家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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ボードゲームの購入を検討する記事です。今回は「ロストシティ:ボードゲーム(Lost Cities The Board Game)」。

★検討にあたって
 以下の条件を前提に、ボードゲームを物色しています。候補となった物件について、詳細を検討します。
・遊ぶ相手は、家族(妻、娘10歳、長男7歳、次男4歳)。
・長い期間、繰り返し遊びたい。
・我が家はお金がないので、本当に買う必要があるかどうか、厳選したい。

 今回の候補は、「ロストシティ:ボードゲーム(Lost Cities The Board Game)」です。 カードゲーム版「ロストシティ」(2人用)とは、別の製品です。



★ゲーム内容の確認
 以下項目について、確認を行います。
1)基本情報:プレイ人数、プレイ時間など
2)テーマ:世界観、ゲームのあらまし
3)外観:絵柄、コンポーネントなど
4)ルール:手順概要、特徴的な要素など
5)遊びやすさ:言語依存、リプレイ性など
6)入手性:価格、在庫状況など
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1)基本情報
・タイトル:ロストシティ・ボードゲーム
・作者: Reiner Knizia(ライナー・クニツィア)
・原題:Lost Cities: The Board Game
・発売年:2008年
・出版社(一例):Kosmos Games [1]
・プレイ人数:2~4人
・プレイ時間:30~60分
・推奨年齢:10歳以上
[1]Kosmos Games: Lost Cities: The Board Game


2)テーマ
・年代:現代。
・場所:地球のどこかにある古代遺跡
・プレイヤーの立場:古代遺跡の研究チーム
・目的:古代遺跡を調査し、新たな発見を得ること。
・行うこと:
 ・古代遺跡の奥深くに進み、調査を行う。
 ・遺跡に残された物品を発見する。

3)外観
・絵柄:最近の海外アニメ風の絵柄。
・コンポーネント:
 ・ボード:メインボード1枚、個人ボードなし
 ・カード:山札・手札用 約100枚
 ・紙製タイル:遺跡に残された物品など 約30枚
 ・木製コマ:探検隊コマ 約20個
 ・紙製チップ:勝利点、遺物 約100個
・サイズ感:箱30cm×30cm、メインボード50cm×50cm程度?(推定)

4)ルール
 以下、英語版マニュアル(Kosmos、2014年版および2019年版)を参照した情報。

○大まかな手順
1.ラウンド制。同じルールで3ラウンドを行う。
2.8枚の手札を持ってスタート。手番では、以下いずれかを行う。
 a)手札1枚を使って、いずれかの冒険者を1マス進める。
  ・プレイヤー1人につき、冒険者を5人持っている。
  ・進む道は5つあり、カードの色と同じ道を進める。
  ・2枚目以降の同色カードは、前より数字より大きいものしか出せない。
  ・同じ色の道には、自分の冒険者は1人までしか置けない。
 b)手札1枚を捨て札を置き場(色別)に捨てる。
3.新しい山、または捨て札のいずれかを選び、手札を1枚補充する。
4.時計回りで、順に手番を行う。
5.色に関係なく、5人の冒険者が所定以上の歩数を進んだら、ラウンド終了。

○勝敗
・ラウンド終了時、冒険者が到達したマスの点数を数え、得点チップをもらう。
・3ラウンドの終了後、以下を合計する。いちばん点数の高い人が勝ち。
 1)これまでに得た得点チップ(ゲーム中、ラウンド終了時)。
 2)遺物タイルの総数から換算した得点。

○特徴的な要素
・冒険者の進むマスの一部には、ボーナスタイルがある。
・ボーナスタイルには、即時得点、もう1歩進む、遺物タイル獲得、がある。
・遺物タイルは早い者勝ち。
・遺物タイルの入手数で決まる最終得点は、リニアでなく階段状に変化。
・冒険者は2種類ある。1個だけある大きい冒険者は、2倍の点数を得る。


5)遊びやすさ
・言語依存:
 文字記載はない。数字のみ使用する。
・プレイ人数依存:
 同じ基本ルールで、2~4人用をカバー。
 2人用:所定枚数のカードをランダムに除外して遊ぶ。
・リプレイ性:
 ・使用物品の変化:毎回、同じ物品の組合せを使用。
 ・ランダム要素:ボーナスタイルの配置、カードの引きはランダム。


6)入手性
・日本語版:入手できる通販サイトを確認できず。
・英語版:
 ・国内サイトはアマゾン。並行輸入品、約7000円。
 ・海外Amazon.comで入手性良好。約30ドル強+送料15ドル。
※2021/6現在の状況。



★考察:「ロストシティ:ボードゲーム」の魅力と懸念点
 ボードゲーム業界で非常に有名な、ライナー・クニツィア氏の作です。このゲームの下敷きに「ケルト(Keltis)」というゲームがあるらしいです。また、「ロストシティ」は、2人用カードゲームの名です。ケルトのルールを元に、ロストシティの世界観でアレンジしたのが、本作「ロストシティ:ボードゲーム」である、という系譜のようです。

◎魅力を感じた点
・シンプルなルール。子供と一緒に、手軽に遊べそう。
・捨て札が他人へのアシストになるルール。相手の状況を見て「あえて捨てない」など、七並べのような戦略が必要そう。考えるのがおもしろそうだ。
・入手数により、階段状に得点が変化する遺物タイル。3ラウンド制の中で、一発逆転の要素になるのでは。

◎懸念点
・最大プレイ人数が4人。我が家は5人家族。この内容なら、全員で楽しみたいところ。
・国内では入手性が悪く、あまりに高額(7000円)。海外アマゾンなら送料込45ドル(約5000円)。内容を考えると、まだ高額か。


★判定結果:「ロストシティ:ボードゲーム」は買うべきか?
 以上を踏まえて、「ロストシティ」を買うべきかどうか、判定しました。

 判定結果:今すぐ買う。

※今すぐ買う/ぜひ買いたい/うちには必要ない、の3段階評価。

 シンプルなルールで遊ぶハードルが低そう、かつ、ほどよく頭を使いそうなのが気に入りました。「遺跡の探検」という世界観も、子供たちにウケが良さそうです。カードだけを扱うのでなく、ボード上のコマを動かしていくので、探検の雰囲気が高まりそうです。ルールよし、雰囲気よしで、まさに「ピンと来た」ゲームです。


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