家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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ボードゲームの購入を検討する記事です。今回は「カカオ(Cacao)」。
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<実際に遊んだ感想>
→世界一おもしろいゲーム「カカオ」を子供と遊ぶ


★検討にあたって
 以下の条件を前提に、ボードゲームを物色しています。候補となった物件について、詳細を検討します。
・遊ぶ相手は、家族(妻、娘10歳、長男7歳、次男4歳)。
・長い期間、繰り返し遊びたい。
・我が家はお金がない。本当に買う必要があるかどうか、厳選したい。

 今回の候補は、「カカオ(Cacao)」です。 




★ゲーム内容の確認
 以下項目について、確認を行います。
1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など
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1)基本情報
・タイトル:カカオ
・作者: Phil Walker-Harding
・原題:Cacao
・発売年:2020年
・出版社(一例):Abacus Spiele [1]
・プレイ人数:2~4人
・プレイ時間:45分
・推奨年齢:8歳以上

[1]Abacus Spiele Verlags: Familienspiele - Cacao


2)テーマ
・年代:不明
・場所:カカオの産地(中米?)
・プレイヤーの立場:部族の長
・目的:名声と富を得ること。
・行うこと:
 ・カカオを集めて売り、お金を稼ぐ。
 ・金脈を掘り、お金を稼ぐ。
 ・神殿に祈り、お金を稼ぐ。
 ・水を運び、お金を稼ぐ。


3)外観
・絵柄:明るい緑を基調とした、カラフルな色使い。
・コンポーネント:
 ・ボード:個人ボード 4個
 ・木製コマ:人、カカオ 約20個
 ・紙製タイル:森、ワーカー 約70枚
 ・紙製チップ:お金など 約60個
・サイズ感:箱28cm×19cm、個人ボード:直径20cm(推定)


4)ルール
 以下、英語語版マニュアル(Abacus Spiele、2015年版)を参照した情報。

○大まかな手順
1.各プレイヤーは、同じ構成のワーカータイルの山を持つ。
2.手札として、ワーカータイル3枚を引く。
3.開始プレイヤーから、時計回りで手番をとる。
4.手番では、以下を行う。
 1)場の森タイルに隣接して、手札ワーカー1個を置く。
 2)隣接した森タイルについて、アクションを実行する。
 3)配置後の状態によっては、森タイルを追加する。
 4)追加タイルに隣接ワーカーがあれば、アクションする。
 5)手札を補充する。
5.次の人の手番になる。以上を繰り返す。
6.全員がワーカータイルを使い果たしたら、終了。

○勝敗
・所持金が高い人が勝ち。所持金は、以下から得られる。
 1)ゲーム中の収入:カカオの販売、金鉱脈。
 2)ゲーム後の収入:水トラックの進捗、神殿の隣接ワーカー。

○アクション
 ワーカーの隣接タイルから、アクションができる。
a)カカオ:カカオを得る。
b)市場:カカオを記載レートで売れる。
c)金脈:お金を得る。
d)水場:水トラックを進められる。
e)神殿:終了時、隣接ワーカー数の順位で得点になる。

○特徴的な要素
・手札タイルの4辺には、小さい人(ワーカー)が書かれている。
 ・辺によって、0~3人がいる。
 ・タイルに隣接するワーカー数だけ、効果が倍増する。
・ワーカーが斜めに並んだら、空マスに森タイルを補充する。
 ・補充タイルに対して、ワーカーがアクションできる。
 ・手番でない人も、ワーカーがいればアクションができる。
・森タイルが尽きた後は、ワーカーの上書きができる。
 ・太陽チップを持っている必要がある。


5)遊びやすさ
・言語依存:
 ・物品に文字の記載はない。
・プレイ人数依存:
 ・2人用では、タイル数の調整を行う。
・リプレイ性:
 ・使用物品変化:
  ・毎回、同じ物品を用いる。
 ・ランダム要素:
  ・森タイルの出現順はランダム。
  ・ワーカータイルの出現順はランダム。


6)入手性
・日本語版:
 ・日本語説明書付きの商品が流通している。
 ・アマゾンで、普通に購入できる。約4000円。
※2021/8現在の状況。



★考察:「カカオ」の魅力と懸念点
 タイルに書かれた小さいミープル(人の絵)が、かわいらしい! 彼らがちまちまと働いている様子を感じながら、ほのぼのと遊べそうなゲームです。

◎魅力を感じた点
・ちっちゃい人たち。各プレイヤーの小さい人たちが、仕事場に群がって仕事をする様子は、なんともほほえましい。楽しくゲームができそうだ。
・森タイル追加時のアクション。手番でない人も、森タイルを追加したときにアクションができる。手番を待つだけでないので、集中力を切らさずに、ゲームに入り込めそうだ。
・見通しのよさ。基本的に、すべてのアクションがほぼ直接的に得点につながる。どうすればよいか分からなくなることなく、目標を見失わずにプレイできそう。終了条件も手持ちタイルの置き切りで、きわめて分かりやすい。
・言語依存がない。直感的なルール。文字の読めない子供たち(長男7歳、次男4歳)も、確実に楽しめそうだ。

◎懸念点
・手番でできるのはタイルを置くことだけで、アクションに選択肢がない。単調になってしまいそう。


★判定結果:「カカオ」は買うべきか?
 以上を踏まえて、「カカオ」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:ぜひ買いたい。

※ぜひ買いたい/気になる/うちには必要ない、の3段階評価。

 ちっちゃい人たちがかわいらしい! 彼らにちまちまと働いてもらい、お金を増やしていくのが楽しそうです。ほかの人の手番でもアクションの可能性があり、小さい子供たちも集中力を保てそうです。まさに「これだ!」と感じたゲームです!


★追記 2023/1/9 「カカオ」買いました!
 実際に遊んだ感想を、以下に書いています。
→世界一おもしろいゲーム「カカオ」を子供と遊ぶ




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