家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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xiaomi・mijia(シャオミー・ミージア)ブランドの精密ドライバー(wihaコラボなし最新版)を買いました。実際に現品を使ってみて、実用性を検証しました。
 24本もビットが付属しますが、実際的に使い道があるのでしょうか?


★買いました! xiaomi精密ドライバー
 見た目がカッコウイイ精密ドライバー「mijia・精密ドライバーセット(米家精修螺丝刀套装)」を買いました。スマーホで有名な「xiaomi(小米、シャオミー)」の関連会社「mijia(米家、ミージア)」社の製品です。通販で購入し、約2500円でした。
※アマゾンリンクは、同等品と思われるものです。
20210109zd202.jpg

 なお本品は、従来ドイツの工具メーカー「wiha(ヴィーハ、ヴィハ、ウィーハ)」社とのコラボで生産されていた製品[1]です。現在は仕様がアップデートされて、wihaロゴが消え、mijia単体ブランドでの販売となっています[2]。私が購入したのは、このアップデート後の製品です。(製品の相違について、詳細は、→こちらの記事
[1]米家:米家wiha精修螺丝刀套装
https://www.mi.com/screwdriver
[2]珠海小猴科技有限公司(上海HOTO):米家精修螺丝刀套装
https://www.hoto.com.cn/24h1js_1209

 今回、この「mijia 精密ドライバー(wihaコラボ品でない)」を実際に確認・使用して、実用性を検証しました。


★美しさと実用性を兼ねた、スマートな仕様! 
 この「米家・精密ドライバーセット」は、工具とは思えない美しい外観が特徴です。しかし、マグネットを利用した固定システムや、耐衝撃合金鋼を使った高硬度ビットなど、使い勝手も兼ねそろえています。以下、詳細に仕様を確認します。
20210109zd502.jpg mijia(米家)は、スマーホメーカーのxiaomi(小米)の関連企業とのことです。本品も、スマーホを思わせる、スリムな外観です。一般的な精密ドライバー(眼鏡ドライバー)と比べると、そのスマートさが際立ちます。
20210109zd303a.jpg ケース端面を押すと、内蔵トレーが少しだけ飛び出します。これを引っぱり出すと、ビットが満載されたドライバー・セットが現れます。
20210109zd123a.jpg ホワイトバランスを調整して、実際の色味で写しました。ケースとドライバー本体はアルミ・アルマイト処理で、やや緑かかったつや消し仕上げです。
20210109zd202.jpg ケースです。ぎっしりと詰まったビットが、ワクワク感を高めます。実際には、ほとんどのビットは使わないのですが、それは重要ではありません。
 ビット構成については、後に詳細に述べます。
20210109zd218.jpg ビット固定部は、二面幅4.0mmの六角形です。小さいので、取り出しに少々コツが必要です。
20210109zd220.jpg ビットはマグネット固定です。逆さにしても落ちません! このサイズのビットが散乱すると、探すのも戻すのも大変ですので、たいへんありがたい仕様です。
20210109zd219.jpg ドライバー本体(軸)は、マグネットでなく、ヒンジで固定されています。かなりガッチリ固定されており、指をかける部分が先端側の少ししかありません。これもまた、外すのにコツがいります。
20210109zd411.jpg ビットのサイズはこれくらい。小型ながら、固定部は15mm程度の長さがあり、しっかりと固定できます。
20210109zd413.jpg ビット固定は、マグネット式です。機械的な固定はありません。本体奥の方に、磁石(ネオジム?)が装着されているようです。
20210109zd412.jpg 装着状態です。ビット自体は着磁されていませんが、本体の磁石の効果で、多少の磁力があります。鋼製の小さなねじであれば、保持可能です。
20210109zd502a.jpg 手持ちの精密ドライバーとの比較です。長さ・太さとも、精密ドライバーと比べて大きく、作業性が良好です。上端ノブは回転可能で、素早い操作が可能です。
 本体はアルミ製で、アルマイト処理がされています。
20210109zd505.jpg 精密ドライバーとの先端の比較です。左端から、手持ちプラス000、本品PH000、本品PH00、手持ちプラス00(2本)です。
 手持ち品と比べると、同じ先端形状でも軸の太さがあり、堅牢感があります。材質はS2鋼、高度HRC60±2、とのことです。精密ドライバーは先端がヘタりやすいのですが、耐久性が期待できそうです。
 なお、S2鋼とは、AISI(米国鉄鋼協会)規格の耐衝撃合金鋼で、炭素量0.4~0.55%、Mo、Mn、Vが添加された鋼材です。


★全部使いこなせるか? 24本のビット 
 本ドライバーセットには、24本のビットが同梱されています。なじみの深いプラス・マイナスのほか、いたずら防止のトルクス、その他マイナーな形状も含めて、豊富に揃っています。使用機会がないビットも多そうですが、見ているだけでも楽しめます。
20210109zd211a.jpg ビット内容を確認します。左から、
・tri-wing:Y1
・tri-point:Y0.6
・Phillips(+):PH000
・同:PH00
・同:PH0
・同:PH1

 Phillips(フィリップス)は、いわゆるプラスドライバーです。日本のJIS、CIPA(旧称JCIS)規格に対応しているかは不明です。
20210109zd511.jpg mijia独自品では、wiha品にあったPH2の代わりに、iphoneなどで使えるY0.6が入っています。
 本製品でYと称されるものには、3枚羽根が中央で交わるtri-point(トリポイント=写真左)と、偏心したtri-wing(トリウイング=写真右)の2種類が混在するので、要注意です。
20210109zd212a.jpg 2段目。
・マイナス:SL1.5
・同:SL2.0
・同:SL3.0
・異形プラス(スタンドオフ):W1.5
・ペンタ(五角形):P2
・同:P5
20210109zd512.jpg mijia独自品では、wiha品のSL4.0の代わりに、W1.5(写真)が入りました。W1.5は中央に突起があるフラットなプラス形状で、iphoneのねじ穴付き頭のねじを外すのに使用する特殊形状です。
20210109zd213.jpg 3段目。
・トルクス(六角形):T2
・同:T3
・同:T4
・同:T5H
・同:T6H
・同:T8H(写真に刻印がありませんが、実際には見えない面にあります。)

 トルクス(TORX)には中央に穴のない標準トルクスと、穴付きの(ねじ頭には突起付き)いたずら防止トルクス(security torx=末尾にH)の2種類があります。特殊形状のねじ頭の中では、比較的ポピュラーだと思います。
20210109zd214.jpg 最後に4段目です。
・トルクス(六角形):T9H
・同:T10H
・六角穴:H1.5
・六角穴:H2.0
・spanner(2穴):U2.6
・三角穴:2.3
20210109zd513.jpg wiha品のT15Hに代えて、T9Hが追加されました。T9Hは、プレイステーション4のメンテナンスに使えます。写真は、左から、トルクスT8H、T9H、T10Hです。


★実際に使ってみた。どこまで実用的か? 
 実際に、手近にある製品で、使用感を試してみました。
20210109zd903.jpg まずはもっともポピュラーな、プラスねじ。電池フタのねじです。電池フタですと、#1や#2が多く使われますが、本品の最大サイズは、Phillipsの#1です。(Wihaコラボ品には#2もあった。)
 写真は、#1がピッタリ適合しました。#2ビットも欲しいところですが、ドライバーの軸径を考えると、しっかり締めるには力不足かもしれません。#1までが、実用的なのでしょう。
20210109zd905.jpg カメラのねじです。こちらは、#00が適合しました。さらに小さいねじがあれば、#000が使えます。
 一般的な精密ドライバーと比べると、軸径が太いので、力を入れやすく、固いねじをつぶさずに回せると思います。
20210109zd906.jpg パソコン本体内部、ファンの固定ねじです。プラスPH1が適合。
 ビット自体は磁化されていないのですが、ドライバー側の磁石の効果で、小さいねじならば磁力で把持できます。ただし、磁力はあまり強くないので、あくまで補助的な機能と考えるのが良さそうです。
20210109zd910.jpg こちらは、携帯電話(ガラケー・東芝W61T)のねじです。Y字のくぼみがついた、特殊ねじ頭です。
20210109zd911.jpg このねじ頭に、本品のY0.6が、ピッタリと合いました。
20210109zd921.jpg 同じY字ですが、こちらはニンテンドー・スイッチのコントローラー(ジョイコン用グリップ)のものです。
 こちらは、Y0.6では適合しませんでした。Y1は、トリポイントでなくトリウイング(3枚の羽根が中央で偏心している)のため、やはり適合しません。
20210109zd914.jpg カメラ用電池の充電器に、トルクスのねじを見つけました。意外と、使われているものなのですね。
20210109zd915.jpg これは、本品のT10Hがピッタリでした。これで、いたずら防止ねじも、いたずらすることが可能です。
20210109zd922.jpg 同じトルクスでも、こちら(Divoom Pixel Factory)は適合ビットがありませんでした。おそらく、T7だと思います。本品には、T6とT8しかありません。

 ここまで試して、やはり実用的なのはプラスドライバーのみでは、と思いました。トルクスもありますが、あえて分解する機会がないのと、微妙に合わないこともあります。私の場合、使用場面は実際的には皆無となりそうです。


★まとめ:もはやファッション。素敵な精密ドライバー
 「Mijia 精密ドライバー」を実際に使用してみて、メリット・デメリットのまとめです。

◎メリット
・安価な精密ドライバー(眼鏡ドライバー)に比べて軸径が太く、固いねじも外しやすい。
・安価な精密ドライバーに比べてビットが太く、耐久性が高そう。
・本体の磁石でビットまで磁力が伝わるので、小さいねじなら把持できる。
・wihaコラボ品に比べ、トリポイントY0.6、スタンドオフW1.5、トルクスT9Hなど、iphoneやPS4の分解に使えるビットが充実している。

◎デメリット
・あえて電子機器の分解をしない、一般ユーザーには、ほとんどのビットは使用機会がない。
・プラスPH00とPH0は両方同時に必要なことがあるが、ビットの交換が面倒。廉価ドライバー2本持ちのほうが作業効率がよい。
・ビット先端の細い部分の長さが短い。深い穴の場合、廉価ドライバーのほうが有用である。
・使用機会のないビットのために、大きくて重いケースが必要になる。

 結論として、私の場合、「普通の精密ドライバー」を数本持っていた方が、実用性は高そうです。しかし、見た目がカッコウイイので、ファッションとして持つのは、良いアイデアだと思います。
 外観はスマートですが、内容はムダの極みとも言えます。それでも、使うたびにワクワク感があり、とても気に入っています。
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