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 春夏秋冬、仕事に励む動物たち。建物を建て、仲間を集めて、海辺の町を豊かにしよう。動物ワカプレ「エバーデール」の新作。


 子供たちと遊ぶのを前提に、新発売・未発売のボードゲームの購入を検討する記事です。今回は2023年発売「エバーデル・ファーショア/Everdell Farshore」。「エバーデール/Everdell」と世界観を共有する、単体で遊べる商品です。

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画像出典:Starling Games; Everdell Farshore 英語版ルールブック (2023, WEB v12_20230411)


★ゲーム内容の確認


1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など


1)基本情報


・タイトル:エバーデール・ファーショア
・作者:James A. Wilson, Clarissa A. Wilson
・意匠:Jacqui Davis
・原題:Everdell Farshore
・発売年:2023年
・出版社(一例): Starling Games [1][2]
・プレイ人数:1~4人
・プレイ時間:40~80分
・推奨年齢:10歳以上

[1] Tabletop Tycoon: Everdell Farshore
[2]Board Game Geek: Everdell Farshore (2023)


2)テーマ


・年代:動物たちの世界
・場所:エバーデール谷の北、海岸の町ファーショア
・プレイヤーの立場:町で暮らす動物の長
・目的:町を豊かにすること。
・行うこと:
 ・物品を集め、建物を建て、仲間を集める。
 ・船で未知の海を探検し、宝を集める。
 ・次の季節のために休息し、英気を養う。

3)外観


・絵柄:絵本のような描写の動物たち
・コンポーネント:
 ・ボード:メインボード1式
 ・カード:約160枚
 ・木製コマ:約20個
 ・プラ製コマ:約150個
 ・紙製タイル:約42個
 ・紙製チップ:約50個
 ・その他:紙製コマ4個、金属製コマ12個
・箱サイズ:30×30cm(カタンサイズ)
・共通ボード:直径50cm程度(推定)


4)ルール


 以下、英語語版マニュアル(Starling Games, 2023, WEB v12_20230411)を和訳参照した情報。

○基本システム


・ワーカープレイスメント
・個人エリアへの物品収集(効果の累積、勝利点の獲得)

○主要物品


・共通ボード:
 ・灯台:未使用コマ、山札・捨て札の置場。
 ・風向きタイル:船トラック進行の条件を示す。
 ・地図タイル:目標達成で得点。
 ・カード売場:カードが置かれる。
 ・アクションマス:プレイヤーのコマを置きアクション実行。
 ・島タイル:毎ゲーム変化するアクションマス。
 ・船トラック:進行で物品獲得。
・個人物品:
 ・自色コマ:アクション実行に使う。
 ・船コマ:船トラックを進む。
 ・イカリ:仲間カードの有効化に使える。
 ・手札:未発動のカードを持つ。
 ・カード置場:発動済カードを並べる。
・資源:4種(木、海藻、石、キノコ)、ワイルド1種(宝物)


○大まかな手順


  1. 手番制。終了条件を満たすまで続ける。
    ・開始プレイヤー:いちばん潮くさい人。
  2. 開始プレイヤーから、時計まわりに手番をとる。
  3. 手番では、以下いずれか1個を行う。
    a)アクション:自色コマをアクションマスに置き、アクション実行。
    b)カード:コストを払い、カード1枚を有効化。
    c)収入:自色コマを手元に戻し、収入を得る。
  4. 全員が1・2・3回目の収入を終えたら、盤面を更新する。
  5. 全員が4回の収入を終えたら、ゲーム終了。


○勝敗


・終了後、勝利点を集計し、点数が高い人が勝ち。
・主な得点源:
 ・ゲーム中:各アクション
 ・終了時:発動済カード、宝物、地図タイル、船トラック


○アクション


a)場所:記載物品を取得する。
b)島:記載物品を取得する。
c)港:手札と資源を交換する。★
d)展望台:手札を交換する。★
e)砂丘:地図タイルを得る。★
f)カード:発動済カードのアクションマス。
★:置けるコマ数の制限なし

○特徴的な要素


  • アクションマスに自色コマを置き、アクション実行する。
    • 自色コマは最初1個だけ。最大4個に増える。

  • コストを払い、個人エリアにカードを発動する。
    • 手札または売場のカードを発動できる。
    • カードには、仲間と建物がある。
    • 発動したカードは、色により異なる効果をもたらす。
      緑)収入を増す。
      青)永続効果を与える。
      茶)即時効果を与える。
      赤)追加のアクションマスになる。
      紫)終了時得点。
    • 発動できるカードは15枚まで。

  • アクション実行できなければ、収入を得る。
    • 収入後、自色コマが1個追加され、すべて手元に戻る。
    • 4回の収入を終えた人はゲームを抜け、残りの人は続ける。

  • 以下の要素がある。
    • 地図タイル:条件を満たして獲得。終了時得点。
    • 風向きタイル:表示種類のカードを出すと、船トラック進行できる。
    • 船トラック:物品獲得/終了時得点。
    • イカリ:無料で仲間カードを発動できる。


5)遊びやすさ


・言語依存:
 ・カードの効果説明は文字による表記。読めないと理解困難。
 ・カード名は文字記載(フレーバー)。
・プレイ人数依存:
 ・2~4人用:人数に応じて、一部物品の数を調整する。
 ・1人用:無人プレイヤーと競う。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・島タイルは、所定数を選んで使う。
 ・ランダム要素:
  ・カード、風向きタイルの出現順はランダム。


6)入手性


・海外版[1][2]:
 ・発売時期:2023年
 ・メーカー価格:100USドル(特別価格75USドル)

・日本語版の発売予定:
 ・2023/8/26時点、日本語版の発売予定は確認できない。

[1] Tabletop Tycoon: Everdell Farshore
[2]Board Game Geek: Everdell Farshore (2023)


★考察:「エバーデル・ファーショア」の魅力と懸念点


 ゲーム内容の確認結果から、魅力と懸念点をまとめます。

◎魅力を感じた点


  • 多彩な得点源。動物ワカプレ「エバーデール」に比べて、船トラックや地図タイルなど、大きな得点源が追加されている。カードプレイだけでなく、さまざまな戦略を楽しめそうだ。


◎懸念点


  • 多彩すぎるカード。「エバーデール」同様に、種類が豊富すぎるカード。言語依存が高く、内容を読まないと理解できない。かつ、引きが完全ランダム。あらかじめ相乗効果を考えて作戦を練るのが難しそう。結局、手札に応じた「場なり」プレイになりそうだ。「テラフォーミングマーズの悲劇」で経験した「カオスなプレイ感」を連想させる。とても怖い。
  • 価格。海外版は定価100USドル≒1.5万円。カードテキスト主体に進行する60分程度のゲーム内容に対して、この価格は、割高感を感じる。とても容認できない。


★判定結果:「エバーデル・ファーショア」は買うべきか?


 以上を踏まえて、「エバーデル・ファーショア」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:うちには必要ない。


※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 前作エバーデールと比べて得点要素が増え、いろいろな戦略を試せそうな印象です。しかしやはり、カオスなユニークカード中心のゲーム内容に見え、私の苦手分野です。残念ながら、購入候補外とします。


商品画像★ amazon.com (海外)

Everdell Farshore - by Starling Games - 1-4 Player Stand-alone Game in the World of Everdell



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