手軽に遊べる「カードゲーム」の購入を検討します。
<検討対象>
・ニムト
・ハゲタカのえじき
・コロレット
・ラマ
★カードゲーム、サクッと手軽に遊びたい!
最近、あれこれとボードゲーム(ドイツゲーム)の購入を検討しています。コンポーネントが多めで、見映えのするものが好きなのですが、これらはプレイ時間がかかるものが多いです。準備や片付けもあり、遊ぶまでのハードルが高いと感じることもあります。
子供たち(特に娘10歳)は、トランプやウノなどのカードゲームも好きです。しかし、運ばかりの遊び方しか知らないため、いつも「ぜひやりたい」という気分にはならないのが、現状です。
そこで今回、ボードゲームのような手間がなく、サクッと手軽に遊べて、かつ、運ばかりでなく頭も使う「カードゲーム」の購入を検討しました。
購入候補は、以下の4件です。いずれも1500円前後で、比較的気軽に手を出せそうです。
1)ニムト
2)ハゲタカのえじき
3)コロレット
4)ラマ
検討にあたり、以下を前提条件とします。
・遊ぶ相手は、家族(妻、娘10歳、長男7歳、次男4歳)が基本。
・2人でも遊べるもの、子供だけでも遊べるものがよい。
・運だけでなく、ほどよく頭も使うものがよい。
・プレイ時間は、20~30分くらいがよい。
・カード以外の物品は、なるべく少なくしたい。
・できれば、子供の友達とも遊べるものがよい。
★1)ニムト(Nimmt)
「ニムト」は、原題を「6 Nimmt」と言います。nimmtとは、ドイツ語で「取る」の意味です。1994年に発売開始されたもので、25年以上も遊ばれている、定番ゲームです。
<基本データ>
・作者:Wolfgang Kramer(ヴォルフガング・クラマー)
・プレイ人数:2~10人
・プレイ時間:20分
・推奨年齢:8歳以上
・日本語版:メビウスゲームズ[1]より販売中(Amigo社)
[1]メビウスゲームズ:ニムト
https://www.mobius-games.co.jp/Amigo/6nimmt.htm
<遊び方>
手札からカードを場に出し、一定条件が満たされると、場に並んだカードを取らなければなりません。カードを取るほど、失点となります。すなわち、カードをなるべく取らないようにするゲームです。大まかな遊び方は、以下の通りです。
1)カードには、1~104の数字が書かれている。
2)場に4枚のカードを、縦に並べて置く。
3)1人につき、10枚のカードを配る(手札)。
4)手札1枚を選び、全員が同時に出す。
5)数字の小さい人から順に、条件にしたがってカードを場に移動する。
6)行の6枚目のカードを置いた人は、その行の全カードを取る。
7)以上を、手札がなくなるまで繰り返す。
8)取ったカードに書かれた牛マークの数を合計して、1ラウンド終了。
9)カードを配り直して、以上を繰り返す。点数は積算していく。
10)誰かが66点以上になったら、ゲーム終了。点数が低い人が勝ち。
※下の動画はアメリカ版で、ゲーム名が「Take 5」となっています。6枚目を置くと、5枚のカードを取るのです。ドイツ語は、6枚目のカードが他のカードを取る、という着眼点なのでしょうか(6 nimmtで、主語は「6」である)。英語は命令形で、5枚を取れ!
<メリット>
・準備や片付けが簡単で、手軽に遊べそう。
・カードをどこに出すのか、頭を使いそうだ。運だけでは勝てそうにない。
・数字の大小を比較するので、知育になるかもしれない。
<デメリット>
・手札が10枚と多め。小さい子供たち(長男7歳、次男4歳)は、手に持つのが難しいかも。
・減点式。カードをなるべく取らない、という概念が、最初は理解しにくいかも。
・カード数が104枚と多い。トランプ2組ぶんであり、切るのが大変そうだ。
★2)ハゲタカのえじき
「ハゲタカのえじき」は、1988年の発売で、これも歴史のある、定番ゲームです。原題は「Hol's der Geier」。
<基本データ>
・作者:Alex Rnandolph(アレックス・ランドルフ)
・プレイ人数:2~6人
・プレイ時間:20分
・推奨年齢:8歳以上
・日本語版:メビウスゲームズ[2]より販売中
[2]メビウスゲームズ:ハゲタカのえじき
https://www.mobius-games.co.jp/mobiusgames/Hagetaka.html
<遊び方>
手札からカードを場に出し、ほかの人より大きければ勝ちで、場に出ている得点カードを得られます。すなわち、得点カードをたくさん集めるゲームです。大まかな遊び方は、以下の通りです。
1)全員が、自分用のカード15枚(1~15の数字が1枚ずつ)を持つ。
2)得点カードの山から、1枚をめくる。
3)手札から1枚を選び、全員同時に出す。
4)数字がいちばん大きい人が、得点カードを取れる。
ただし、同じ数字が2枚以上あると、その数字を出した人は負け。
次に数字が大きい人が、得点カードを取れる。
5)以上を手札が尽きるまで繰り返す。
6)最後に、手持ちの得点カードの合計点が高い人が勝ち。
※下の動画はアメリカ版で、ゲーム名が「What the heck?」(なんてこった?)となっています。見た目もぜんぜん違うゲームに見えますが、ルールは同じです。
<メリット>
・準備や片付けが簡単で、手軽に遊べそう。
・手札から1枚選ぶだけ。選択が簡単だが、そのぶん悩ましさを楽しめそう。
・得点カードを集めればよい、というルールで、直感的に分かりやすい。
・はじめての人ともすぐに遊びやすく、かつ、互角の勝負ができそう。
<デメリット>
・手札が15枚もある。小さい子供たち(長男7歳、次男4歳)は、手に持つのが無理かもしれない。
・ルールと処理が簡単なぶん、飽きてしまう懸念がある。
★3)コロレット
「コロレット(Coloretto)」は、2003年発売のゲームで、これもまたロングセラーです。新たな定番ゲーム、といえるかもしれません。
<基本データ>
・作者:Michael Schacht(ミヒャエル・シャハト)
・プレイ人数:2~5人 ※旧版は3~5人
・プレイ時間:30分
・推奨年齢:8歳以上
・日本語版:メビウスゲームズ[3]より販売中(Abacus社[4])
[3]メビウスゲームズ:コロレット
https://www.mobius-games.co.jp/Abacus/Coloretto.htm
[4]Abacus Spiele: Coloretto
https://abacusspiele.de/produkt/coloretto/
<遊び方>
手札は持ちません。山からカードを引いて場に置くか、場にあるカード1列を引き取るかを選びます。最後に、手元に同じ色のカードが集まるほど高得点です。大まかな遊び方は、以下の通りです。
1)列カードをプレイ人数と同じだけ並べて置く。
2)時計回りに、以下いずれかを選ぶ。
a)山からカードを1枚めくり、いずれかの列に置く。
同じ列に置けるカードは3枚まで。
b)いずれかの1列を選び、そのカードすべてを取る。
3)カードを取った人は、以降の手番は行えない。
4)全員がカードを取るまで繰り返す。
5)列カードだけを場に戻し、上を繰り返す。
6)山から終了カードが出たら、その回でゲーム終了。
7)手持ちのカードから得点を計算する。点数の高い人が勝ち。
・同じ色のカードが多いほど高得点。
・得点になるのは3色まで。4色目からは減点になる。
<メリット>
・準備や片付けが簡単で、手軽に遊べそう。
・カードを引くか置くか、相手をどうジャマするか、相当に頭を使いそう。
・手札がいらないので、小さな子供(長男7歳、次男4歳))でも心配なし。
<デメリット>
・得点計算が面倒そう。計算用紙の準備が必要かもしれない。
・枚数が多いほど2乗則で得点が増える。勝敗の見通しは立てにくいかも。
・得点計算が複雑なため、はじめての人と遊ぶと、差がついてしまいそうだ。
★4)ラマ
原題「L.A.M.A」。2019年のドイツのゲーム賞にノミネートされた、比較的新しいゲームです。
<基本データ>
・作者:Riener Knizia(ライナー・クニツィア)
・プレイ人数:2~6人
・プレイ時間:20分
・推奨年齢:8歳以上
・日本語版:メビウスゲームズ[5]より販売中(Amigo社)
[5]メビウスゲームズ:ラマ
https://www.mobius-games.co.jp/Amigo/LAMA.html
<遊び方>
場に出たカードを見て、条件に合うように手札を出していくゲーム。最後に残った手札の数字の合計が、失点となります。つまり、残った手札が少ないほど有利なゲームです。大まかな遊び方は、以下の通りです。
1)カードには、数字1~6か、ラマが書かれている。
2)1人につき、6枚のカードを配る(手札)。
3)カードの山を置く。上から1枚をめくる。
4)時計回りに順番が来る。
5)自分の番では、場のカードと同じか、1つ大きい数字を出す。
6の次はラマ、ラマの次は1になる。
6)出せないときは、山からカード1枚を引ける。
7)途中で降りてもよい。手札はそのまま持つ。
8)全員降りるか、手札を使い切るまで、続ける。
9)残った手札から、失点を計算する。
10)失点分のチップを取る。
11)誰かが40点以上失点するまで続ける。点数の低い人が勝ち。
<メリット>
・1枚引くべきか、降りるべきか、タイミングが悩ましく、楽しめそう。
・きわめて単純なルールで、はじめてでも遊べそう。
・手札が6枚と少なめ。小さい子供たち(長男7歳、次男4歳)でも、なんとかなるかも。
・チップを使うので、得点集計がラクチンそう。
<デメリット>
・チップを使う。片づけが面倒そうだ。
・減点式。チップが多いほど悪い、という概念が、最初は理解しにくいかも。
・降りるタイミングの見きわめ。はじめての人と遊ぶと、差が付きそうな予感。
★まとめ:どれを買う? 定番カードゲーム
今回紹介したカードゲームは、いずれも、ネットクチコミでも評判が良く、定番の商品です。どれを買っても、ハズレはないと思いました。
1)ニムト
2)ハゲタカのえじき
3)コロレット
4)ラマ
個人的に「これ!」と思ったのは、「コロレット」です。
「手札を使わない」ので、小さい子供(7歳、4歳)でも楽しめるのでは、と思いました。得点計算もユニークで、最後まで勝者が分からないところに、魅力を感じました。カラフルな絵柄も、見ていて楽しめそうです。
でも、実はカードゲームも、すでにいっぱい持っているのでした(→こちらの記事)。物欲が止まりません。

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<検討対象>
・ニムト
・ハゲタカのえじき
・コロレット
・ラマ
★カードゲーム、サクッと手軽に遊びたい!
最近、あれこれとボードゲーム(ドイツゲーム)の購入を検討しています。コンポーネントが多めで、見映えのするものが好きなのですが、これらはプレイ時間がかかるものが多いです。準備や片付けもあり、遊ぶまでのハードルが高いと感じることもあります。
子供たち(特に娘10歳)は、トランプやウノなどのカードゲームも好きです。しかし、運ばかりの遊び方しか知らないため、いつも「ぜひやりたい」という気分にはならないのが、現状です。
そこで今回、ボードゲームのような手間がなく、サクッと手軽に遊べて、かつ、運ばかりでなく頭も使う「カードゲーム」の購入を検討しました。
購入候補は、以下の4件です。いずれも1500円前後で、比較的気軽に手を出せそうです。
1)ニムト
2)ハゲタカのえじき
3)コロレット
4)ラマ
検討にあたり、以下を前提条件とします。
・遊ぶ相手は、家族(妻、娘10歳、長男7歳、次男4歳)が基本。
・2人でも遊べるもの、子供だけでも遊べるものがよい。
・運だけでなく、ほどよく頭も使うものがよい。
・プレイ時間は、20~30分くらいがよい。
・カード以外の物品は、なるべく少なくしたい。
・できれば、子供の友達とも遊べるものがよい。
★1)ニムト(Nimmt)
「ニムト」は、原題を「6 Nimmt」と言います。nimmtとは、ドイツ語で「取る」の意味です。1994年に発売開始されたもので、25年以上も遊ばれている、定番ゲームです。
<基本データ>
・作者:Wolfgang Kramer(ヴォルフガング・クラマー)
・プレイ人数:2~10人
・プレイ時間:20分
・推奨年齢:8歳以上
・日本語版:メビウスゲームズ[1]より販売中(Amigo社)
[1]メビウスゲームズ:ニムト
https://www.mobius-games.co.jp/Amigo/6nimmt.htm
<遊び方>
手札からカードを場に出し、一定条件が満たされると、場に並んだカードを取らなければなりません。カードを取るほど、失点となります。すなわち、カードをなるべく取らないようにするゲームです。大まかな遊び方は、以下の通りです。
1)カードには、1~104の数字が書かれている。
2)場に4枚のカードを、縦に並べて置く。
3)1人につき、10枚のカードを配る(手札)。
4)手札1枚を選び、全員が同時に出す。
5)数字の小さい人から順に、条件にしたがってカードを場に移動する。
6)行の6枚目のカードを置いた人は、その行の全カードを取る。
7)以上を、手札がなくなるまで繰り返す。
8)取ったカードに書かれた牛マークの数を合計して、1ラウンド終了。
9)カードを配り直して、以上を繰り返す。点数は積算していく。
10)誰かが66点以上になったら、ゲーム終了。点数が低い人が勝ち。
※下の動画はアメリカ版で、ゲーム名が「Take 5」となっています。6枚目を置くと、5枚のカードを取るのです。ドイツ語は、6枚目のカードが他のカードを取る、という着眼点なのでしょうか(6 nimmtで、主語は「6」である)。英語は命令形で、5枚を取れ!
<メリット>
・準備や片付けが簡単で、手軽に遊べそう。
・カードをどこに出すのか、頭を使いそうだ。運だけでは勝てそうにない。
・数字の大小を比較するので、知育になるかもしれない。
<デメリット>
・手札が10枚と多め。小さい子供たち(長男7歳、次男4歳)は、手に持つのが難しいかも。
・減点式。カードをなるべく取らない、という概念が、最初は理解しにくいかも。
・カード数が104枚と多い。トランプ2組ぶんであり、切るのが大変そうだ。
★2)ハゲタカのえじき
「ハゲタカのえじき」は、1988年の発売で、これも歴史のある、定番ゲームです。原題は「Hol's der Geier」。
<基本データ>
・作者:Alex Rnandolph(アレックス・ランドルフ)
・プレイ人数:2~6人
・プレイ時間:20分
・推奨年齢:8歳以上
・日本語版:メビウスゲームズ[2]より販売中
[2]メビウスゲームズ:ハゲタカのえじき
https://www.mobius-games.co.jp/mobiusgames/Hagetaka.html
<遊び方>
手札からカードを場に出し、ほかの人より大きければ勝ちで、場に出ている得点カードを得られます。すなわち、得点カードをたくさん集めるゲームです。大まかな遊び方は、以下の通りです。
1)全員が、自分用のカード15枚(1~15の数字が1枚ずつ)を持つ。
2)得点カードの山から、1枚をめくる。
3)手札から1枚を選び、全員同時に出す。
4)数字がいちばん大きい人が、得点カードを取れる。
ただし、同じ数字が2枚以上あると、その数字を出した人は負け。
次に数字が大きい人が、得点カードを取れる。
5)以上を手札が尽きるまで繰り返す。
6)最後に、手持ちの得点カードの合計点が高い人が勝ち。
※下の動画はアメリカ版で、ゲーム名が「What the heck?」(なんてこった?)となっています。見た目もぜんぜん違うゲームに見えますが、ルールは同じです。
<メリット>
・準備や片付けが簡単で、手軽に遊べそう。
・手札から1枚選ぶだけ。選択が簡単だが、そのぶん悩ましさを楽しめそう。
・得点カードを集めればよい、というルールで、直感的に分かりやすい。
・はじめての人ともすぐに遊びやすく、かつ、互角の勝負ができそう。
<デメリット>
・手札が15枚もある。小さい子供たち(長男7歳、次男4歳)は、手に持つのが無理かもしれない。
・ルールと処理が簡単なぶん、飽きてしまう懸念がある。
★3)コロレット
「コロレット(Coloretto)」は、2003年発売のゲームで、これもまたロングセラーです。新たな定番ゲーム、といえるかもしれません。
<基本データ>
・作者:Michael Schacht(ミヒャエル・シャハト)
・プレイ人数:2~5人 ※旧版は3~5人
・プレイ時間:30分
・推奨年齢:8歳以上
・日本語版:メビウスゲームズ[3]より販売中(Abacus社[4])
[3]メビウスゲームズ:コロレット
https://www.mobius-games.co.jp/Abacus/Coloretto.htm
[4]Abacus Spiele: Coloretto
https://abacusspiele.de/produkt/coloretto/
<遊び方>
手札は持ちません。山からカードを引いて場に置くか、場にあるカード1列を引き取るかを選びます。最後に、手元に同じ色のカードが集まるほど高得点です。大まかな遊び方は、以下の通りです。
1)列カードをプレイ人数と同じだけ並べて置く。
2)時計回りに、以下いずれかを選ぶ。
a)山からカードを1枚めくり、いずれかの列に置く。
同じ列に置けるカードは3枚まで。
b)いずれかの1列を選び、そのカードすべてを取る。
3)カードを取った人は、以降の手番は行えない。
4)全員がカードを取るまで繰り返す。
5)列カードだけを場に戻し、上を繰り返す。
6)山から終了カードが出たら、その回でゲーム終了。
7)手持ちのカードから得点を計算する。点数の高い人が勝ち。
・同じ色のカードが多いほど高得点。
・得点になるのは3色まで。4色目からは減点になる。
<メリット>
・準備や片付けが簡単で、手軽に遊べそう。
・カードを引くか置くか、相手をどうジャマするか、相当に頭を使いそう。
・手札がいらないので、小さな子供(長男7歳、次男4歳))でも心配なし。
<デメリット>
・得点計算が面倒そう。計算用紙の準備が必要かもしれない。
・枚数が多いほど2乗則で得点が増える。勝敗の見通しは立てにくいかも。
・得点計算が複雑なため、はじめての人と遊ぶと、差がついてしまいそうだ。
★4)ラマ
原題「L.A.M.A」。2019年のドイツのゲーム賞にノミネートされた、比較的新しいゲームです。
<基本データ>
・作者:Riener Knizia(ライナー・クニツィア)
・プレイ人数:2~6人
・プレイ時間:20分
・推奨年齢:8歳以上
・日本語版:メビウスゲームズ[5]より販売中(Amigo社)
[5]メビウスゲームズ:ラマ
https://www.mobius-games.co.jp/Amigo/LAMA.html
<遊び方>
場に出たカードを見て、条件に合うように手札を出していくゲーム。最後に残った手札の数字の合計が、失点となります。つまり、残った手札が少ないほど有利なゲームです。大まかな遊び方は、以下の通りです。
1)カードには、数字1~6か、ラマが書かれている。
2)1人につき、6枚のカードを配る(手札)。
3)カードの山を置く。上から1枚をめくる。
4)時計回りに順番が来る。
5)自分の番では、場のカードと同じか、1つ大きい数字を出す。
6の次はラマ、ラマの次は1になる。
6)出せないときは、山からカード1枚を引ける。
7)途中で降りてもよい。手札はそのまま持つ。
8)全員降りるか、手札を使い切るまで、続ける。
9)残った手札から、失点を計算する。
10)失点分のチップを取る。
11)誰かが40点以上失点するまで続ける。点数の低い人が勝ち。
<メリット>
・1枚引くべきか、降りるべきか、タイミングが悩ましく、楽しめそう。
・きわめて単純なルールで、はじめてでも遊べそう。
・手札が6枚と少なめ。小さい子供たち(長男7歳、次男4歳)でも、なんとかなるかも。
・チップを使うので、得点集計がラクチンそう。
<デメリット>
・チップを使う。片づけが面倒そうだ。
・減点式。チップが多いほど悪い、という概念が、最初は理解しにくいかも。
・降りるタイミングの見きわめ。はじめての人と遊ぶと、差が付きそうな予感。
★まとめ:どれを買う? 定番カードゲーム
今回紹介したカードゲームは、いずれも、ネットクチコミでも評判が良く、定番の商品です。どれを買っても、ハズレはないと思いました。
1)ニムト
2)ハゲタカのえじき
3)コロレット
4)ラマ
個人的に「これ!」と思ったのは、「コロレット」です。
「手札を使わない」ので、小さい子供(7歳、4歳)でも楽しめるのでは、と思いました。得点計算もユニークで、最後まで勝者が分からないところに、魅力を感じました。カラフルな絵柄も、見ていて楽しめそうです。
でも、実はカードゲームも、すでにいっぱい持っているのでした(→こちらの記事)。物欲が止まりません。

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