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 14世紀、銀山で栄えたチェコの町。地下に坑道を、地上にさまざまな建物を建て、町を発展させよう。刻々と変動する物価に対応し、チャンスを逃すな。


 子供たちと遊ぶのを前提に、新発売・未発売のボードゲームの購入を検討する記事です。今回は2023年発売予定「クトナー・ホラ/Kutna Hora: The City of Silver」。

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画像出典:Czech Games Edition; Kutna Hora 英語版ルールブック (2023)


★ゲーム内容の確認


1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など



1)基本情報


・タイトル:クトナー・ホラ:銀の町
・作者:Ondrej Bystron, Petr Caslava, Pavel Jarosch
・美術:Roman Bednar, Stepan Drastak, Milan Vavron
・原題:Kutna Hora: The City of Silver
・発売年:2023年10月(予定)
・出版社(一例): Czech Games Edition [1][2]
・プレイ人数:2~4人
・プレイ時間:30分/人
・推奨年齢:13歳以上

[1] Czech Games Edition:Kutna Hora the City of Silver
[2]Board Game Geek: :Kutna Hora the City of Silver (2023)


2)テーマ


・年代:14世紀
・場所:チェコ・クトナーホラの町
・プレイヤーの立場:有力な一族
・目的:町の発展に貢献すること。
・行うこと:
 ・坑道を伸ばし、鉱石の生産量を高める。
 ・土地を買い、建物を建て、町を豊かにする。
 ・教会建造に協力し、評判を高める。
 ・貴族の支援を得る。

3)外観


・絵柄:白黒を基調としたボード、鮮やかな色彩のタイル
・主要コンポーネント:
 ・ボード:メインボード1式、個人ボード4個
 ・新素材コマ:約130個
 ・紙製タイル:約100個
 ・紙製チップ:約80個
 ・カード:約50枚
 ・その他:紙製表示器2式
・箱サイズ:30×30cm(カタンサイズ)
・共通ボード:60×60cm程度(推定)
・個人ボード:30×15cm程度(推定)


4)ルール


 以下、英語語版マニュアル(Czech Games Edition、2023年)を和訳参照した情報。

○基本システム


・アクション選択(ラウンドごとの回数制限)
・共通ボードへの物品配置(効果の累積、勝利点の獲得)

○主要物品


・共通ボード:
 ・売場:建物タイル、坑道タイルの売場。
 ・税金トラック:税金を示す。
 ・貴族エリア:終了時得点を決める。
 ・町:建物タイルを置く。
 ・鉱山:坑道タイルを置く。
 ・表示器:物品の価格を示す。
 ・教会:建築を進めるとボーナス。

・個人エリア:
 ・個人ボード:
  ・ギルドタイル:建築可能な建物種類を示す。
  ・権利コマ:土地の所有者を示す。
  ・家コマ:建物の所有者を示す。
  ・工員コマ:坑道の所有者を示す。
  ・収入トラック:収入を示す。4トラックある。
  ・評判トラック:評判を示す。
 ・カード:アクション実行に使う。内容固定の6枚。

・資源:1種(現金)


○大まかな手順


  1. ラウンド制。人数に応じ、全5~6ラウンド。
    ・開始プレイヤー:いちばん最近、地下に潜った人。
  2. 開始プレイヤーから、時計まわりに手番をとる。
  3. 手番では、以下を順に行う。
    ①手札からカード1枚を出し、記載アクション1個を実行する。
    ②2枚目のカードを出し、記載アクション1個を実行する。
    ・ラウンド3手番目は、2枚目は出せない。
  4. 全員が3手番をとったら、ラウンド終了。
    ①全員、記載の税金を払う。
    ②ラウンドごとの処理(物品追加、得点)を実行する。
    ③カードをすべて手札に戻す。
    ④開始プレイヤーを左に移動し、次ラウンドへ。
  5. 所定ラウンドを終えたらゲーム終了。


○勝敗


・終了後、勝利点を集計し、点数が高い人が勝ち。
・主な得点源:
 ・ゲーム中:建物・坑道・教会の建築
 ・ラウンド終了時:貴族エリア
 ・終了時:建築した建物・坑道、収入・評判トラック


○アクション


a)坑道:坑道タイルを取り、ボードに置く。
b)権利:建物タイルを得る。
c)区画:町に権利コマを置く。
d)建築:権利コマの場所に建物を建てる。
e)収入:収入トラックにしたがい、収入を得る。
f)教会:教会の工事を進める。
g)ジョーカー:いずれかのアクションを実行。


○特徴的な要素


  • アクションカードでアクションを選ぶ。
    • 全員同じ内容の6枚を持つ。
    • カードには、2つのアクションが書かれている。重複あり。
    • 実行できるのは一方のアクションだけ。
    • 各カードは、ラウンドで1回しか使えない。

  • 共通ボードの町エリアに建物タイルを置く。
    • 権利、区画、建築の3アクションで、建物タイルを置く。
    • 建物には、私有建物と公共建物がある。
    • 私有建物は、建てた人が所有する。
    • 私有建物は、プレイヤーごとに建てられる種類が異なる。
    • 私有建物を建てると、収入が増し、物品価格が変動する。
    • 公共建物は、どのプレイヤーも所有しない。

  • 共通ボードの鉱山エリアに坑道タイルを置く。
    • 坑道を建てると、収入が増し、物品価格が変動する。
    • 建築コストは隣接する坑道で決まる。

  • 物品の価格は、表示器で示される。
    • 表示器は2個あり、それぞれ3種の物価を示す。
    • スライド棒の移動とカードの更新で、物価が変わる。
    • 物価は、主に坑道・建物の設置により変動する。
    • 物品コストを払うときは、対応する現金を払う。

  • 貴族チップが、ラウンド終了時の得点方法を決める。
    • 公共建物を建てるたび、貴族チップが増える。
    • 収入アクションで、貴族チップを貴族エリアに移動できる。
    • 貴族エリアの条件達成×チップ数で、ラウンド終了時に得点。

  • 以下の要素がある。
    • ペリカンチップ:教会の建築に必要。
    • 教会:11タイルからなる。建築のたび、1枚ずつ表にする。


5)遊びやすさ


・言語依存:
 ・基本物品には、ゲーム進行に関わる文字記載はなし。
 ・2人用で使うイベントカードには、文字による処理説明がある。
・プレイ人数依存:
 ・2~4人用:人数に応じて、一部物品の種類とラウンド数を調整する。
 ・2人用:イベントカードを追加する。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・坑道タイルの初期配置はランダム設定。
  ・個人ボードのギルドタイルの配置はランダム設定。
 ・ランダム要素:
  ・坑道・建物タイルの出現順はランダム。


6)入手性


・一般販売予定[1][2]:
 ・発売予定時期:2023/10
 ・メーカー価格:59.95USドル

・日本語版の発売予定:
 ・2023/9/30時点、日本語版の発売情報は見当たらない。

[1] Czech Games Edition:Kutna Hora the City of Silver
[2]Board Game Geek: :Kutna Hora the City of Silver (2023)


★考察:「クトナーホラ」の魅力と懸念点


 ゲーム内容の確認結果から、魅力と懸念点をまとめます。

◎魅力を感じた点


  • テーマ。実在の銀山の町を舞台に、その発展を追体験する内容。地下に坑道を伸ばし、地上に関連する施設(銀加工業、建築業、食料品店、酒場など)を増やしていく。同時に、大きな教会の工事も進めていく。徐々に人口が増え、にぎやかになっていく町の様子を感じつつ、世界観に入り込んで遊べそうだ。
  • 価格表示器。棒のスライドとカードの交換で物価変動を詳細に示す表示器のしくみが興味深い。建物が建つと人口が増え、複数の物品に同時に影響を与える。これをカード交換で再現している。個別の物品の価格変動は、棒のスライドで示される。需要と供給の変化を現実に近い形でシミュレートする、素晴らしいギミックだ。
  • 物品。「リウッド/Re-wood」という環境配慮型の新素材を使用したコマが、どんなものか興味がある。色彩もよく、白黒を基調としたボードに、色鮮やかなタイル類が映える。作りのよい物品を目にしながら遊ぶと、満足感にひたれそうだ。


◎懸念点


  • 金銭処理。6種類の物品(木材、食料、酒、鉱石、銀、人件費)が登場し、価格が常に変動する。コストとしてこれらを払ったり、収入として得るときには、直接これらの物品を扱うのでなく、現金に換算して払う/得る。頭の中で計算しなければいけないため、処理が煩雑だ。特にコスト支払いのときは、実際にやろうとしたらお金が足りない、など、混乱のタネになりそうだ。自分も含め、子供たち(娘12歳、長男9歳、次男7歳)とスムーズに遊べるかどうか、やや自信がない。


★判定結果:「クトナーホラ」は買うべきか?


 以上を踏まえて、「クトナーホラ」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:気になる。


※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 銀山の町という舞台が、ロマンを感じさせる。物品も落ち着いた雰囲気で好印象。物価を見ながらの金銭マネジメントは難しそうですが、遊びごたえがありそうです。日本でも発売されるか、様子を見たいと思います。


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画像出典:Czech Games Edition; Kutna Hora 英語版ルールブック (2023)


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