家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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エプソンのプリンター「PX-M780F」を使っています。インクの減りが非常に早い気がします。実際、どれくらいお金がかかっているのでしょう?


★プリンターのインク消費が激しい! 家計への影響は
 子供の自宅学習用に、プリンターを購入しました。エプソン「ビジネスプリンター・PX-M780F」です。通販で、約2.5万円でした。(購入レビューは、→こちらの記事
20200502zp221.jpg

 このプリンターは、印刷速度が非常に速くて、快適です。参考書のコピーなど、あっという間に完了します。

 
 しかし、困った点があります。インクの消耗が、非常に速い気がするのです。特に、カラーインクは、ほとんど使っていないのに、なくなってしまいました。純正インクは高額(4色セットで約1.5万円)なので、家計への影響が、とても心配です。
20210117zp211.jpg

 そこで今回、プリンター「PX-M780F」は、実際どれくらいのインク費用がかかっているのか、整理・確認しました。


★なんてインチキ! 使わなくてもなくなるカラーインク
 購入から現在までの、印刷枚数およびインク交換の経過を、下表に示します。2020/4に購入してから、約9ヶ月稼働しています。製品同梱のサンプルインクは既に使い切り、黒は2回交換済み、カラーも現在2回目の交換時期です。
日付経過日数モノクロ枚数カラー枚数状況
2020/4/17000使用開始
2020/5/5181023 ★BK切れ81ICBK84に交換
2020/7/291032157166 ★M切れICM83に交換
2020/8/11062158167 ★C,Y切れICC83,ICY83に交換
2020/11/272243045 ★BK切れ180ICBK84に交換
2021/1/122703116247 ★M切れICM84に交換

 上の記録から、インク種類と交換時期をまとめると、以下の通りです。
 モノクロカラー
サンプルインク実際:1023枚(18日)実際:166~167枚(103~106日)
小容量インク(ICxx83)実際:データなし
カタログ:900枚
実際:81枚(167日)
カタログ:650枚
大容量インク(ICxx84)実際:2022枚(206日)
カタログ:2600枚
実際:データなし
カタログ:1900枚

 この結果をまとめると、以下の通りです。
  • 黒色・大容量インク(ICBK84)は、カタログ2600枚に対して、実際は約2000枚。それなりの枚数だった。
  • カラー・小容量インク(ICM83,ICY83,ICC83)は、カタログ650枚に対して、実際は約80枚。大幅に少ない。
 すなわち、カラー印刷は、カタログスペックの約1/8の枚数しか、印刷できませんでした。
 インクがなくなるまでの期間は、約半年でした。もしかすると、印刷枚数よりも、使用期間のほうが影響して、インクがなくなってしまったのかもしれません。このプリンターは、電源オン・オフや、スリープ移行・復帰のたびにヘッドが起動して、インクを少しずつ消費しているようです。我が家の場合、カラーではほとんど印刷していないので、起動停止時のインク消費量が、印刷時のインク消費量よりも多くなって、印刷できる枚数が大幅に減ってしまったのかもしれません。 
 これは「仕様」なのかもしれませんが、カタログスペックと比べると、どうしても「だまされた」と感じてしまいます。残念です。


★月間約2000円!? 印刷コストが重い負担に
 それにしても、半年で安くないカートリッジ(カラー1色1700円×3色=5100円)を使い切ってしまうとは、いかにも財布に優しくない製品です。実際、どの程度の費用がかかっていくのか、確認してみます。
 1枚あたりの印刷コスト(インク代のみ)は、以下の通りとなります。価格は、エプソン公式通販サイト(エプソンダイレクト)[1]の価格で、市場実勢価格とほぼ同じです(2021/1現在、税込、100円単位丸め)。
[1]エプソンダイレクト:インクカートリッジ(オリジナル/ポイント3倍) 型番:IC4CL84ED2P3
https://shop.epson.jp/goods/searchModel/begin.do?searchModelNumber=ICBK84,ICC84,ICM84,ICY84,IC4CL84,IC4CL84ED2P3
 モノクロカラー
小容量インク(ICxx83)価格:3300円
実際:データなし
カタログ:3.7円/枚
価格:1700円×3色
実際:63円/枚
カタログ:7.8円/枚
大容量インク(ICxx84)価格:5500円
実際:2.7円/枚
カタログ:2.1円/枚
価格:3600円×3色
実際:データなし
カタログ:5.7円/枚

 現在のペースですと、モノクロ:10枚/日、カラー:0.5枚/日、程度で印刷(コピー)しています。上表より、このときのコストは、以下の通りとなります。ここで、カラーは、カラーインク3色のみのコストです。
・モノクロ:実績2.7円/枚×10枚/日×30日/月=810円/月
・カラー:実績63円/枚×0.5枚/日×30日/月=945円/月
・合計:810円/月+945円/月=1,755円/月

 なんと、月1800円もかかっています!! 1年間で、2.2万円になります! プリンター本体は約2.5万円と安く感じたのですが、やはりインクが、良い値段になります。この先の運用継続が、やや不安になってしまう費用です。

 ただ、コンビニでのコピーに比べれば、ローコストかもしれません。現状、月間のコピー枚数は、モノクロ300枚、カラー15枚です。コンビニのコピーだと、300枚×10円+15枚×50円=3750円です。つまり、コピー費用は、コンビニ利用に比べて、おおむね半額です。コンビニまで出向く時間を考えると、お得と言えそうです。


★まとめ:それでも続ける? プリンターのある生活
 我が家の使用実績から、エプソン・ビジネスプリンター「PX-M780F」の印刷コスト(ランニングコスト)を確認しました。結果を以下にまとめます。
  • 黒色・大容量インクの印刷枚数実績は約2000枚で、カタログ値2600枚をやや下回る程度だった。
  • カラー・小容量インクの印刷枚数実績は約80枚で、カタログ値650枚を大幅に下回った。
  • 電源オンオフ時など、印刷をしなくてもインクが消費される仕様のために、印刷枚数が少ない場合は、1枚あたりのコストが大幅に増加してしまうものと推察される。
 本プリンタを購入した2020/5は、コロナの影響で小学校に通学していない時期だったので、娘9歳(当時。小学4年生)の教材のコピーが頻繁にありました。最近(2021/1)では、当時に比べて、コピー枚数が大幅に減っています。
 本プリンターは、「印刷しなくてもインクが減っていく」仕様です。今よりももっと稼働率が下がった時に、印刷コストがどうなるのか、継続モニタリングが必要です。
 我が家の場合、基本的に白黒印刷しか使いません。使わないカラー印刷のために、インク交換するのは、本当にお金のムダです。状況によっては、白黒印刷専用機への買い替えを、検討したいと思います。


(補足)
 カラーインクが切れてしまっても、白黒印刷・コピーは可能です。しかし、毎回のように警告が出てくるため、作業が煩雑になります。特にPCからの印刷時は、まちがってカラーを選択して印刷してしまうと、PC側の印刷エラーを解消するために、プリンターの再起動が必要になるようです。


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