家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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 小学生~中学生に好適な理系玩具「Snap Circuit SNAPTRICITY」を紹介します。ブロック感覚でさまざまな電気回路を組み立てて、電気と磁気を学ぶことができます。


★電気と磁気を楽しく学ぶ! こんな教材が欲しかった!
 以前、「Snap Circuits(スナップサーキット、スナップ回路)」という玩具を買いました)。電池・電球・モータといった、さまざまな電気部品をブロック感覚で組み合わせて、いろいろな機能を持つ電気回路を作れる、という理系玩具です。日本では、「電脳サーキット」の名称で販売されています。

 今回、この「スナップサーキット」の、別バージョンを購入しました。「SNAPTRICITY(スナップトリシティー)」というセット[1]です(写真下。写真上は、以前に購入した「スナップサーキット・ジュニア」)。通販で、約4000円でした。
[1]Elenco: Snaptricity

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 内容物の比較です。左が今回の「スナップトリシティー」、右が以前に買った「ジュニア」です。スナップトリシティーは、ジュニアに比べて、教育的な要素が強くなっています。ジュニアには音がなるIC回路など、子供の目を引きやすいが中身を理解しにくいパーツを使った回路例が多かったのが不満でした。一方、このスナップトリシティーでは、電磁石や電流計、3点スイッチなど、アナログ的な要素が充実しています。テキスト(残念ながら英語ですが)も、「なぜそうなるのか」「どのように実用されているか」といった情報が豊富に記載されていて、理解が深まるように工夫されています。
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 ケースに整然と並ぶ電気部品を見ていると、ワクワク感が高まってきます。これらのパーツを、「スナップ」でパチパチとはめるだけで、さまざまな回路を作ることができるのです。
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 特徴的な部品を紹介します。左から、モーター、電磁石、電球、押ボタンスイッチ。シンプルですが、基本的な部品がそろっています。これだけあれば、小学生から中学生の理科で学ぶ電気・磁気の、相当の範囲をカバーできると思います。
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 さらにすごいのが、磁石関係のアイテムです。基本の棒磁石や方位磁針に加え、「砂鉄パック(iron fillings)」や鉄棒、クリップまで、基礎的な実験に必要なものが、すべてそろっています。
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 特に、この砂鉄パックは素晴らしい。磁石に引き寄せられた砂鉄が、見えない「磁力線」を可視化します。そのほか、方位磁針やクリップを使っても、磁石のまわりの磁力の流れを知ることができます。こうした小物が充実しているのは、なんとも理系教材らしくて嬉しいです。こういう実験を、やりたかったんですよ!
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 そして、ほかにも何やら、用途の不明な小物パーツが同梱されています。付属テキストの例題(プロジェクト)を進めるなかで、これらの小部品が、きっと活躍するのです。ワクワクしますね!
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★充実のテキスト内容! これで電気&磁気博士だ!
 そして、パーツ内容と並んで素晴らしいのが、付属のテキストです。見て下さい、この分厚さ! 「スナップサーキット・ジュニア」に比べてプロジェクト(例題)数は少ないのですが、テキストは、この「スナップトリシティ」のほうが倍くらいの厚さがありそうです。
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 テキスト内容が、とても充実しているのです。「ジュニア」には、組立図と組み立て方、使い方ぐらいの記載しかなく、「作っただけで終わり」になりがちでした。しかし、本セットでは、「なぜそうなるのか」「身近ではどのように使われているのか」などの記載があり、理解を深めることができます。回路図が載っているのも嬉しいですね。ただ遊ぶだけでなく、実践で役立つ「電気・磁気の知識とスキル」を身につけることが期待できます。
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 ただ残念なのが、「テキストがすべて英語である」という点です。このままだと、小学生以下の子供たち(娘9歳、長男6歳、次男4歳)には、理解することが困難です。そこで各ページに、簡単な日本語訳(ひらがな)を自前で記載することにしました。幸いなことに、もともと子供向けということで、比較的平易な英語で書かれています。いちおう、当方「理系人材」であるので、ちまちまと、時間があるときに少しずつ書いています。(ただし、字があまりに汚くて、娘9歳に「読めない」と言われました。)
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 難しそうな電気や磁気の現象を、実物を使って学べる、優れた教材です。さらに、テキストでは、その裏にある原理や、実際の生活でどのように使われているかを、具体的に説明してくれています。これだけ充実していれば、「見えない」電気や磁気について、深く理解できるようになると期待できます。

 テキストは、メーカーサイト[1]からダウンロード可能です。興味のある方は、確認してみて下さい。
[1]Elenco: Snaptricity


★バラエティ豊富なパーツで、電気&磁気を広く学べる!
 実際の作例紹介です。まずは、全体像をビデオ(YouTube)にまとめました。

 最初に電気回路のしくみを理解するには、シンプルな豆電球を使った回路が一番です。3点スイッチを使って、光る電球を切り替えられる回路も作れます(写真右)。
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 簡易なものですが、電圧計(電流計にも切替可能)がセットになっているのも嬉しい。電球では大雑把にしか分からなかった電気の「量」の概念を、分かりやすく可視化してくれます。電気の理解を、もうワンステップ高めてくれることでしょう。
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 そしてモーター。分かりやすく回転して、電気がする「仕事」を見せてくれます。このプロペラは、モータが止まると空高く飛んで、ビジュアル的にも優秀なパーツです。こうした「ワクワク感」は、学ぶ上で非常に大切です。
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 電気で仕事ができるなら、仕事で電気を作ることもできるはず。モーターで電気を起こす実験は、エネルギーにさまざまな形態があり、互いに変換できることを知る、最初のきっかけになるかもしれません。
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 さらに、ミステリアスなアイテムとして、「電磁石」があります。どうして電気が流れると、磁石になるのでしょう? テキストの中には、自分でコードを巻いて電磁石を作る、なんていう課題もあります。完全な理解は難しいでしょうが、不思議に思いながらも、電気と磁気の深い関係に、確実に気付いていくことができるはずです。
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 セットになった豊富なアイテムは、どれも基本的なものです。しかし、私が小学生の頃は、これらを手軽に自由に組み合わせるのは、容易ではありませんでした。いろいろな部品を、配線する手間があり、組み換えも容易でなかったのです。しかし、この「スナップトリシティー」であれば、教科書で見てやってみたかった「あの実験」や、「こうしたらどうだろう?」を実際に確認する実験などに、自分で考えながら、自分で取り組むことができます。なんて素晴らしい教材なんだろう、と思うばかりです。


★まとめ:電磁気教材の決定版!「スナップトリシティー」
 スナップサーキット「スナップトリシティー」。小学生~中学生が、自分で考えながら、電気や磁気を学ぶのに、理想的な教材だと思います。なんといっても、目に見えない電気や磁気を相手に、さまざまな実験を、手軽に体験ができるのが嬉しい。
 以下、メリットとデメリットをまとめます。

◎メリット
・電球・モーター・電磁石・電流計といった、基本的な電気部品がそろっている。実際にやりたかった「あの実験」を自分でできる。
・回路の組み替えが簡単。実験をして疑問が浮かんだら、その疑問を解消するための「別の実験」を、すぐに思いつくままに実行できる。
・電気回路でなく、磁石関連の実験小物も充実。特に「砂鉄パック」は、小学生時代の憧れのアイテム!

◎デメリット
・テキストが英語である。子供が自主的にで学習するには、自前での和訳が必須となる。


 個人的には、小学生から中学生の電気・磁気の学習には、これ以上ない優秀な教材だと思います。
 ネックはテキストが英語のところですが、比較的、平易な英語で書かれています。もし、英語アレルギーでなく、電気・磁気に一定の関心があるようでしたら、得る物が非常に大きい一品だと思います。強くオススメします。


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