家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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 ドラム式洗濯機の、底面のプラスチック板(バックフィルター)が外れてしまいました。自前で修理をした記録です。



★ドラム式洗濯機、ドラム底面の部品が外れた!


 我が家の洗濯機は、パナソニック(旧:ナショナル)のドラム式洗濯機(洗濯乾燥機)です。2007年に購入した物で、型式はNA-VR1100です。15年が経過しますが、何度か修理をはさみつつ、正常運転しています。
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 しかし先日、洗濯が終わった後、異変に気が付きました。ドラムの底面(奥の面)に固定されているはずの、プラスチックの板が外れて、ドラム内に落ちていたのです。
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 ねじの座面が壊れてしまったようで、そのままでは復旧できませんでした。ネットで交換部品を探したところ、見つかりました。部品名は「バックフィルター」と言います。型式「AXW2258-6TB0」。楽天ネットショップで、送料込み約2000円。固定用のねじ(型式:XTTAXW510)と、ねじ部のフタ「取付板;型式AXW2259-6TB0」が付属しました。
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 破損箇所を確認します。ねじ固定部分ですが、こちらが新品。
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 下の写真が、破損品です。ねじの座面が当たる部分が、完全に破断していました。これでは、ねじを締めても、バックフィルターを固定できません。
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 固定用ねじは、新品が付属しました。座面部分に円筒面を持つ、特殊ねじです。ねじ部は直径5mm。袋に「tapping screw(タッピンねじ)」の記載があることから、自力でねじ穴にねじを切るタイプのねじだと思われます。特殊形状なので、ホームセンターでの入手はおそらく困難です。部品の注文時、付属するショップを選ぶのが安心です。
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★困った! ねじがどうしても外れない!


 復旧に向けての作業です。破損したフィルターをドラム外に出して、取付部まわりを確認します。
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 取付ねじは、ドラム側に残っていました。ねじが固定されたまま、フィルターの固定部が破断したためです。ドライバーで、ねじを外そうとしましたが、ビクともしません。ねじ周囲には洗剤やホコリと思われる異物と、破断したフィルターの一部が付着しているので、まずはこれを除去しなければ。
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 これが、難航しました。蒸気式洗浄機(シャーク・スチームモップ)を使ったり…
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 彫刻刀でゴリゴリと削り落としたり。
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 ようやく、ねじの頭が見えました。
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 ドライバーで回しても、まったく歯が立ちません。周辺の板金を少し削りとり、「ネジザウルス」を試みましたが、やっぱりダメ。スチームモップで数分温めてから回しても、まったくダメでした。(ネットで調べてみても、このねじがどうにも回らない、という場合が多いようです。)
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 そして最後は、ねじの頭がつぶれて、どうにもならなくなりました。これはムリだ。



★別のねじ穴を使っても、トラブル発生!


 しかたがないので、プランBに移行します。ドラム底部には、使用していたねじ穴のほかに、もう2個のねじ穴らしきものが設置されています。この穴を、代わりに使うことができないか。
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 穴には異物が詰まっているので、スチームモップと彫刻刀などを使って除去します。
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 ここまできれいになりました。
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 試しに、手持ちのM5のねじ(付属の特殊ねじとは別のもの)を、ねじ込んでみました。回ります。この穴にも、ねじは切られているようです。
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 ああ、良かった良かった。と、新品のバックフィルターを取り付けましたが…
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 ねじ止めしない部分が、浮き上がってしまいます! この、表面に□マークがある箇所の裏側に、フックが付いています(計5箇所)。このフックの位置が微妙にずれていて、しっかり引っかからないのが原因のようです。
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 あらためて確認してみると、新しいねじ穴の位置は、バックフィルターの穴に対して、だいぶ偏心しています。
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 そして、バックフィルターの中心部は、ドラム底の中心穴にはめこまれるようになっている。そしてフックは、ドラム底の部品の凹溝にはめこまれる。ねじ穴、中心穴、フック溝の3ヶ所の微妙な位置関係がずれていて、うまく固定できないと判断しました。
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 そこで、バックフィルター中央のリブを切除しました。これで、中心穴の拘束がされず、フックが正しい位置に移動するのでは、と考えました。
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 …残念ながら、うまくいきませんでした。やはり、フックがドラム底に正しくひっかからず、浮き上がってしまいます。



★そうだ、テグスで固定しよう!


 最後の手段です。フックで固定するのは諦めて、別手段をとります。

 釣り用の糸「テグス(ナイロン・5号)」をドラム側のリブに巻き、フィルタ側の穴に通して、引っ張って固定します。
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 ちょっと見にくいですが。テグスは、フィルタ側の穴の2ヶ所にまず通し、リブの裏側を通してバッテン状に戻します。戻ってきたテグスを、再びフィルタ側の穴に通します。この状態で、テグスの両端を仮に結び、外れないようにしておきます。テグスはかなり長く、1ヶ所につき2メートルぐらいを使いました。
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 これを、ねじ止めする箇所を除く、5本のリブについて行いました。せまいところの作業で、かなり手間取りました。
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 テグスがフックに引っかからないように注意しつつ、ねじを固定します。ねじは、まだ仮締めで、すこしガタの残る状態です。
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 そして、1ヶ所ずつ糸を引いて、フィルタをドラムに密着させます。ねじ固定と反対側のリブから、1ヶ所ずつ処理しました。じゅうぶんに引っ張ったら、仮に結んでいたテグスの端を切ります。そして、2本のテグスを結びます。外れにくくなるように、結びは3~4回ほど行いました。

 余分なテグスを切って、完成! テグスの端の残す長さは、短すぎるとほどけやすく、長すぎると洗濯物にひっかかりやすくなってしまいます。適正長さは不明ですが、今回は1センチくらいを目安にしました。
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 すべてのリブについてテグスの処理が終わったら、ねじを本締めします。このねじはタッピングねじで、ドラム側の穴はおそらくアルミです。ねじこみ過ぎると、ねじが切れて「ばか」になってしまうので、ほどほどの力で締めましょう。
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 最後に、ねじ穴にフタ(取付板)をはめて、作業終了です。
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 この後、少量の洗濯物で試運転を行いました。バックフィルターが外れることなく、普通に動きました。いったんは、これでOKとします。



★まとめ:バックフィルターの完全自前修理は難しい


 ドラム式洗濯機の、ドラム底のプラスチック板が外れました。自前で修理をして、分かったことをまとめます。
  • この板は「バックフィルター」と呼ばれ、交換部品を通販で入手可能。
  • バックフィルターの固定ねじは固着している場合があり、自力で外すのは困難。
  • ねじが固着していたため、ほかのねじ穴を使った。しかし、フックが正しく固定できなかった。
  • フック固定はあきらめて、テグスでフィルターを固定できた。


 テグスを使って固定できたものの、洗濯機の中は遠心力が働く、洗濯物がぶつかる、水がかかる、乾燥時に熱が加わる、と、劣悪な環境です。どれほどの期間まで耐えられるのか、まったく予想ができません。ベストとは言えない補修方法です。


 しばらく、様子をみることにします。15年も使ったので、これでダメなら買い替えでしょうか…。




(追記)


 その後、1ヶ月ほど運転しました。残念ながら、5ヶ所のテグスのうち、3ヶ所が切れてしまっています。残りあと2ヶ所で、切れるのも時間の問題かもしれません。もう少し太いテグスを使って、再チャレンジの予定です。


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