ボードゲーム「テラフォーミング・マーズ」のプレイヤーボードが使用に耐えないため、自前で新しいものを作りました。
<テラフォーミング・マーズ 関連記事>
→「テラフォーミングマーズ」購入レビュー
→テラフォーミングマーズを遊んで:本当におもしろいのか?
→テラフォーミングマーズの物品収納の工夫
→買って失敗した!「テラフォーミングマーズの悲劇」
★ひどすぎる! こんなボードで遊べるのか?
世界中で大人気の中重量級ボードゲーム「テラフォーミング・マーズ~火星地球化計画~(Terraforming Mars)」(完全日本語版)を買いました。
ゲームはすこぶる面白いのですが、不満があります。プレイヤーの資源を管理するためのボードが、度を過ぎて扱いにくいのです。ペラッペラの紙の上に、小さな(5~10mm角)キューブを多数載せて、かつ、その位置を精密に維持する必要があるのです。キューブを動かすたびに、ずれてしまうか心配で、気を使います。とても、ゲームに集中できません。


当面のしのぎ、ということで、元のゲームボードをA4サイズに拡大コピー(125%)して、段ボールに貼り付けました。簡単ですが、キューブの位置管理に余裕ができて、少しだけ遊びやすくなりました。しかし、まだ十分とは言えません。

このプレイヤーボードの問題解決は、国内外の熱心なボードゲーマーからも要望が強いようです。市場には、非公式ながら改良されたボード(オーガナイザー)が、何種類か販売されています。しかし、それなりに高額で、購入には躊躇してしまいます。
せっかく魅力的なゲームなのに、このままではもったいない。というわけで今回、テラフォーミングマーズの改良版ゲームボードを、自前で作成することとしました。
★キューブの位置ずれ防止! 仕切り付きプレイヤーボード
キューブ位置のずれが問題なので、ボード上に凹凸を付けて、位置ずれを防止することにします。用意したのは、A4サイズに拡大コピー(125%)して、段ボールに貼り付けたゲームボード。これに、100円ショップで買った断面矩形のつまようじを使って、枠を作ります。準備する工具は、デザインナイフ、金属製定規、カッターマットです。

つまようじの断面は、2.3ミリの正方形です。先端のとがった部分を切り落とし、長さ50ミリの角材とします。木工用ボンドで、ボードに貼り付けます。


キューブを使って位置合わせをして、角材を固定します。左右方向にも固定する枠を作ろうとも思ったのですが、手間がかかるのと、キューブをスライドさせる動作の楽しさをなくしたくないので、左右方向はフリーにしました。

資源置き場の周囲にも枠を設置して、どの資源か分からなくなってしまう問題に対策しました。電力から熱への変換を考慮して、この部分の枠は資源が通過可能なように設置してあります。

仕上げに、ボードの周辺の保護です。縁がボロボロにならないように、製本用の透明テープで覆いました。

おめでとう!! 自作ゲームボードの完成です!! 製作の作業時間は、1枚で1時間ほどでした。

★快適ボードでテラフォーミング・マーズを満喫!!
こうして完成した自作プレイヤーボードです。製品同梱版(写真上)と比べて、ひと回り大きくて、存在感があります。産出量ゲージの操作も快適で、コントロール・センターで操作しているかのような雰囲気を楽しめます。

実際のゲームに使用してみました。これまでのゲームと比べて、格段に、ゲーム自体に集中できるようになりました。チマチマした作業から解放されて、今回はハイスコアが期待できそうです!

ゲーム終盤になって、資源が大量に蓄積されても大丈夫です。木枠が付いているので、隣の資源と混じってしまうのを、確実に防止できます。なんて快適なんでしょう!

で、隣のプレイヤー(長男6歳)の純正ボードを見ていると。あはは、資源が飛び散って、ボードから落ちそうですよ~! というわけで、自作ボード所持の優越感にひたる私でした(はい。大人げがないのは、承知しています)。

★まとめ:テラフォーマーなら、改良ボードは必需品
テラフォーミング・マーズのプレイヤーボードについて、自前の改善版を作りました。メリット・デメリットをまとめます。
◎メリット
・キューブやマーカーの扱いが格段に簡単になり、ゲームに集中できる。
・材料が安価である。
・自作なので愛着を持てる。
◎デメリット
・作るのに時間と手間がかかる。
・仕上がりは、素晴らしく良いとはいえない。
・産出量ゲージのコマはズレることがあり、機能性が十分とは言えない。
最低限の費用・手間で作ったボードですが、必要十分な使用感を得られたと思います。なにより愛着があって、このボード上で操作をするたび、満足感を得られます。
お金に余裕がある方・時間に余裕のない方は、市販品を購入するのが良案です。何十回も遊ぶようであれば、費用対効果は十分だと思います。
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ゲームはすこぶる面白いのですが、不満があります。プレイヤーの資源を管理するためのボードが、度を過ぎて扱いにくいのです。ペラッペラの紙の上に、小さな(5~10mm角)キューブを多数載せて、かつ、その位置を精密に維持する必要があるのです。キューブを動かすたびに、ずれてしまうか心配で、気を使います。とても、ゲームに集中できません。


当面のしのぎ、ということで、元のゲームボードをA4サイズに拡大コピー(125%)して、段ボールに貼り付けました。簡単ですが、キューブの位置管理に余裕ができて、少しだけ遊びやすくなりました。しかし、まだ十分とは言えません。

このプレイヤーボードの問題解決は、国内外の熱心なボードゲーマーからも要望が強いようです。市場には、非公式ながら改良されたボード(オーガナイザー)が、何種類か販売されています。しかし、それなりに高額で、購入には躊躇してしまいます。
せっかく魅力的なゲームなのに、このままではもったいない。というわけで今回、テラフォーミングマーズの改良版ゲームボードを、自前で作成することとしました。
★キューブの位置ずれ防止! 仕切り付きプレイヤーボード
キューブ位置のずれが問題なので、ボード上に凹凸を付けて、位置ずれを防止することにします。用意したのは、A4サイズに拡大コピー(125%)して、段ボールに貼り付けたゲームボード。これに、100円ショップで買った断面矩形のつまようじを使って、枠を作ります。準備する工具は、デザインナイフ、金属製定規、カッターマットです。


つまようじの断面は、2.3ミリの正方形です。先端のとがった部分を切り落とし、長さ50ミリの角材とします。木工用ボンドで、ボードに貼り付けます。


キューブを使って位置合わせをして、角材を固定します。左右方向にも固定する枠を作ろうとも思ったのですが、手間がかかるのと、キューブをスライドさせる動作の楽しさをなくしたくないので、左右方向はフリーにしました。


資源置き場の周囲にも枠を設置して、どの資源か分からなくなってしまう問題に対策しました。電力から熱への変換を考慮して、この部分の枠は資源が通過可能なように設置してあります。

仕上げに、ボードの周辺の保護です。縁がボロボロにならないように、製本用の透明テープで覆いました。


おめでとう!! 自作ゲームボードの完成です!! 製作の作業時間は、1枚で1時間ほどでした。

★快適ボードでテラフォーミング・マーズを満喫!!
こうして完成した自作プレイヤーボードです。製品同梱版(写真上)と比べて、ひと回り大きくて、存在感があります。産出量ゲージの操作も快適で、コントロール・センターで操作しているかのような雰囲気を楽しめます。

実際のゲームに使用してみました。これまでのゲームと比べて、格段に、ゲーム自体に集中できるようになりました。チマチマした作業から解放されて、今回はハイスコアが期待できそうです!

ゲーム終盤になって、資源が大量に蓄積されても大丈夫です。木枠が付いているので、隣の資源と混じってしまうのを、確実に防止できます。なんて快適なんでしょう!


で、隣のプレイヤー(長男6歳)の純正ボードを見ていると。あはは、資源が飛び散って、ボードから落ちそうですよ~! というわけで、自作ボード所持の優越感にひたる私でした(はい。大人げがないのは、承知しています)。

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・キューブやマーカーの扱いが格段に簡単になり、ゲームに集中できる。
・材料が安価である。
・自作なので愛着を持てる。
◎デメリット
・作るのに時間と手間がかかる。
・仕上がりは、素晴らしく良いとはいえない。
・産出量ゲージのコマはズレることがあり、機能性が十分とは言えない。
最低限の費用・手間で作ったボードですが、必要十分な使用感を得られたと思います。なにより愛着があって、このボード上で操作をするたび、満足感を得られます。
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