家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


☆祝☆ 200万ページビュー! ご訪問に感謝します。

↓↓↓子供と楽しむボードゲーム↓↓↓ 子供と遊ぶボードゲーム

 薬草ショップは今日も商売繁盛! でも困ったことに、小銭が足りないのです。お釣りが払えないと、お客さんには帰ってもらわなければいけません…。上手に対応して、売り上げを伸ばしましょう!

20230430zy000.jpg



★ピッタリお釣りを返す「逆お買い物」ゲーム!


 「薬草ひとついかがですか?」は、薬草屋さんの店主になって、訪れるお客様に薬草を買ってもらうという内容です。実際の買い物と同じで、お客たちはピッタリの金額を払うわけではありません。店主であるプレイヤーは、「お釣り」を返さなければなりません。でも、お釣りがない場合は… お客さんに帰ってもらうしかありません! 店の評判を下げずに、うまくお客に対応して、売上を伸ばしましょう!

 カードをテーブル上に展開して遊ぶ、カードゲームです。お店と銀行を配置して、ゲームスタートです。
20230430zy001.jpg

 各プレイヤーは、所定の現金を持ってスタート。これが「お釣り」になります。ゲーム中の両替は禁止されています。
20230430zy002.jpg

 手番では、お店に訪れたお客さんに対応します。お客様は3つの列に並んでいます。左の列から順に、対応するかしないかを選べます。
20230430zy101.jpg

 お客カードには、そのお客が買いたい商品の値段と、支払う金額が記載されています。例えば、下の写真の左のキャラクターは、31ゴールドの商品を買おうとしていて、100ゴールドを支払うと言っています。つまり、69ゴールドの「お釣り」をピッタリ払えないと、このお客さんに商品を買ってもらうことはできません。一方、右のキャラクターは、14ゴールドの商品を14ゴールドピッタリで買います。つまり、お釣りが不要です。
20230430zy201.jpg

 対応できない場合は、ひとつ右の列に移ります。このとき、対応しなかったお客の列には、ボーナスカードが配置されます。手番では、いずれかのお客に対応する必要があります。できない場合、個人ボードの「評判」点が下がります(ゲーム終了時に減点)。
20230430zy102.jpg

 こうして1手番ずつ繰り返して、ゲームは進行します。お客カードが所定数めくられると、「徴税」イベントが発生します。ここでは、指示された額以上の現金を払う必要があります。カード構成は自由ですが、枚数が多いとボーナスがあります。
20230430zy251.jpg

 さらにゲームは続いて、お客カードの山が尽きたら、終了です。ここで「強盗」イベントが発生します。カード枚数を比較して、いちばん多い人は、所定の金額を奪われてしまうのです!この金額はかなり大きく、事実上の「脱落」となります。
20230430zy301.jpg

 最後に評判点による加点・減点があります。すべてを終えた後、いちばん現金の合計額が大きい人が勝ち!


20230430zy302.jpg


★まとめ:小銭を上手に管理しよう!


 お釣りを返すという「逆お買い物」というアイデアと、かわいらしい絵柄に惹かれました。新古品を、約2000円で購入。実際に子供たち(娘12歳、長男8歳、次男6歳)と遊んで、良かった点・悪かった点を書きます。

◎気に入った点


  • テーマと絵柄。なんといっても「逆お買い物」というテーマが画期的で秀逸だ。お店の店主になった気分を味わえる。ファンタジー世界の薬草屋とい設定は、ファミコン「ドラクエ」で遊んだ大人にも、アニメ「防振り」を見ている子供にも、受け入れやすいテーマだと思う。アニメ調で優しい雰囲気の絵柄も好みで、親しみを持てる。
  • ゲームの起伏。前半は、たくさんのお客をさばくために、小銭を多く持っていたほうがよい。しかし最後には、カード枚数が多いと事実上の脱落になってしまう。ちょうど中間くらいに入る「徴税」のタイミングで、いかに小銭の少ない体制に切り替えていくかがポイント。長期的な計画が必要になり、楽しいチャレンジができる。


◎気になった点


  • カードの扱い。お金を分別して並べ、売場を構成し、かなり大きなスペースが必要。お金以外に、容器や特殊効果カードもあり、個人スペースまでもカードであふれてしまう。お釣りを返すという内容から、カードの出し入れも頻繁で、煩雑さを感じてしまった。そのせいで、全体の流れが悪く、ゲームに集中しにくい。カードゲームの魅力と思っている「手軽さ」が味わえなくて、残念に感じた。
  • 逆お買い物。お客さんが来てお釣りを払う、という処理が、思いのほかイメージしにくい。毎回、お釣りを払うことばかり考えてしまい、売上を伸ばすという目的を忘れがちになってしまう。「逆」お買い物というのは意表をつくアイデアだけあって、直感的に遊ぶのは難しいのかもしれない。


◎総評:期待通り


※期待以上/期待通り/失敗した、の3段階評価。

 「お釣りを返す」という意表を突くテーマと、優しい雰囲気の絵柄が好印象です。カードゲームにしては複雑なゲーム進行で、スムーズに遊びにくいのが残念です。子供たちは、気に入ったようです。




駿河屋通販

この記事が役立ちましたら、ランキングクリックをお願いします:
PVアクセスランキング にほんブログ村
技術・工学ランキング


関連記事
↓↓↓子供と学ぶ、プログラミング学習&論理的思考↓↓↓ 20190217_logicalprog.jpg






管理者にだけ表示を許可する

★コメント受付に時間がかかることがあります★






トラックバック
TB*URL





Copyright © 家と子供と、今日のおじさん(仮). all rights reserved.