家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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 我らの惑星が燃えてしまう。脱出しなければならない。宇宙船で物資を送り込み、新たな惑星での生活基盤を整えるのだ。2つの惑星の個別資源管理で、高い計画性が試される。


 子供たちと遊ぶのを前提に、新発売・未発売のボードゲームの購入を検討する記事です。今回は2023年発売予定「エヴァキュエーション/Evacuation」。日本語版は、2024年に数奇ゲームズから発売予定。

20230818zev01.jpg
画像出典:Delicious Games; Evacuation 英語版ルールブック WIP 9_1 (2023)


★ゲーム内容の確認


1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など


1)基本情報


・タイトル:エヴァキュエイション/エバキュエーション/脱出
・作者:Vladimir Suchy/ウラジミール・スヒィ
・意匠:Michal Peichl
・原題:Evacuation
・発売年:2023年(予定)
・出版社(一例): Delicious Games [1][2]
・プレイ人数:1~4人
・プレイ時間:60~150分
・推奨年齢:12歳以上

[1]Delicious Games
[2]Board Game Geek: Evacuation (2023)


2)テーマ


・年代:惑星滅亡が迫る未来
・場所:移住元・移住先の惑星
・プレイヤーの立場:移住計画の主導者
・目的:新惑星への移住を完了すること。
・行うこと:
 ・資源を集め、新世界に必要な施設を作る。
 ・宇宙船を建造し、施設や住民を新世界に運ぶ。
 ・新世界のインフラを築き、資源の生産量を増す。
 ・衛星を進め、技術を開発し、新世界に適応する。
 ・娯楽施設を作り、人々の幸福度を増す。


3)外観


・絵柄:レトロな空想科学イラスト調の絵柄
・コンポーネント:
 ・ボード:メインボード1個、個人ボード4個
 ・木製コマ:約230個
 ・紙製タイル:約150個
 ・紙製チップ:約20個
 ・カード:約140枚
・箱サイズ:32×23cm(オルレアンサイズ)
・共通ボード:90×30cm程度(推定)
・個人ボード:20×10cm程度(推定)


4)ルール


 以下、英語語版マニュアル(Delicious Games、2023年 WIP 9_1)を和訳参照した情報。

○基本システム


・アクション選択式
・個人/共通エリアへの物品配置(効果の累積/勝利条件獲得)


○主要物品


・共通ボード:
 ・旧惑星:初期物品が置かれる
 ・新惑星:新規物品を配置する
 ・衛星トラック:進行でボーナス
 ・ラウンド表示:ラウンド別のボーナスを示す
 ・カード売場:娯楽施設、宇宙船、生活基盤がある

・個人エリア:
 ・個人ボード:
  ・旧惑星:旧惑星用の物品を置く。
  ・新惑星:新惑星用の物品を置く。
  ・スロット・マーカー:アクション選択肢とコストを示す。
  ・技術:特殊能力を与える。
  ・生産トラック:資源の生産量を示す。
 ・個人物品:
  ・工場タイル:有効化した後、新惑星に置ける。
  ・住民コマ:有効化した後、新惑星に置ける。
  ・カード:アクション実行に使う。
  ・設備:宇宙船、娯楽施設、生活基盤を置く。
 ・資源:3種(エネルギー、鉄、食料)

○大まかな手順


  1. ラウンド制。最大4ラウンド。
  2. 収入フェーズ:全員同時に行う。
    ①旧世界の自色タイルから収入を得る。
    ②個人ボードの生産トラックに応じ、収入を得る。
    ③ラウンド表示にしたがい、食料を消費する。
  3. アクションフェーズ:
    ①順番トラックにしたがい、1手番ずつとる。
    ②手番では、以下を順に行う。
    ・個人ボードのアクション1個を選ぶ。
    ・そのスロットにアクションカード1枚を差す。
    ・そのスロットのアクションを実行する。
    ③アクション実行不可の場合、パスする。
    ④全員がパスするまで、手番を繰り返す。
  4. 搬送フェーズ:全員同時に行う。
    ①旧世界の宇宙船に物品を乗せられる。
    ②宇宙船を新世界←→旧世界に移動できる。
  5. 管理フェーズ:
    ①幸福マークの多寡にしたがい、順番を更新する。
    ・以降の各手順は、新しい順番にしたがって行う。
    ②使用スロットの数字合計に応じ、衛星トラックを進める。
    ③使用スロットの数字合計に応じ、ラウンドボーナスを得る。
    ④共通エリアの物品を更新する。
    ⑤個人エリアのアクションカード・トラックをリセットする。
    ⑥終了条件が未達なら、次ラウンドに進む。2~
  6. ラウンド終了時、以下いずれかを満たしたらゲーム終了。
    イ)誰か1人以上が、以下両方を満たした:
     ・3種類の資源とも、生産量が8以上
     ・娯楽施設を3個以上所有
    ロ)全4ラウンドを終えた。


○勝敗


・4ラウンド終了までに終了条件を満たした人がいれば、その人が勝ち。
・いない場合:点数を集計し、いちばん高い人が勝ち。
 ・主な点数源:資源の生産量、幸福マーク数
 ・減点:減点チップ、旧世界に残った自色チップ、娯楽施設3個未満


○アクション


a)基盤:生活基盤カードを取得/有効化する。
b)造船:宇宙船カードを買う。
c)娯楽:娯楽施設カードを買う。
d)工場:工場を有効化する。
e)住民:住民を有効化する。
f)移住:工場・住民を新惑星に配置する。
g)技術:技術タイルの能力を解放する。
h)資源:資源を取得/交換する。


○特徴的な要素


  • 個人ボードにカードを挿し、アクション実行する。
    • 基本ルールでは、カード裏面を使う(カード効果なし)。
    • アクショントラック記載のコスト(2回目まで無料)を払う。
    • カードを挿すたびアクショントラックが進み、コストが増す。
  • 新世界と旧世界に分かれている。
    • 一方の世界の資源は、他方の支払いには使えない。
    • 資源を払って得た物品は、個人ボードの払った世界側に置く。
    • 旧世界の物品(個人/共通ボード上)は、宇宙船で新世界に運べる。
    • 資源・工場・住民・娯楽施設を運べる。
  • 共通ボードの新世界に物品を配置する。
    • 工場・住民はまず有効化して個人ボードに配置。
    • その後、個人ボードから共通ボードに配置できる。
    • 配置にはコストと条件充足(所定セット同時配置など)が必要。
    • 物品配置すると、資源の生産量が増す。
  • ラウンド終了時、差したカードの場所・枚数でボーナスがある。
    • 各スロットには数字があり、枚数分のパワーを得る。
    • パワー合計値だけ、衛星トラックを進める。
    • 衛星トラック進行で、新世界の物品配置可能エリアが増す。
    • パワーがラウンドごとの指定値と等しいと、ボーナス物品を得る。
  • 以下の要素がある。
    • 生活基盤:コストを払い有効化。生産量を増す。
    • 技術:解放で即時/永続効果を与える。個人別に異なる。
    • 娯楽施設:勝利条件のひとつ。幸福マークを与える。


5)遊びやすさ


・言語依存:
 ・技術タイルの効果は文字による記載。
 ・その他のタイル・カードには、文字記載はない。
・プレイ人数依存:
 ・2~4人用:人数に応じて、一部使用エリアを調整する。
 ・1人用:無人プレイヤーと対戦する。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・技術タイルは個人別。毎回1セットを選ぶ。
 ・ランダム要素:
  ・娯楽施設・宇宙船・生活基盤カードの出現順はランダム。
 ・バリアント:
  ・4ラウンド固定で得点を競うポイントモードがある。
  ・アクションカードの記載効果を使う応用ルールがある。
  ・共通目標カードを追加できる。

6)入手性


・一般販売予定[1][2]:
 ・発売予定時期:2023年予定
 ・メーカー価格:不明

・日本語版の発売予定:[3]
 ・取扱いメーカー:数奇ゲームズ
 ・発売予定時期:2024年予定
 ・メーカー価格:不明

[1]Delicious Games
[2]Board Game Geek: Evacuation (2023)
[3]ホリケン/円卓P@GM2023春「コ35」:X 2023/11/4ポスト


★考察:「エヴァキュエイション」の魅力と懸念点


 ゲーム内容の確認結果から、魅力と懸念点をまとめます。

◎魅力を感じた点


  • テーマ。太陽の熱が増し、人類存続が困難になった惑星。これを打開するため、新惑星に移住を計画する。与えられた時間は4年。分かりやすくもスリルとロマンのあるSF設定で、ゲームの世界にどっぷり入り込めそうだ。
  • ダブル資源管理。最初は旧世界に豊富な工場があり、資源が潤沢に手に入る。これを少しずつ新世界に移動し、生産量も人口も減少していく。その一方で新世界の施設が増し、こちらに生活の重点が移動していく。一方の世界の資源は他方に使えないので、どのように生産量を移動していくか、高い計画性が求められそうだ。かなり難しいパズルになりそうだが、そのぶん遊びごたえが高そうだ。


◎懸念点


  • 絵柄。SFテーマだが、パッと見た絵柄の印象は「昭和の空想科学プラモデル」的なイメージ。どうにもチープなイメージをぬぐえない。雰囲気が「テラフォーミングマーズ」に似ていて、あの悪夢が思い出される。我が家のメンバーには不評なのではないか。
  • リプレイ性。個人ボードの技術タイルが複数パターンあるものの、ランダム要素は売場カード(宇宙船、娯楽施設、生活基盤)だけ。共通ボードの地図の内容は変化しない。どれほどのリプレイ性があるか分からない。
  • 言語依存。技術タイルのみだが、文字による記載がある。できれば日本語版が遊びやすいと思う。人気作家(ウラジミール・スヒィ氏)の著作なので、日本語版の発売を期待したい。


★判定結果:「エヴァキュエイション」は買うべきか?


 以上を踏まえて、「エヴァキュエイション」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:うちには必要ない。


※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 滅亡の迫る惑星を捨て、新しい惑星に移住するというロマンあふれるテーマ。新旧両方の地の資源を管理しつつ、上手に移行していく計画的プレイを楽しめそうです。ただ、我が家には不評そうな雰囲気から、購入候補外とします。


商品画像★ amazon.com (海外)

Rio Grande Games: Evacuation - Strategy Board Game, Space Civilization Building, Resource Management, Apocalyptic, Ages 14+, 1-4 Players, 90-120 Min



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