家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


☆祝☆ 200万ページビュー! ご訪問に感謝します。

↓↓↓子供と楽しむボードゲーム↓↓↓ 子供と遊ぶボードゲーム

家庭用の内視鏡「耳かきスコープ」を買いました。耳の穴、鼻の穴、口の中などを探検できます。
 購入した製品は、Teslong社・MS-450です。


★耳・鼻の中を見る!? 家庭用内視鏡を購入
 私は、鼻に持病をもっています。慢性副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症です。しじゅう、鼻が詰まっています。これまで何度か、まとまった期間の通院をしてきたのですが、改善しません。いったいこの鼻は、どうなっているのか。
 いちど、鼻の中を詳細に自分で観察してみたくて、この商品を買いました。「GEECR」ブランドの「イヤースコープ」です。アマゾン通販で、約7000円でした。製造は「Teslong」社で、型式は「Digital Otoscope MS-450」です。(この商品を選んだ経緯、他社品との比較は、末尾の「補足」に書きました。)
20210131zt153.jpg

 今回、鼻の中の観察を意図したのですが、本来は耳の穴を観察するもののようです。そこで、実際に耳の中を見ているところを、下の動画にまとめました。


 なお、↑の動画は、本製品のムービー機能で録画しました。なかなか、よく見えます!


 以下、商品の詳細、耳観察・耳掃除の使用感、鼻その他の観察への応用事例、をまとめました。


★商品詳細:内容物と使用方法をチェック!
 商品の詳細です。購入をご検討の方に、参考になると思います。
20210131zt101.jpg パッケージです。「Digital Otoscope」と書かれた箱です。社名やブランド名は、明記されていません。
20210131zt102.jpg 裏面。「TESLONG MS450-NTE」と記載されており、中国・TESLONG社の製品と推察されます。今回、購入先の社名は、「GEECR」でした。
20210131zt111.jpg 箱を開けました。本体、プローブ、小物類、マニュアル、が梱包されています。
20210131zt181.jpg 説明書は、多言語対応です。日本語の説明もありますが、英語の記載と照らし合わせると、ところどころ相違や不足があるようです。
20210131zt151.jpg 本体です。全幅150mm、画面サイズは幅100mmくらいです。右側に操作ボタンが配置されており、以下の操作ができます。
・画面キャプチャ(静止画・動画)
・LED明るさ調整(3段階+消灯)
・デジタルズーム(最大1.5倍)
・画面180°回転
・動画・静止画切替
・各種設定(自動電源オフ時間など)
・電源オン・オフ
20210131zt152.jpg 裏面です。電池は内蔵されており、交換はできないようです。
20210131zt401.jpg プローブは、先端直径がわずか3.9mmです。この直径の中に、カメラとLED照明を内蔵しているのですから、素晴らしいことです。
 アマゾンの商品説明では、IP67の防水レベルとありましたが、説明書には防水性能について記載がありませんでした。多少ながら不安です。
20210131zt153.jpg プローブと並べたところ。
20210131zt311.jpg プローブは、USB-Cらしきコネクタで接続します。専用コネクタのように見えます。PCへの接続が可能かは、分かりません。
 
20210131zt154.jpg プローブを接続したところ。
 ネット情報によると、本製品の旧タイプではコネクタ取り外し時に本体側のボタンを押す必要があったようです。私の入手した製品では、ボタンはなく、そのまま抜き差しできました。
20210131zt312.jpg このコネクタですが、表裏の向きによって、差すときに強い力が必要です(そういう設計なのか、工作精度の問題なのか、分かりません)。コネクタに無理な力がかかると、損傷のおそれがあるので、コネクタの向きに気を付ける必要がありそうです。
 怖いので、表裏の識別シールを貼っておきました。
20210131zt175.jpg 本体底面には、SDカードのスロットと、充電用のUSBポート(USB-C)があります。本品には、USBケーブルは付属しますが、ACアダプタは付属しません。充電には、手持ちの充電器か、PCなどのUSBポートが必要です。
20210131zt176.jpg SDカードは付属します。micro-SDカードで、32GBでした。
20210131zt171.jpg スタンドが付属します。裏面にネジ穴があって、ここにスタンドを固定します。
20210131zt172.jpg スタンドを使うと、モニターを斜めの状態で保持できます。モニターを持たずに済むので、観察作業に集中できます。これは便利です。
20210131zt451.jpg 画面の表示は、出荷状態では英語です。設定から、言語の切り替えができますが、日本語は、ちょっと怪しい翻訳です。これならば、英語のままのほうが、分かりやすいと思います。
20210131zt511.jpg 付属部品です。以下のものが同梱されていました。
・据え置き用スタンド(前述)
・先端カバー
・耳かきアタッチメント
・レンズ掃除用アルコールパッド
・レンズ掃除用綿棒
・LED付きピンセット+電池フタ回し
20210131zt513.jpg 付属の耳かきアタッチメントです。長さや形状の異なる4種類が、各1個ずつあります。黄色い部分は、柔らかい樹脂(エラストマー)でできていて、柔軟性があります。
 右端の黒い円錐状のパーツは、耳内の観察用で、壁面にキズをつけるのを保護するためのもののようです(耳かきとの併用はできません)。
20210131zt514.jpg 耳かきをつけたところ。本体の先端直径は3.9mmなのですが、この耳かきをつけると、6mm弱まで、先端の太さが増してしまいます。
 また、後述のように、耳内を観察しながらの耳掃除は、容易ではありません。また、自分でガリガリと耳掃除をやりすぎるのは、医学的にも、必ずしも望ましくないとも聞きます。オマケ的な機能と思ったほうが良さそうです。


★さあ、耳掃除をはじめよう!
 さっそく、耳スコープを使って、耳の穴の中を確認してみました。
20210131zt602.jpg まずは耳かきなしの状態で、耳の中を覗いてみました。耳の奥に進むと、壁面には毛が生えておらず、滑らであることが分かります。
 ここで、これらの画像は、本製品の静止画撮影機能で取得したものです。
20210131zt601.jpg 私の場合、耳垢は多くなく、耳掃除はほとんど行っていません。多少の小さな耳かすが見つかる程度でした。画面上方には、髪の毛らしきものも写っています。
 
20210131zt603.jpg さらに奥に進みます。半透明のところが、鼓膜でしょうか。そのまわりに耳かすがありますが、こんな奥までは、怖くてとても耳掃除をしたいとは思いません。鼓膜を傷つけたら、たいへんです。
20210131zt612.jpg 先端に耳かきをセットして、画面を見ながらの耳掃除に挑戦してみました。
 そう簡単ではないと想像していたのですが、それ以上に困難です。
 困難な理由は、いくつかあります。まず、耳かきをつけると、プローブの動きが阻害されて、小回りが利きにくくなります。
 また、上下左右の位置関係が分かりづらいです。最初にプローブを持つ向き(上下左右)を確認するのと、耳かきを取り付ける向きに、注意を払う必要があります。
 さらに、プローブと本体をつなぐケーブルが固めなので、プローブを回転させるときに抵抗となり、向きの調整が難しいです。
20210131zt613.jpg そして、一番の問題が、耳垢をとろうと耳かきを動かすと、視界も一緒に動いてしまうことです。つまり、耳かきを壁面に近づけると、カメラも壁面に近づいて、もともと見えていた耳垢が壁面に隠れて見えなくなってしまうのです。この問題は、いくら練習をしても回避できない、物理的な問題です。
 耳カスがはっきりと見えていても、どうにもうまく取れないというのは、なかなかストレスが溜まります。きれい好きな方は、見ないほうが良いかもしれません。耳掃除のし過ぎは、耳によくないとも聞きます。
 
20210131zt402.jpg プローブの上下左右の判別がつきやすいように、マーキングをしました。画面を見ながらプローブを向こうに向けたときに、ボタン側になる面に「ボタン側」というシールを貼っています。
20210131zt403.jpg これで、画面とプローブの位置関係を、すぐに合わせられるようになりました。これだけの工夫で、耳内の観察が、ずっと容易になります。


★耳の穴以外も! 身近な世界を探検
 「耳スコープ」と呼ばれていますが、耳以外にも、いろいろなものを見ることができます。試しに、いろいろ使ってみました。
20210131zt911.jpg 最初は、汚くて申し訳ないのですが、鼻の穴の中です。鼻毛、鼻くそが、鮮明に見えます。
20210131zt912.jpg 私は、慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)です。いつも鼻が詰まっているのですが、この映像を見て、納得しました。壁面が腫れて(鼻茸)、鼻の穴がほとんど塞がってしまっています。このように、鼻の中の様子を自分で確認したかったのが、この内視鏡を買った当初の理由でした。目的を満たせて満足です。
20210131zt953.jpg 続いて、こちらも汚いのですが。上の前歯の裏側です。自分では、なかなか確認しにくい箇所ですが、映像で見ることができます。左右の歯の間の部分は、いちど治療を受けていて、プラスチックの閉塞材が入っています。一部が欠けていて、ここが舌にひっかかるのですが、その様子がよく分かります。
20210131zt954.jpg こちらは奥歯です。詰め物と歯の段差が気になることがあるのですが、これもまた詳細に観察ができました。
20210131zt825.jpg 拡大倍率の確認です。ピントの合う位置で、画面いっぱいに写る範囲は、幅で約18mmです。画面サイズが約100mmなので、拡大率は5.5倍程度、となります。
20210131zt903.jpg 顕微鏡のような使い方もできます。左は、パソコンのディスプレイを撮影したものです。拡大率が5.5倍なので、顕微鏡としては控えめな倍率です。それでも、ドットがはっきりと視認できました。
20210131zt803.jpg ちなみに、ピントの合う位置は、プローブ先端から約15mm(固定)です。顕微鏡的な使い方をするときは、対象物から手で前後させて、ピントの合う位置を調整する必要があります。


★まとめ:楽しく使っていたのですが、まさかの故障・返品!
 この耳スコープ「MS450」は、耳の中も鼻の中も、鮮明に確認できて、思った通りの機能を持つ製品でした。身近なものの観察など、いろいろなことに使えそうだなあ、と思っていました。
 ところが、残念なことに、数日間の使用の後、LEDライトが点灯しなくなってしまったのです。
 LEDは、時には点灯することもあり、消えてしまったときにはコネクタ付近のケーブルを触ると再び点灯したり、とても不安定な挙動です。ケーブルが断線しかかっているのだと推察されます。これから、というところで、とても残念です。このまま、だましだまし使おうかとも考えましたが、アマゾンで無償返品できるということで、返品させていただきました。

 というわけで、数日間の使用に終わったわけですが、メリット・デメリットを書きます。

◎メリット
・耳・鼻の中を、鮮明な画像で確認できる。
・先端が3.9mmと細く、狭い通路内でも取り回しが容易。
・LEDの明るさを調整できるので、明るい場所での観察にも使える。
・約7000円でこれだけの機能があれば満足(故障さえなければ)。

◎デメリット
・数日の使用で、LEDが点灯しなくなった。ケーブル断線と思われるトラブルは、ネットのクチコミでも数例あり、この商品の「持病」かもしれない。
・耳掃除には、使いにくい。耳かきと視界が同時に動くため、物理的に無理があると思う。

 運が悪かったのか、早期に不具合の出る品に当たってしまいました。機能的には満足できる商品だっただけに、残念です。 また機会があれば、断線の心配が少ない、ワイヤレスタイプを検討したいと思います。


この記事が役立ちましたら、ランキングクリックをお願いします:
PVアクセスランキング にほんブログ村
技術・工学ランキング


★補足:他社製品との比較検討
 この種の「耳スコープ」は、類似商品が多数販売されています。ただ、大半の商品は、スコープ部分だけの製品で、画像の表示はスマーホやタブレット、パソコンで行うようになっています。しかし、クチコミを参照すると、接続のためのアプリやソフトの未対応や不具合が問題になるケースが少なくないようです。また、専用機でないと、画面操作や表示などの応答速度が快適ではないのでは、という不安があります。
 そこで私は、モニター画面がセットになった製品を探しました。メーカーの素性の分かるものを選んだところ、以下が候補に挙がりました。
・Teslong(テスロング):Otoscope MS-450
・コデン(coden):イヤスコープ(ファインダー型)
・サンコー(Thanko):モニター付きポータブル耳スコープ


 Teslong(テスロン、テスロング)は、2010年設立の工業内視鏡メーカーのようです[1]。中国・深センに拠点を置く企業と思われます。同社のMS-450は耳用内視鏡(otoscope、オトスコープ)で、Geecrなどのブランドからも販売されています。プローブ先端直径が3.9mmと、他社製品に比べて細めなのが特徴です。
 コデンは、1966年設立の国内企業で、2001年から耳用内視鏡を製造してきたメーカーのようです[2]。主力モデルはファインダー型で、集中した作業ができそうです。プローブの先端直径が1.5mmと、非常に細いのが特徴です。
 サンコー(Thanko)は2003年設立の国内業者です[3]。秋葉原に「サンコーレアモノショップ」という実店舗を持っているようです。自社での企画品も販売しています。「モニター付きポータブル耳スコープ」は、公式ショップではすでに完売となっていますが、アマゾンなどではまだ販売されているようです。
[1]Shenzhen Teslong Technology: otoscopes
https://teslong.com/collections/otoscopes
[2]コデン:イヤスコープ
https://www.coden.co.jp/wordpress/pro-cat/earscope/
[3]サンコー:どこでもかんたん「モニター付きポータブル耳スコープ」
https://www.thanko.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000003147&search=%BC%AA%A5%B9%A5%B3%A1%BC%A5%D7&sort=

 3製品を比較した結果、コデンは価格が高すぎること、サンコーは操作性が劣りそう(ボタンが上面に配置)、先端直径がやや太い(5.5mm)ことから、Teslongを選ぶことにしました。


関連記事
↓↓↓子供と学ぶ、プログラミング学習&論理的思考↓↓↓ 20190217_logicalprog.jpg






管理者にだけ表示を許可する

★コメント受付に時間がかかることがあります★






トラックバック
TB*URL





Copyright © 家と子供と、今日のおじさん(仮). all rights reserved.