家と子供と、今日のおじさん(仮)

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 架空の19世紀、革新的な発電技術が発明された。アクション&ネットワーク構築のダブル機能タイルを使いこなし、産業革命を推進せよ。


 子供たちと遊ぶのを前提に、新発売・未発売のボードゲームの購入を検討する記事です。今回は2023年発売予定「ニュークリウム(Nucleum)」。日本語版はテンデイズゲームズから、2024年発売。

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画像出典:Board & Dice; Nucleum 英語版ルールブック (Web版, 2023)


★ゲーム内容の確認


1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など


1)基本情報


・タイトル:ニュークリウム/ニュークレウム
・作者:David Turczi, Simone Luciani
・意匠:Andreas Resch, Zbigniew Umgelter
・原題:Nucleum
・発売年:2023年(予定)
・出版社(一例): Board & Dice [1]
・プレイ人数:1~4人
・プレイ時間:60~150分
・推奨年齢:14歳以上

[1] Board & Dice: Nucleum
[2]Board Game Geek: Nucleum (2023)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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2)テーマ


・年代:架空の19世紀
・場所:架空のドイツ・ザクセン地方
・プレイヤーの立場:産業化の推進者
・目的:新たな産業革命のリーダーとなること。
・行うこと:
 ・発電所を強化し、資材を確保し、電力を供給する。
 ・建物を建て、契約を充足し、都市を発展させる。
 ・研究開発を行い、技術力を増す。


3)外観


・絵柄:セピア調の落ち着いた色使い、漫画風の人物画
・コンポーネント:
 ・ボード:メインボード1式、個人ボード4式
 ・木製コマ:約160個
 ・紙製タイル:約270個
 ・紙製チップ:約120個
 ・カード:約10枚
 ・その他:紙製コマ5個
・箱サイズ:30×30cm(カタンサイズ)
・共通ボード:50×50cm程度(推定)
・個人ボード:30×25cm程度(推定)


4)ルール


 以下、英語語版マニュアル(Board & Dice、2023年 Web版)を和訳参照した情報。

○基本システム


・タイル選択によるアクション実行
・共通ボードへの物品配置(ネットワーク構築、物品の獲得)

○主要物品


・共通ボード:
 ・地図:採掘場、発電所、建物、線路を置く。
 ・売場:アクションタイル、契約タイルの売場
 ・達成トラック:コマ位置に応じ、終了時得点。

・個人エリア:
 ・個人ボード:
  ・建物タイル、発電機、採掘場:地図上に建築する。
  ・収入トラック:進むほど収入が増す。
  ・技術タイル:アンロックするとボーナス/永続効果。
 ・個人物品:
  ・アクションタイル:個人ボード上部に置いて使う。
  ・契約タイル:目標達成でボーナス。

・資源:現金、ワーカー、ウラン


○大まかな手順


  1. ラウンド制。終了条件を満たすまで続ける。
  2. 開始プレイヤーから、時計まわりに手番をとる。
  3. 手番では、以下いずれか1個を行う。
    a)実行:アクションタイル1個を選び、その内容を実行する。
    b)線路:アクションタイル1個を共通ボードに置き、線路とする。
    c)収入:収入を得る。アクションタイルを手元に戻す。
  4. 全員が1手番ずつとったら、ラウンド終了。
  5. 終了条件を満たすまで、何ラウンドでも繰り返す。2~
  6. 以下いずれか2個を満たしたら、次ラウンドでゲーム終了。
    イ)アクションタイル売場の在庫が尽きた。
    ロ)契約タイル売場の在庫が尽きた。
    ハ)全員ともが、3回以上の収入を実行した。
    ニ)誰か1人が、全8個の技術タイルをアンロックした。
    ホ)誰か1人が、勝利点70点に達した。


○勝敗


・終了後、勝利点を集計し、点数が高い人が勝ち。
・主な得点源:
 ・ゲーム中:各アクション(送電など)、契約達成、収入
 ・終了時得点:進捗トラック、技術タイル、送電された建物、収入トラック
 ・終了時減点:進捗トラックのゼロ位置に置いたコマ。


○アクション


a)都市:建物タイルを地図に置く。
b)産業:採掘場/発電所を地図に置く。
c)開発:アクションタイルを買う。
d)契約:契約タイルを得る。
e)送電:ネットワークを使い、建物を得点化する。

○特徴的な要素


  • アクションタイルを使ってアクション実行する。
    • タイル両端には、色とアクションが描かれている。
    • 個人ボード上方に置いて、記載アクション2個とも実行できる。

  • アクションタイルは共通ボードにも置ける。
    • 共通ボードに置くときは、端の色が一致するように置く。
    • 色が一致するアクションだけ実行できる。
    • 置いたタイルは線路となり、ネットワークを構築する。
    • 線路には、自色ワーカーを置く。配置場所の制限なし。
    • 他者の線路に隣接した場合、その人もアクション可能。
    • 都市間をつなぐ線路がすべて埋まるとボーナス。

  • 地図上に施設を建てる。
    • 施設は、個人ボードにあるものを、地図上に置く。
      ・建物:住居・工場・研究所。送電すると物品/得点を得られる。
      ・採掘場:ウランを産出する。
      ・発電機:使用できるウラン量を増す。
    • 施設は、自物品でつながる範囲内のみに建設可能。
    • 最初から置かれている共用建物もある。

  • 送電により、建物を得点化できる。
    • 建物と発電所が、線路でつながっている必要がある。
    • 他者の線路も使用可能。
    • 送電実行には、建物に記載の電力点が必要。
    • 電力点は、つながっている石炭/ウランで増せる。
    • 石炭は共用。コストを払えば、何個でも使える。
    • ウランは自分のものだけ使え、発電機数で個数が制限される。
    • ウランはニュークリウムのある発電所のみで使える。
    • 送電完了したら、建物記載の電力点を達成点として得る。

  • アクションタイルを手元に戻すには、収入を行う。
    • 個人ボードに置いたタイルのみ、再利用できる。
    • 収入トラックに応じて物品を得る。
    • 手持ちの達成点に応じ、進捗トラックに自色コマを置く。
    • 進捗トラックが一定になると、ウランを使用可能の発電所が増える。
    • 収入後、達成点はゼロに戻る。

  • 以下の要素がある。
    • 契約タイル:達成で物品ボーナス。
    • 技術タイル:即時/永続効果、終了時得点。
    • 王の評価:全員が収入を終えるたび、進捗トラックの順位点を得る。


5)遊びやすさ


・言語依存:
 ・都市名のみ、文字による記載。セットアップ時に名称の照合が必要。
 ・ゲームの処理に関する言語記載はない。
・プレイ人数依存:
 ・2~4人用:人数に応じて、ボード面/物品数を変更する。
 ・1人用:ソロ専用ルールがある。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・共用建物の初期配置はランダム。
  ・アクションタイル、契約タイルは所定数を選んで使用する。
  ・技術タイルのセットは個人別に異なり、開始時に選ぶ。
 ・ランダム要素:
  ・売場タイルの出現順はランダム。


6)入手性


・海外販売予定[1][2]:
 ・発売予定時期:2023予定
 ・メーカー価格:70ユーロ

・日本語版の発売予定:[3]
 ・発売元:テンデイズゲームズ
 ・発売時期:2024/1
 ・メーカー価格:13200円

[1] Board & Dice: Nucleum
[2]Board Game Geek: Nucleum (2023)
[3]テンデイズゲームズ:【ゲーム紹介】これからのラインナップ紹介スペシャル2023


★考察:「ニュークリウム」の魅力と懸念点


 ゲーム内容の確認結果から、魅力と懸念点をまとめます。

◎魅力を感じた点


  • タイルアクション。アクション実行に使うタイルが、ネットワーク構築の線路にもなるというのがユニーク。個人ボードのタイルは再利用可能だが、共通ボードに置くと手元に戻らない。先のアクションを考えた、慎重な選択が必要になるだろう。売場から新しいタイルを買い、手札を最適化していくのも楽しそうだ。
  • ネットワーク構築。ネットワークをつなげて資源を調達し、消費地に届けるシステムの商品には、「バラージ」や「ブラス:バーミンガム」などがある。しかしこれらはゲーム中の処理がとても複雑で、アクション実行条件も多く、遊びにくさを感じる。その点、この「ニュークリウム」は、かなりシンプルなルール。ネットワーク構築に専念して、集中力を保って遊べそうだ。他者のネットワークを無料で使えるし、資源のウランは自分専用なので、苛烈な競争におののく心配も少なそうで良い。


◎懸念点


  • 世界観。全体的に暗い雰囲気で、パッと見て面白そうに見えない。19世紀のヨーロッパを舞台に、ウランを使った発電炉「ニュークリウム(Nucleum)」が実用化され、新たな産業革命を起こす、というパラレルワールド的な設定。「アナクロニー」のように、さまざまな背景を持つキャラクターが登場すれば、もっと魅力的に映ったかもしれない。
  • 総合的な内容。典型的な重量級ユーロゲーム、という感じで、テーマもありがちといえばありがち。これといった「突出した魅力」が感じられない。残念ながら、私にとっては、わざわざ買うほどの商品とは思えなかった。
  • 見通し。ゲーム終了条件は、5条件のうち2条件の達成。売場タイルの枯渇も終了条件に含まれるので、うまく進めている人が意図的に終了タイミングを調節できてしまう懸念がある。優位者の思惑次第で、ダラダラといつまでも終わらない可能性もある。心配だ。
  • セットアップ。ゲーム開始時には、セットアップカードを使って、各都市にランダムに共用建物などが配置されるが、けっこうの枚数がある。契約タイルやアクションタイルも大量にある。さらに、技術ボードは特定のタイルセットにひもづいている。かなりセットアップが面倒なのではないか。あまり準備がたいへんだと、何度も遊びたいと思わなくなってしまう。



★判定結果:「ニュークリウム」は買うべきか?


 以上を踏まえて、「ニュークリウム」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:うちには必要ない。


※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 アクション実行と線路敷設を共用しているドミノ風タイルがユニーク。ただ、架空19世紀の世界観が暗く、パッと見ておもしろく見えません。ゲーム内容も、私にはピンと来ませんでした。残念ながら、購入候補外とします。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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