家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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2000円以上もする、高級爪切りを買いました。「フェザー特撰ツメキリ・Lサイズ」です。切れ味がどの程度なのか、試してみました。


★高級爪切り(2000円)を買いました!
 先日、子供用に、新しい爪切り「フェザーツメキリ(S)」を買いました(→こちらの記事)。この爪切りは、なかなか使い心地が良いので、大人用にも、新しい爪切りを買うことにしました。
 爪切りを買うのは、十年以上ぶりだと思います。以前、いつ買ったか、覚えていません。せっかくの機会なので、少し良いものを買うことにしました。子供爪切りと同じメーカー「フェザー安全剃刀」の、「フェザー特撰ツメキリ・Lサイズ」[1]です。アマゾンで、2000円強でした。
[1]フェザー安全剃刀: 製品情報-一般消費者用製品-カミソリ&ビューティーケア製品-特撰シリーズ
https://www.feather.co.jp/g_Products/general06.html
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 通常の爪切りは、500円前後です。この「特撰ツメキリ」は、さすがに2000円もするだけあって、高級感のある外観です。茶色がかった銀色で、つや消し仕上げとなっています。レバー部分は、複雑な曲面を持つ形状になっています。趣味が良いか悪いかは置いておいて、見るからに「お金がかかっていそうな」作りではあります。
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 現有の爪切りとのサイズ比較です。一番上が、いつ買ったかわからない、以前からある爪切りです。中央が、先日買った子供用の小型爪切り(フェザーツメキリ・Sサイズ)。今回のフェザー特撰ツメキリ・Lサイズは、以前から持っている爪切りと、ほぼ同じ大きさでした。使い慣れたサイズと言えます。
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★なぜフェザーを選んだか?
 高級爪切りの中心価格帯は、1000円~2000円前後のようです。高級とはいえ、「爪切り」という製品であることから、あまり高額なものは売りにくいのだと思います。ネットで調べたところ、主要ブランドとしては、以下のような製品があるようです。
・グリーンベル(CUTPIA):匠の技 高級爪切りシリーズ
・貝印:関孫六シリーズ プレミアム爪切りシリーズ
・フェザー:特撰ツメキリ(特選爪切り)シリーズ
・木屋:はがねの爪切りシリーズ


 これらの商品を、ネット情報を見て比較したのですが、飛びぬけて評価の高いブランドはないようです。特に気になる「切れ味」については、クチコミを参照する限り、どの商品でも「よく切れる」と「それほど切れない」が混在していました。切れ味は、ユーザーとの相性もあるようなので、実際に使ってみないと分からないと判断しました。
 
 そこで今回は、「見た目」「ブランドイメージ」を重視して、「フェザー特撰ツメキリ」を購入しました。具体的には、以下の理由によります。
・「匠の技」や「関孫六」は、ロゴが大きく入ったデザインが気に入らない。
・先日買った小型ツメキリの使い心地がよく、フェザーに好印象がある。


★「オートオフセット機構」の切れ味に注目!
 購入した「フェザー特撰ツメキリ Lサイズ」の外観です。刃部はステンレス刃物鋼、レバーは亜鉛ダイカスト製です。爪飛散防止カバー(キーパー)はステンレス製、本体キャップはプラスチック(PP:ポリプロピレン)製とのことです。
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 刃の部分の幅は、13ミリです。フェザーは、上下の刃のかみ合わせに、設計指針があるようです。すなわち、「理想的な切れ味を実現するために上の刃と下の刃を若干ずらした」、「オフセット加工」が適用されています。下側の刃が、わずかに飛び出すようになっているようです。これにより、「刃先の損傷を軽減させ、切れ味の良さと高い耐久性を実現」した、とあります[1]。
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 そして、この「特撰ツメキリ」の目玉となる機構が、「オートオフセット機構」です。通常の爪切りですと、本体の上部の板部を、レバーで直接押しています。しかし、オートオフセット機構では、本体上部の板部とレバーの間に「補助板」を挟んでいます。これによって、本体上部のたわみ(しなり)を押さえて、本来の刃のかみ合わせ状態(オフセット)を維持できるようにしているのです。この効果は、切削抵抗値50%減、切れ味長持ち(1万回切っても変わらない切れ味。通常品は約6000回で部品破損)、と書かれています[1]。
 下の写真の通り、本体の上面を、薄い金属板(ステンレス製)が覆っています。この金属板を介して、レバーの力を伝達することで、本体のたわみを防ぐようです。見た目では、違いは分かりませんが、刃先のオフセット量の許容誤差は10ミクロン(0.01mm)オーダーと思われます。わずかなたわみを防ぐことが、重要なのかもしれません。
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★さあ実験! 3つの爪切りで切れ味を比較
 さて、実際の切れ味はどうか。以下、3つの爪切りで、比較しました。
a)現有のノーブランド爪切り(価格不明)
b)現有のフェザーツメキリ・Sサイズ(700円)
c)フェザー特撰ツメキリ・Lサイズ(2100円)

 まず、ノーブランド爪切りです。爪の一か所だけを切った後です。写真、水平にまっすぐ見える部分が、普通の爪切りで切った箇所です。切断面はギザギザとしていて、断面が一様でないように見えます。切った時の感触も、「フニャリ」とした感じで、切るというよりは、もぎとるような感触でした。切れ味がよいとは言えません。
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 次に、フェザー社の普及品「フェザーツメキリ・Sサイズ」です。こちらは、パチンという軽快な爪切り音でした。切断面はシャープで、まっすぐに切れます。ただ、切断面の上面のエッジがシャープで、指でさわるとバリが残るように感じました。ノーブランド爪切りよりは、きれいに切れると思います。
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 そして、高級爪切り「フェザー特撰ツメキリ・Lサイズ」はどうか。パチンというよりは、「サクッ」という感触で、確かに軽く切れます。軽く切れるのは、刃のつくりもあるかもしれませんが、サイズが大きいのでテコの原理で軽く切れる、という理由もありそうです。切断面もシャープです。ただし、上面のバリっぽいエッジは、普及品のフェザーツメキリと変わらない感じです。切れ味については、普及品と大差がないように思えます。
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 以上から、「フェザー特撰ツメキリ・Lサイズ」の切れ味をまとめます。
◎切るときの感触
 ・ノーブランド品や、フェザー爪切り・Sサイズに比べて、軽く切れる。
 ・切るときの感触は、「パチン」でなく「サクッ」という具合。

◎切断面の外観
・ノーブランド爪切りと比べて、切断面がシャープで一様である。
・フェザー爪切り・Sサイズと比べて、切断面には大差がない。
・切断面と上面の角には、バリっぽいエッジが残る。

 全体として、注意してみれば、確かに良く切れているのかもしれない、という程度です。「明らかに素晴らしくよく切れる」という印象は持てませんでした。
 切れ味は「サクッ」という軽い手ごたえなので、「パチン」というしっかりした手ごたえを望むユーザーは、違和感を感じるかもしれません。このあたりは、好みだと思います。私の場合、爪を切るという行為に特にこだわりを持っていないので、どの爪切りでも大差はない、と感じました。
 なお、耐久性は不明ですが、これもフニャリと切れる爪切りを10年以上使ってきた私ですから、大きな違いを感じないだろうと予想できます。


★オマケ検証:「2枚爪」になりやすい使い方は?
 高級爪切りについて、ネットで調べたところ、気になるのが「2枚爪(にまいづめ)」についてです。2枚爪とは、爪の表面だけ薄く剥がれてしまう現象のことです。そして、ネットのクチコミによると、複数の高級爪切り(グリーンベル、貝印、フェザーとも)で、「2枚爪になりやすい」という記述が、いくつか見られたのです。
 しかし、私が今回試した限り、どの爪切りを使っても、2枚爪になることはありませんでした。どうすれば2枚爪になるのか、試してみたところ、爪切りの表裏を逆にして使うと、2枚爪になりやすいことが分かりました。すなわち、下の写真のように、爪切りを逆さにして爪を切るとき、2枚爪になる可能性が高まります。(必ずなるわけではありません)
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 下の写真は、何回か試して、2枚爪っぽくなった場合を写したものです。切断面の付近が白っぽくなっていて、よく見ると、爪の表面が薄くめくれ上がるようになっているのが分かります。
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 なぜ、逆向きに使うと、2枚爪になりやすいのか? これは、上述した爪切りの「オフセット」が関係していると思います。すなわち、通常の爪切りでは、下側の刃が、ごく僅かだけ飛び出ています。これを逆に使うと、爪の表面になる側の刃が、少しだけ飛び出した状態になります。この状態で切ると、爪の表面側が、少しだけへこむような状態で切れると推測されます。爪の表面には、薄い層があるため、爪の表面側がへこんでいると、この部分から層がめくれやすい、というわけです。
 意図的に「オフセット」を設けていない爪切りでは、製造状態によっては上の刃が下の刃よりも出っ張っていることがあるかもしれません。この場合、普通に使っていても、2枚爪になりやすい、ということがあるかもしれません。高級爪切りでは考えにくいですが、もし、いつも2枚爪になってお悩みの方は、爪切りを表裏逆向きにして切ってみて、試してみてはいかがでしょうか。


★「特撰ツメキリ」の外観と構造を確認
 以下、特撰ツメキリの、刃部以外の外観・構造を確認します。爪飛散防止カバーは、ステンレス製です。スライド式で開閉できます。本体からは取り外せません。スライドは、やや固定が弱く、意図せずスライドしてしまうことがあるように感じました。
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 裏面です。プラスチック製のキャップも、本体から取り外すことはできません。このキャップは、見るからに樹脂っぽい外観で、高級爪切りにしては、やや高級感がないと感じる部分かもしれません。
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 レバーには、ステンレス製のやすりが付いています。目は細かく、とがっていて、よく削れます。切断面のエッジが気になる場合、このやすりで削っておくのが良さそうです。
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 本体上面、「オートオフセット機構」の金属板には、「FEATHER MADE IN JAPAN」の刻印があります。フェザー安全剃刀は、刃物製造で有名な岐阜県・関市に生産拠点を持つ、国内メーカーです[2]。
[2]フェザー安全剃刀: https://www.feather.co.jp/
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★まとめ:確かに軽く切れるが、切れ心地は好み次第
 「フェザー特撰ツメキリ・L」を実際に使ってみて、メリットとデメリットを書きます。

◎メリット
・サクッと軽く切れる。
・他の高級爪切り(グリーンベル、貝印)のような、主張の強い商品名ロゴが無い。
・「オートオフセット機構」で耐久性が期待できそう。

◎デメリット
・明らかに素晴らしくよく切れる、というわけではない。
・切った後、爪のエッジが立っているようで、少し気になる。
・切るときのパチンという手応えを望む人には不向き。
・複雑な曲面を持つ見た目は、好みが分かれそう。
・爪切りにしては、たいへん高額(2000円)。

高級な外観と、独自のオートオフセット機構が特徴の「フェザー特撰ツメキリ・Lサイズ」。素晴らしく良い切れ味とは思いませんが、サクッと軽く、シャープに爪を切れます。




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