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 不思議な町でガラクタを集めて修理。すぐに売って利益を得るか、手元に置いて能力を高めるか、選択が悩ましい。さあ、買うべきか、買わざるべきか?


 子供たちと遊ぶのを前提に、新発売・未発売のボードゲームの購入を検討する記事です。今回はキック開催中・2025年発売予定「エバーストーン:イグニスを見つけて/Everstone: Discovering Ignis」。

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画像出典:McDavitt Publishing; Everstone 英語版ルールブック (2024)


★ゲーム内容の確認


1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など



1)基本情報


・タイトル:エバーストーン~イグニスを見つけて
・作者:Sam McDavitt
・絵師: TJ Jacob
・原題:Everstone: Discovering Ignis
・発売年:2025年(予定)
・出版社(一例): McDavitt Publishing [1]
・プレイ人数:1~4人
・プレイ時間:30分/人
・推奨年齢:14歳以上

[1] Kickstarter: Everstone: Discovering Ignis
[2]Board Game Geek: Everstone: Discovering Ignis (2024)


2)テーマ


・年代:不明
・場所:不思議な土地・イグニス
・プレイヤーの立場:開拓者
・目的:名声を集めること。
・行うこと:
 ・各地を探検し、物品を集める。
 ・放置されたガラクタを修理する。
 ・修理したガラクタを売り、使い、能力を高める。


3)外観


・絵柄:絵本風の絵柄、落ち着いた色調の盤面
・コンポーネント:
 ・ボード:メインボード1個、個人ボード4式
 ・カード:約140枚
 ・木製コマ:約90個
 ・プラ製コマ:約60個
 ・紙製タイル:約10個
 ・その他:サイコロ3個
・箱サイズ:30×30cm(カタンサイズ)
・共通ボード:50×50cm程度(推定)
・個人ボード:30×15cm程度(推定)


4)ルール


 以下、英語語版マニュアル(McDavitt Publishing、2024年)を和訳参照した情報。

○基本システム


・個人ボード上のアクション選択
・個人エリアへの物品収集(効果の累積)

○主要物品


・共通エリア:
 ・共通ボード:
  ・地図:探検アクションで物品を取得。
  ・共通目標:早取りで得点。
  ・得点トラック:各人の得点を示す。
  ・影響トラック:進行でボーナス。
 ・カード売場:ガラクタカードの売場。
 ・サイコロ:調査アクションで使う。

・個人エリア:
 ・個人ボード:
  ・アクション選択肢:自色コマでアクションを選ぶ。
  ・ガラクタ置場:未修理のカードを置く。
  ・発動済カード:ボード下方に差す。
  ・改良カード:ボード上方に置く。
 ・サブボード:取得した物品の置場。
 ・影響コマ:所定アクションの実行に使う。
 ・個人目標カード:達成で得点。
 ・馬車コマ:共通ボードの地図上を動く。

・資源:3種(赤・青・黄の宝石)


○大まかな手順


  1. ラウンド制。終了条件を満たすまで続ける。
  2. 開始プレイヤーから、時計まわりに手番をとる。
  3. 手番では、以下を順に行う。
    ①個人ボードのアクション列1個を選び、自色コマを置く。
    ②その列のアクションを、上から順に、すべて実行できる。
    ③共通目標・個人目標を達成できる。
  4. 以下の条件を満たしたラウンドで、ゲーム終了。
    ・誰かが10点以上を得た。



○勝敗


・終了後、もっとも点数が高い人が勝ち。
・主な得点源:
 ・各アクション、カード効果、トラック進行、共通・個人目標


○アクション


a)交易:ガラクタカードを買う。
b)探検:地図上の馬車コマを移動し、効果を得る。
c)調査:サイコロを振り、資源を得る。
d)修理:ガラクタカードを修理し、売却/保持する。


○特徴的な要素


  • 個人ボードのコマを動かし、アクション列4個から1個を選ぶ。
    • 選んだ列のアクションを、上から順にすべて実行できる。
    • アクション列は、以下の構成を持つ。
      ①改良カード:記載効果を得る。最大1枚。
      ②メインアクション:固定されたアクション。
      ③カード置場:カードがないときに使えるアクション。
      ④保持カード:修理済カードの効果。最大6枚。


  • 個人ボードには、4個のカード置場がある。
    • カードを置かない場合、記載のアクションが実行できる。
    • 置いたカードは、修理アクションで修理できる。
    • 修理したカードは、売却または保持できる。
      a)売却:即時ボーナスを得る。
      b)保持:個人ボード下に挿し、アクション追加する。

  • カードの保持効果には、以下がある。
    • 緑:コスト不要で、記載効果を得る。
    • 青:コストを払い、記載効果を得る。
    • 赤:手持ちカードを捨て、記載効果を得る。
    • 茶:物品の置場を増やす。
    • 紫:コストを払い、得点を得る。

  • 探検アクションで、地図上の自色馬車コマを移動する。
    • 他者の馬車コマがある場合、コストを払ってどかす。
    • 効果を決める地図タイルは、使うたびリザーブと交換される。
    • 場所マスには、各人の影響コマの置場がある。
    • 影響コマを置いた人は、場所マスが使われるたび物品を得る。

  • 調査アクションでは、サイコロ3個を振る。
    • 2個の合計値で、資源の色を選ぶ。
    • 残り1個の出目の個数だけ、その資源を得る。
    • 選んだ色の影響トラックを1歩進む。
    • ガラクタカード山札と同じ3個の出目だと、カード取得できる。
    • 取得したカードは、修理完了として扱う(売却/保持)。

  • 影響チップは各人15個を持ってスタート。以下で使う。
    • 修理のコスト。共通ボードに置いて払う。
    • 青カードの発動コスト。
    • 紫カード発動で、得点時に使う。
    • 個人/共通目標の達成で、得点時に使う。

  • 以下の要素がある。
    • 改良カード:永続効果を与える。
    • 補助カード:ガラクタカードと同様に使える。
    • 個人目標カード:達成で得点。開始時とゲーム中に取得。



5)遊びやすさ


・言語依存:
 ・ボード上のアクション、目標は、文字による説明。
 ・カード効果はアイコン表示が多い。一部は短めの文字で説明記載。
 ・カード名は文字記載(フレーバー)。
・プレイ人数依存:
 ・2~4人用:人数に応じて、一部物品の種類・数を調整する。
 ・1人用:無人プレイヤーと競う。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・場所タイルは所定数を選んで使う。
 ・ランダム要素:
  ・ガラクタカード、改良カード、個人目標カードの出現順はランダム。
  ・サイコロの出目はランダム。
 ・応用ルール:
  ・個人別能力を加える応用ゲームがある。


6)入手性


・キックスターター情報[1]:
 ・プレッジ元  :Sam McDavitt/McDavitt Publishing
 ・プレッジ期間 :~2024/3
 ・プレッジ金額 :59USドル+送料33USドル
 ・発送時期   :2025/1

・一般販売予定:
 ・不明。

・日本語版の発売予定:
 ・2024/2/18、日本語版の発売予定は見当たらない。

[1] Kickstarter: Everstone: Discovering Ignis
[2]Board Game Geek: Everstone: Discovering Ignis (2024)


★考察:「エバーストーン」の魅力と懸念点


 ゲーム内容の確認結果から、魅力と懸念点をまとめます。

◎魅力を感じた点


  • カード収集。さまざまな効果を持つガラクタを集め、コストを払い効果発動する。よくあるシステムだが、カードを手札でなく、個人ボードに置く仕組みなので、スッキリと遊べそうだ。カードを置くことで、その列のアクションが減ってしまうというのも面白い。さらに、発動したカードは、すぐに売ってボーナスを得るか、個人ボードにキープしてアクションを増やすかを選べる。加えて、コストとしてカードを払うという選択肢もある。取得時、取得後、発動時など、さまざまなタイミングで、悩ましい意志決定を楽しめそうだ。
  • 調査アクション。通常、ガラクタカードは資源を払って修理する必要がある。しかし、調査アクションでサイコロを振ったとき、3個がガラクタカード山札の裏面と一致すると、そのカードを修理完了状態で取得できる。サイコロ出目は、コストを払えば修正も可能。これによって、計画的に進めるだけでなく、「イチかバチか」の挑戦ができる。コツコツいくか、チャレンジするか、いろいろなプレイスタイルで楽しめそうだ。
  • 影響コマ。各人は15個の影響コマを持ってスタート。効果発動や得点取得に必要だが、基本的に使うと戻って来ない。つまり得点を増やすほど、影響コマが減り、アクション実行数が減っていく。本ゲームは10点先取で勝利だが、この影響コマのしくみによって、得点が低いほど動きやすく、上位者に追いつきやすいだろう。最後まで勝敗の分からない、緊張感のあるゲームを遊べそうだ。


◎懸念点


  • 世界観。不思議な世界でガラクタ(Relics)を集めるという設定だが、プレイヤーが何者で、何を目指すのか(名声とは何か?)が、いまひとつはっきりしない。目的がはっきりしないと、世界に入り込めず、楽しみを減じてしまう懸念がある。
  • クラファン案件。本品の出版社「McDavitt Publishing」は、キャンペーン主催者McDavitt氏の会社で、自費出版に近い体制と思われる。そして、その最初の案件らしい。小規模会社の最初の商品となると、どうしても、計画どおりに進行するのか、不安がつきまとってしまう。それがクラファンの「可能性」でもあるのだが、懸念点には違いない。



★判定結果:「エバーストーン」は買うべきか?


 以上を踏まえて、「エバーストーン」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:気になる。


※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 カードの取得、保管、修理の各タイミングで、悩ましい選択があるシステム。サイコロによる運要素もあり、さまざまな戦略で楽しめそう。小規模出版社なので、購入チャンスはたぶん一度きり。支援すべきかどうかも、悩ましい選択です。





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