家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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 かつおぶしを削る「かんな」を研ぎ直しました。新品の頃の香りが戻った気がします。



★自分で削るかつお節、香りがイマイチ?


 だいぶ以前(2016年)に、自分で削る「かつお節」のセットを入手しました。カタマリのかつお節と、削り用の「かんな(削り器)」がセットになったものです。
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 当時、その「香り」の良さにビックリしました。しばらく使っていたのですが、最近は新鮮さがなくなってしまい、あまり使っていませんでした。たまに使ってみても、あまり香りが良くなく、舌触りがパサパサしています。当時のおいしさがなくなってしまったように感じていました。

 香りや舌触りが悪いのは、カンナの「切れ味」にありそうです。購入依頼、刃を研いだことがなかったのです。そこで今回、刃を外して、研ぎ直すことにしました。

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★さっそく、刃を研ぐぞ!


 カンナの研ぎ方は、とりたてて特別ではないようです。包丁を研ぐのと同じ砥石で、同じように研ぎました。まずは、荒砥石(シャプトン・刃の黒幕、#220)を使って、表側を研ぎます。角度を一定に保つのが大事です。
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 そして裏側。先端ちかくだけを研ぐために、横向きに研ぎます。表と裏を、何度か繰り返します。
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 #800の中砥石で、仕上げます。
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 こんな具合でよいでしょうか。サビ止めに、植物油(サラダ油)を塗りました。
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★削る量を調整しよう!


 刃をセットして、本体の端を叩いて調整します。スリット周辺に大きな力がかかるのを防ぐため、中央でなく、エッジ近くを叩くのが良いとのこと。写真の側を叩くと、刃がひっこむ(外れる)方向に移動します。
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 突出量は、0.1mmくらい? 指でなでてみますが、よく分かりません。
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 実際に削って、確かめることにしました。刃の出方が小さいと、滑らかに削れますが、少しずつしか作れません。
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 刃を出し過ぎたら、鉛筆の削りカスみたいになりました。一度に両を削れますが、舌触りがよろしくない。
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 といった具合で、調整を続けて、ちょうどよいところを探しました。


★みごと! おいしい削り節が復活!


 かつお節は、新しい2本を手配しました。鹿児島・枕崎の「かつお本節」です。オス節とメス節のセット。
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 子供たち(長男8歳、次男6歳)に、削ってもらうことにしました。指が刃に当たると切れるので、注意しましょう!
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 こんなに作れました! 周囲に良い香りがただよい、食欲をそそります。
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 そのまま食べてもおいしい。歯ざわりも改善しました。ごはんにのせて、しょうゆをかけると、「驚きのうまさ」です。
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★まとめ:削り節には、削り器の手入れも大事!


 自分で削るかつお節の、かんな(削り器)の刃を研ぎました。以下、まとめです。
  • かんなの刃は、包丁と同じように研げる。特に難しい点はない。
  • 刃の突出量を調整することで、かつお節の削れ具合が変わる。
  • 研ぎ直したかんなで削った削り節は、とても香りが良く、歯ざわりも改善した。


 かつおぶしを削る「かんな」は、たまに研ぎ直すことが必要です。香りや歯触りが劣化したと感じたら、手入れが必要な時期かもしれません。




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