家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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ボードゲームの購入を検討する記事です。今回は「リスボン・トラム28(Lisbon Tram 28)」。



★検討にあたって
 以下の条件を前提に、ボードゲームを物色しています。候補となった物件について、詳細を検討します。
・遊ぶ相手は、家族(妻、娘10歳、長男7歳、次男5歳)。
・長い期間、繰り返し遊びたい。
・我が家はお金がない。本当に買う必要があるかどうか、厳選したい。

 今回の候補は、「リスボン・トラム28(Lisbon Tram 28)」です。 



★ゲーム内容の確認
 以下項目について、確認を行います。
1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など
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1)基本情報
・タイトル:リスボン・トラム28
・作者: Pedro Santos Silva
・原題:Lisbon Tram 28
・発売年:2021年
・出版社(一例):Mebo Games [1]
・プレイ人数:2~4人
・プレイ時間:60分
・推奨年齢:8歳以上

[1]Mebo Games: 28 Electrico de Lisboa


2)テーマ
・年代:現代
・場所:ポルトガル・リスボンの町
・プレイヤーの立場:路面電車の運転手
・目的:乗客を目的地に運ぶこと。
・行うこと:
 ・路面電車を運転し、停留所で客を乗せる。
 ・乗客を目的地に運んで降ろす。
 ・電車の性能を強化する。


3)外観
・絵柄:明るく鮮やかな色使い。まんが風のイラスト。
・コンポーネント:
 ・共通ボード:以下で構成される。
  ・線路・停留所・目的地のある地図。
  ・目的地カード・チケットの置き場。
 ・個人ボード:以下で構成される。
  ・乗客を乗せる場所。
  ・性能強化マーカー。
 ・木製コマ:約80個
  ・プレイヤー:電車、強化マーカー
  ・共通:乗客、目的地マーカー
 ・カード・タイル類:目的地カード、チケットなど
 ・その他:ベル、袋

・サイズ感:箱30cm×30cm、ボード:80cm×50cm程度?(推定)


4)ルール
 以下、英語語版マニュアル(Mebo Games、2021年)を参照した情報。

○基本システム
・カードによるアクション実行。
・接続マス移動によるピックアンドデリバリー。

○大まかな手順
1.開始プレイヤーから、時計回りに手番を取る。
2.手番では、以下から2つを行う(重複可)。
 a)移動:同色チケットを出し、枚数ぶんだけマスを進む。
 b)乗車:乗客と同じ色・数のチケットを出し、乗せる。
 c)降車:目的地と同じ色・数の乗客を降ろし、目的地カードを得る。
 d)強化:マスと同色チケットを所定数出し、電車を強化する。
3.手番後、チケット4枚を補充する。
4.所定数の目的地カードが使われたら、ゲーム終了。

○勝敗
・勝利点が高い人が勝ち。得点源には、以下がある。
 1)目的地カードの点数。
 2)目的地カードの絵柄がつながると加点。

○特徴的な要素
・路線は単線。
 ・他プレイヤーがいたら、その電車は押し出される。
 ・押し出すときは、ベルを鳴らす。
・停留所に止まると、乗客を乗せられる。
 ・乗せるときは、全乗客ぶんの色・数のカードを出す。
 ・ベルを鳴らすと、乗客を袋から1人追加できる。
 ・乗客を乗せられる数は制限がある。
・目的地は、目的地カードで示される。
 ・目的地についたら、乗客を降ろせる。
 ・目的地カードと同じ色・数の乗客が必要。
 ・乗客を降ろせば、目的地カードをもらえる。
 ・カードが取られると、山から補充される。
・電車は強化できる。
 ・強化できるマスに止まり、カードを所定数払う。
 ・強化は4種類ある。
  イ)乗客数を増やす。
  ロ)アクション数を増やす。
  ハ)チケットなしで1歩進める。
  ニ)乗客をベルで呼ぶとき、3個引いて1個を選べる。


5)遊びやすさ
・言語依存:
 ・目的地カードには、文字で固有名詞が記載されている。
 ・効果はアイコン表示で、文字記載なし。
・プレイ人数依存:
 ・プレイ人数により、目的地カードの枚数を調整する。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・毎回、同じ物品を使用する。
 ・ランダム要素:
  ・目的地カードの出現順はランダム。
  ・チケットの出現順はランダム。
  ・乗客の初期配置・出現順はランダム。


6)入手性
・日本語版:あり(サニーバード)
 ・定価5500円。アマゾンで普通に入手できる。

※2023/1現在の状況。


★考察:「リスボン・トラム」の魅力と懸念点
 電車で乗客を乗せて、目的地に運ぶ。ここまで典型的な「ピック&デリバー(ピック&デリバリー)」ゲームは珍しいと思うほど、シンプルな構成です。他プレイヤーの行動をうながすときに、ベルを鳴らすのがユニーク。

◎魅力を感じた点
・見た目。明るく楽し気な雰囲気で、ぜひ遊んでみたくなる。電車というテーマも分かりやすく、子供たちに評判がよさそうだ。
・分かりやすいルール。カードを出して電車を進める。カードを出して乗客を乗せる。目的地で指定された乗客を降ろす。きわめてシンプルで、分かりやすい。ここまでシンプルで直感的に遊べそうなゲームは、なかなか見つからないぞ!
・ベル。チーン!と鳴らして、他プレイヤーを押しだしたり、追加の乗客を引いてもらったりする。意味もなくチンチンと鳴らしてしまいそう。こういう小道具は嬉しい。
・目的地コーン。目的地はカードで示されるが、同時に目的地マスにコーン(円錐コマ)が置かれる。文字で地図とカードを照合しなくてよいので、子供たちも理解しやすいだろう。
・パワーアップ。電車が強化されて、乗客の定員を増やしたりできる。個人ボードがパワーアップするのは、達成感があって良さそう。

◎懸念点
・ゲーム内容。お客をのせて、目的地に行くことの繰り返し。飽きてしまわないか。


★判定結果:「リスボン・トラム」は買うべきか?
 以上を踏まえて、「リスボン・トラム」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:ぜひ買いたい。

※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 電車を運転して、乗客を乗せて、目的地に運ぶ。非常にシンプルで分かりやすいルールです。ベルを「チーン!」と鳴らすのが楽しそう。子供たちとなごやかに、楽しめそうです。入手性に問題があるため、購入は保留とします。



★追記:日本語版が発売されました。
 2022年、サニーバード社より日本語版が発売されました。これを機に、再検討しました。

 判定結果:うちには必要ない。

※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 シンプルで分かりやすいルール、「チーン」と鳴らすベルが魅力的です。しかし、同じ作業の繰り返しで、飽きてしまそうな心配があります。購入には、あと一歩の決め手を欠きました。




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