋
 ・底面:厚さ5mm ,磁石付く
 ・側面:厚さ1.0mm,磁石付かない
b)両手鍋
 ・底面:厚さ4mm ,磁石付く
 ・側面:厚さ1.0mm,磁石付かない
c)片手鍋
 ・底面:厚さ1mm ,磁石付く
 ・側面:厚さ0.5mm,磁石付く

 圧力鍋と両手鍋では,厚さは大差ないようです.片手鍋は,安価なもののためか,薄かったです.
 また,圧力鍋と両手鍋は,底面に別部品が固定され,厚底になっています.厚底にすると,鍋の熱容量を増やすことができます.これによって,調理時の加熱ムラを防げるのかもしれません.反面,薄手の鍋は,鍋本体が速やかに加熱されるため,湯沸しなどが短時間で済みそうです.
 また,圧力鍋と両手鍋の底の部分は,磁石に付く材質(ステンレス)です.IH調理器に対応するために,磁石に付く材質になっているのだと思われます.別部品の底以外の部分は,磁石に付かないステンレスです.磁石に付かないステンレス(オーステナイト系)は,磁石に付くステンレス(フェライト系・マルテンサイト系)よりも,耐食性が高い(錆びにくい)と思われます.


【今回の結論】
 鍋は,目指す機能によって,材質や厚さを使い分けているようです.


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料理はもちろんですが、鍋の研究には感心しました、
専業主婦の私には鍋をそこまで考えたこともありません、

楽しみにこれからのぞきます。
新しい発見でした。

UDOTORI | URL | 2011/12/14/Wed 09:19 [編集]
> UDOTORI さん
 コメントありがとうございます.
 育休中は「専業主夫」を語っている私ですが,なかなか料理の腕は上がりません.
 包丁や鍋にばかり,詳しくなってしまい,妻に嫌がられています…

マツジョン | URL | 2011/12/14/Wed 14:59 [編集]



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