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 アメリカ西岸の湖をドリルで掘って、地熱発電とリチウム精製に励もう。カードを現金収支とアクション実行の2通りに使う、変則ワカプレ。


 子供たちと遊ぶのを前提に、新発売・未発売のボードゲームの購入を検討する記事です。今回は2024年発売予定「ソルトン湖/Salton Sea」。

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画像出典:Devir Games; Salton Sea 英語版ルールブック (2024)


★ゲーム内容の確認


1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など



1)基本情報


・タイトル:ソルトン湖/ソルトン・シー
・作者:David Bernal
・絵師:Amelia Sales
・原題:Salton Sea
・発売年:2024年(予定)
・出版社(一例): Devir Games [1]
・プレイ人数:1~4人
・プレイ時間:120分
・推奨年齢:14歳以上

[1] Devir Games: Salton Sea
[2]Board Game Geek: Salton Sea (2024)


2)テーマ


・年代:現代
・場所:アメリカ西岸・ソルトン湖
・プレイヤーの立場:地熱発電・リチウム精製を行う企業
・目的:企業間の競争に勝つこと。
・行うこと:
 ・掘削地を決め、ドリルで掘り、資源を抽出する。
 ・資源を加工し、取引先に売り、契約を履行する。
 ・新技術を開発し、自社の力を高める。
 ・有力な企業の株を取得し、利益を得る。


3)外観


・絵柄:淡い色使い、劇画風の場面イラスト
・コンポーネント:
 ・ボード:メインボード1個、個人ボード4個
 ・木製コマ:約90個
 ・紙製タイル:約50個
 ・カード:約210枚
・箱サイズ:28×20cm(カカオサイズ、推定)
・共通ボード:50×50cm程度(推定)
・個人ボード:25×15cm程度(推定)


4)ルール


 以下、英語語版マニュアル(Devir Games、2024年)を和訳参照した情報。

○基本システム


・個人エリアのアクション選択
・個人エリアへの物品収集(効果の累積)

○主要物品


・共通エリア:
 ・目標カード:早取りまたは終了時に得点。
 ・カード売場:土地・開発・契約・基本カードが並ぶ。
 ・株トラック:3種の企業について、株取得状況を示す。
 ・価格タイル:物品の買取価格を示す。

・個人エリア:
 ・個人ボード:
  ・アクションマス:自色コマを置いてアクション実行
  ・成長トラック:企業の成長を示す。
  ・故障トラック:設備の故障状態を示す。
  ・物品トラック:所持資源数を示す。倉庫カードで構成。
 ・契約カード:達成でボーナス。
 ・研究カード:一回効果/永続効果を与える。
 ・採掘カード:ドリルを進め、採掘できる資源を示す。
 ・自色コマ:アクション実行に使う。初期4/最大7個
 ・手札:基本カード。現金およびアクション選択肢として使う。

・資源:3種(電池・地熱・塩水)


○大まかな手順


  1. ラウンド制。終了条件を満たすまで続ける。
  2. 開始プレイヤーから、時計まわりに手番をとる。
  3. 手番では、以下を順に行う。
    ①アクションマス1個を選び、自色コマを置く。
    ②そのアクションを実行する。
  4. 全員が自色コマを使い切ったら、ラウンド終了。
    ①自色コマを手元に戻す。
    ②使用済カードを回収/整理する。
    ③共通ボードの売場を更新する。
    ④次手番の人が開始プレイヤーになり、次ラウンドへ。2~
  5. 以下条件いずれかを満たしたラウンドで、ゲーム終了。
    イ)売場の契約カードが尽きた。
    ロ)企業トラック2個がゴールに着いた。


○勝敗


・終了後、勝利点を集計し、点数が高い人が勝ち。
・主な得点源:
 ・ゲーム中:契約カード、掘削カード、目標カード
 ・終了時:株トラック、研究カード、目標カード


○アクション


a)土地:採掘カードを得る。
b)掘削:採掘カード上のドリルを進める。
c)抽出:採掘カード上の資源を得る。
d)加工:資源を製品に加工する。
e)修理:設備(ドリル・製造機)の故障を直す。
f)売却:製品を売る。
g)契約:契約カードを得る。
h)達成:契約カードを達成する。
i)研究:研究カードを得る。
j)投資:株トラックを進める。
k)成長:成長トラックを進める。
l)金策:基本カード(現金)を得る。
m)再動:実行済アクション1個を再実行する。


○特徴的な要素


  • 自色コマを空マスに置いて、記載のアクションを実行する。
    • 個人ボードには、所定のアクションマスがある。
    • 手札から1枚出して、すぐにアクションマスとして使える。
    • 契約カード、研究カードにもアクションマスがある。

  • 基本カードを、現金として使う。
    • 基本カードには、3種類の額面(1/3/5点)がある。
    • 現金取得時は、額面合計ぶんの基本カードを得る。
    • 現金支払い時は、額面合計ぶんを払う(お釣りなし)。

  • ドリルで土地を掘削し、塩水を得る。
    • 土地カードを取得し、個人ボード左下に並べる。
    • 掘削アクションで、土地カード上のドリルコマを進める。
    • 抽出アクションで、ドリルコマより浅い場所の塩水を得る。
    • 全塩水を抽出した土地カードは、ボーナスを与える。
    • 岩マークを進むと、ドリルはダメージを受ける。
    • 一定以上ダメージを受けると、ドリルが使えなくなる。
    • ダメージ解消には、修理アクションを使う。

  • 塩水を加工し、製品を得る。
    • 塩水は、地熱またはリチウムに変換できる。
    • 生産加速により、得られる資源数を増やせる。
    • 生産加速すると、製造機がダメージを受ける。
    • 一定以上ダメージで、製造機が使えなくなる。
    • ダメージ解消には、修理アクションを使う。
    • 製品は、企業ごとに異なる金額で売れる。
    • 製品は、契約カードの達成にも使える。

  • 3つの企業の株トラックがある。
    • 企業に物品を売るたび、企業コマが進む。
    • 株を買うと、自色コマを進められる。進行でボーナス。
    • 企業コマを超えて自色コマを進めることはできない。

  • 以下の要素がある。
    • 成長トラック:進行により自色コマ追加/倉庫拡張。
    • 倉庫カード:資源の置場。
    • 研究カード:1回効果/永続効果を与える。
    • 配当タイル:株トラック進行で取得。ラウンド1回効果。


5)遊びやすさ


・言語依存:
 ・すべての処理はアイコンで記載。
 ・フレーバー文字の記載もない。
・プレイ人数依存:
 ・2~4人用:人数に応じて、一部物品の数を調整する。
 ・1人用:無人プレイヤーと競う。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・目標カードはランダムに所定数を使う。
 ・ランダム要素:
  ・土地・契約・研究・基本カードの出現順はランダム。
  ・物品売却額を示すタイルの出現順はランダム。


6)入手性


・一般販売予定[1]:
 ・発売予定時期:2024/2予定
 ・メーカー価格:39.99USドル

・日本語版の発売予定[5]:
 ・2024/2/4時点、日本語版の発売予定は確認できない。

[1] Devir Games: Salton Sea
[2]Board Game Geek: Salton Sea (2024)


★考察:「ソルトン湖」の魅力と懸念点


 ゲーム内容の確認結果から、魅力と懸念点をまとめます。

◎魅力を感じた点


  • テーマ。ソルトン湖という実在の湖が舞台。採掘する土地を決め、ドリルで掘り、資源を回収する。資源から製品を加工し、売却したり、契約を履行したりする。1アクションが1ステップになっていて、ゲーム中で自分が何をしているか、きわめて分かりやすい。テーマに入り込んで、集中して楽しむことができそうだ。
  • カードの使い方。基本カードは現金であると同時に、アクション選択肢としても使える。アクションとして使う場合、何ラウンドでも手札に残すことができる。額面の高いカードはアクションが強いので、手札に残すべきか、ここぞという支払いに使うか、悩ましい選択を楽しめそうだ。


◎懸念点


  • 個人ボードのワカプレ。コマを置いてアクションをする、いわゆるワーカープレイスメント方式。しかし、コマを置く先は、すべて個人エリア上(個人ボードまたはカード)となっている。共通ボードはカード売場と、トラック進行の機能だけ。せっかくのボードゲームなので、全員が中央エリアにエネルギーを集中して遊びたい。個人エリアのやりくりに終始してしまうのは、もの足りない気がする。
  • 外観。共通エリアには多量のカードが並び、個人ボードには多数のマス目が並ぶ。全体に無味乾燥な印象を感じさせるデザインで、「ぜひ遊びたい」とは思えない。スマートに整理されすぎている気がする。
  • 言語依存フリー。言語依存フリーなのは嬉しいが、各カードのイラストが、何を示しているのか分からないのがもったいない。カード名だけテキストを入れるなど、内容が分かるような仕掛けが欲しかった。各アクションが具体的なだけに、カードの意味するプロセスが分からないのは残念だ。



★判定結果:「ソルトン湖」は買うべきか?


 以上を踏まえて、「ソルトン湖」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:うちには必要ない。


※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 ドリルで掘削して資源を採掘、製品に加工するプロセスが楽しそう。ただ、アクション選択が個人エリアで完結してしまうので、黙々としたプレイ感になりそうです。残念ながら、見送りとします。


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画像出典:Devir Games; Salton Sea 英語版ルールブック (2024)


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