家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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地震や台風など、停電時に活躍する「ポータブル電源」について、徹底的な比較を行いました。国内・海外の大小メーカー20社、44製品について比較し、価格・性能が妥当で、安心感・信頼感のある製品を選びます。

<ポータブル電源関連の記事一覧>
・Jackery、JVC、SmartTap、Lacita、Portec比較検討 →こちら
・Anker、Yeti、スゴイバッテリー、Taskarl比較検討 →こちら
・Suaoki、iForway、Floureon比較検討 →こちら
・iMuto、Enkeeo、Beaudens、Voltmagic比較検討 →こちら
・国内・海外20社44製品を網羅した詳細比較リスト →こちら
・国内・海外20社44製品から厳選したベスト品は? →本記事


★災害の備えに、ポータブル電源を検討中!
 昨年(2019年)の秋には、台風の影響で、はじめての「緊急避難」を経験しました。家の前のマンホールが逆流し、危険を感じたからです。避難場所は、近隣の小学校の体育館でした。
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 長時間を何もない場所で過ごしていると、子供たちが退屈しはじめて、次第に私たちも、機嫌が悪くなってきます。情報収集や時間つぶしのために、スマーホ等の電気機器が使えると、とても有用です。避難所には電源コンセントがありましたが、数が多いとはいえません。場合によっては、充電できず、電気機器が使えなくなることもありそうです。

 そんな避難所生活や、停電時の対応に役立つのが、「ポータブル電源」です。大型の充電池ですが、普通の電気機器のコンセント(AC100V)が使えることが特徴です。
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 このポータブル電源は、充電池(リチウム系バッテリー)を使っているので、発電機のような騒音がありません。サイズもラジカセ(死語?)程度で、重さも5kg前後と軽い。さらに価格も、5万円前後が中心で、万が一の災害への備えとしては、検討の余地がある価格です。


★どのポータブル電源が良い?各社製品を徹底比較!
 この「ポータブル電源」は、さまざまなメーカーから商品がラインナップされています。これまで、以下のような製品を抽出・比較してきました。
◎記事その1:→こちら
・Jackery/JVCケンウッド:Portable Power Station
・SmartTap(加島商事):PowerArQ(パワーアーク)
・Lacita:ENERBOX(エナーボックス)
・ドアーズインターナショナル:Portec(ポルテック)

◎記事その2:→こちら
・Anker(アンカー):PowerHouse(パワーハウス)
・Goalzero(ゴールゼロ):Yeti(イエティ)
・システムトークス:スゴイバッテリー
・新東京物産:Taskarl(タスカール)

◎記事その3:→こちら
・Suaoki:Power Station
・クマザキエイム:ENEPORTA(エネポルタ)
・iForway
・ポタデン
・Floureon(フルーリオン)

◎記事その4:→こちら
・iMuto(イムート):Smart Portable Charger
・Enkeeo(エンキーオ):Portable Power Station
・Beaudens(ビューデンス):電池革命
・プロテクタ:Voltmagic(ボルトマジック)
・ホンダ:LiB-Aid(リベイド)
・マクセル:Energy Station


★さあ選ぶぞ!ポータブル電源の選定指針
 前回の記事(→こちら)では、国内・海外20社の44製品について、機能や価格をまとめました。この膨大な数の製品から、私のニーズを選ぶものを探します。
 選定にあたって、以下の条件で、絞り込みを行いました。

◎電源容量:300~500Wh
 ポータブル電源の選定で、もっとも重要なのが「電源容量」です。電源容量は、「Wh(ワットアワー)」で比較します。例えば、400Whであれば、40ワットの機器を10時間使える計算になります(実際には変換効率のため、80%程度に減少)。私の場合、スマーホ等の電気機器の充電(1回20Wh程度)や、小型の電気機器(LEDライト、卓上扇風機等)を想定しています。300~400Wh程度で、十分と思われます。製品選定では、「300~500Wh」の範囲とします。

◎価格:6万円以下
 価格もやはり、重要です。予算から、「6万円以下」を限度としました。できれば5万円以下がよいのですが、ポータブル電源の価格相場は、100Wh≒115円ですので、500Wh→約6万円以下、が目標値となります。

◎重量:6kg以下
 持ち運びが不便だと、非常時、特に避難時に用をなしません。「6kg以下」とします。

◎AC電源の電圧:100V
 国内の家庭用コンセントは100Vが標準です。海外製品だと、110Vや115Vの出力となっている製品があります。最近の家電は、入力電圧に幅があるものも多いです。しかし、非常時に、万が一でも機器の故障が発生すると、たいへん困ります。「安全・安心」を最優先するために、「100V出力」の仕様の製品を選ぶこととします。

◎残量の表示:パーセント表示が可能
 非常用、緊急用の用途だと、バッテリーの残量がどれくらいか、詳細に把握できるのが安心です。4段階や5段階など、荒いレベルの表示しかないと、あとどの程度使えるのか、不安になってしまいます。安心感を確保するために、「残量をパーセント数値で表示できる」商品を選びます。

◎サポート:国内サポート窓口が明確なこと
 多くの海外製品は、メーカーがはっきりしないばかりか、国内販売業者の窓口も不明瞭だったりします。ポータブル電源は、非常時に故障で使えなかったら意味がありません。普段からの動作確認が必須で、故障があれば対応が必要です。また、「廃棄」も大きな問題です。自治体によっては、大型のリチウムイオン電池は、資源やゴミ回収の対象外になっている場合もあります。場合によっては、メーカーに引き取りをお願いせねばならないでしょう。したがって、「国内のカスタマーサポート窓口が明確な製品」を、選定対象とします。


★44製品から選定、厳選6製品はコレだ!
 以上の選定基準を満たす製品を、以前のリスト(20社44製品)から選びました。残ったのは、なんと4社(製造元2社)4製品だけです。
・Jackery:Portable Power Station 400Wh (45,000円)
・JVC:ポータブル電源 BN-RB3 311Wh (40,000円)
・SmartTap(加島商事):PowerArQ mini 311Wh (32,000円)
・プロテクタ:Voltmagic PB450 450Wh (46,000円)

<取扱説明書をチェック!>
 いずれの製品とも、取扱説明書の開示がされています。製品選定の、重要な資料となります。説明書の内容によって、サポートの手厚さも、うかがい知ることができます。(もしも、説明書の開示がない製品だと、不安で購入を躊躇してしまいます。)
・Jackery:https://www.jackery.jp/pages/user-guides
・ビクターJVC:https://www32.jvckenwood.com/jvc/system/manual/search/index.asp?Key=Search&Chk=1&Model=BN-RB
・SmartTap:https://sm-tap.com/%e5%8f%96%e3%82%8a%e6%89%b1%e3%81%84%e8%aa%ac%e6%98%8e%e6%9b%b8/
・Voltmagic:https://voltmagic.jp/wp-content/uploads/2019/09/pb450_manual.pdf


 スペックは、以下の通りです。
製品
容量
Wh
価格AC
100V
USB
5V
DC
12V
定格
W
残量
表示
寸法
mm
重量
kg
Jackery 40040045,000円121+0200%2304
JVC BN-RB331140,000円121+2200%2304
PowerArQ mini31132,000円121+0200%2304
Voltmagic PB45045046,000円22+P11+4500%3005
※価格はアマゾン、2020年2月現在、税込、1000円単位丸め。
※AC,USB,DCは、出力口数。USBのPはPD端子、CはUSB-C。DCは、シガーソケット+ピンジャック他の口数を記載。
※残量表示:L=レベル表示(数字は段階数)、%=パーセント表示(デジタル)、hr=残り時間表示。レベル表示と他の表示を併用できるものは、他の表示を優先して記載した。
※寸法(サイズ)は長手最大寸法、10mm単位丸め。
※重量は3kgまでは0.5kg単位、3kg以上は1kg単位で丸め。


★各製品の詳細検討:製造・販売会社の素性が決め手!
 以下、選定した4製品について、詳しく確認します。

◎Jackery:Portable Power Station 400Wh
 Jackery(ジャッカリー、ジャックリー、ジャッケリー)は、アメリカ・シリコンバレーの企業で、アップル社のバッテリー開発者が設立したそうです[1]。2015年に、業界初のポータブル電源(Portable Power Station)を開発し、業界リーダーを自称しています。今回調べた販売元・メーカーの中では、もっとも素性がはっきりした企業で、信頼ができると思います。
 選定製品の「Portable Power Station 400Wh」は、AC100V(60Hz)コンセント1口とUSBが2口、12Vシガーソケットを装備しています。このクラスの製品としては、価格も重量も標準的で、選定の際には、まず基準となる製品でしょう。
[1]Jackery:https://www.jackery.com/



◎JVCケンウッド:ポータブル電源 BN-RB3-C 311Wh
 JVCケンウッド社は、Jackeryと提携して、ポータブル電源を販売しています[2]。外観やコンセント配置など、形状は上述の製品と同一ですが、カラーリングと電源容量が異なり、日本仕様となっているようです。信頼できそうなJackery社の製品を、国内企業がサポートしているとなると、たいへん安心できる商品だと思います。
 選定商品は「BN-RB3-C」で、Jackeryの400Whに比べ、電源容量が少なめですが、そのぶん価格が安いです。重量は大差ありません。出力の口数も、Jackeryと同様です。
[2]JVCケンウッド-ポータブル電源
https://www3.jvckenwood.com/accessory/bn-rb_series/



◎SmartTap(加島商事):PowerArQ mini 311Wh
 「SmartTap」は、加島商事が扱うブランドです。選定商品の「PowerArQ mini」は、タン、レッド、オリーブドラブの3色展開が魅力です。外観は、前述のJackery社の海外製品「Explorer 240」に酷似しており、同社製品の可能性が高いですが、本製品は国内仕様のAC100V×1口、USB2口、12Vシガーソケットを持ちます。ここまで3製品はいずれもJackery社製品ということで、信頼感が高いです。
[3]加島商事:SmartTap
https://sm-tap.com/



◎プロテクタ:Voltmagic(ボルトマジック) 450Wh
 プロテクタ(PROTECTA)社は、愛知県の企業(1992年営業開始)で、カーセキュリティ製品の輸入販売を主力としています[4]。「Voltmagic(ボルトマジック)」は同社のブランドで、自動車のバッテリー上がりを解消するジャンプスターターと、ポータブル電源を製品群に持ちます[5]。
 選定商品「PB450タフ」は、ちょっと昔のタフカメラや、アウトドア向け腕時計を思わせるデザインです(好みは分かれるかもしれません)。耐衝撃のゴムダンパーや、出力口の防塵キャップを備えているので、アウトドアなど、持ち運びや屋外使用の機会が多い用途に適していると思います。三元系リチウムポリマーバッテリーを使用し、AC100Vの日本仕様です。
 素性の知れた国内企業のサポートがあるのは、やはり頼もしいですね。海外への製造委託製品と思われますが、企画にはプロテクタ社も絡んでいるように思われ、サポート面でもそれなりの信頼ができそうです。
[4]プロテクタ:https://pro-tecta.com/
[5]プロテクタ:ボルトマジック https://www.voltmagic.jp/



★まとめ:Jackery&JVCが、最強ポータブル電源だ!
 以上を踏まえて、私の1台を決めました。JVCの製品、BN-RB3-C(311Wh)です。

 
 選定の理由は、以下の通りです。

◎妥当な容量と価格
 非常用の電源としての用途を求めています。非常用ですので、普段と同様の生活は、もちろん期待していません。最低限の必要電源が確保できれば十分、と考えています。本製品は、311Whと多すぎず少なすぎず、価格も平均的(115円/Wh)です。容量が控えめなので、重量も3.5kgと、持ち運びの妨げになりません。

◎ポータブル電源なら「Jackery」ブランド
 候補にあがった4製品中、3製品はJackery製でした。同社は業界初のポータブル電源の発売業者を自称しており、新興企業の多い本業界でも、存在感があります。ポータブル電源は、大型のリチウム電池を使用しており、発火や爆発の危険性が常に伴う製品です。長期および多量の生産実績・販売実績を持つ、信頼性が重要です。この点、Jackery社はグローバルにポータブル電源を製造・販売している企業であり、たいへん安心感があります。

◎安心のビクターJVC
 国内製造業である(商社でない)「ビクターJVC」であれば、サポートの手厚さ、長期間(5~10年)にわたる企業存続が期待できそうです。特に、製品の廃棄のときには、問い合わせから対応まで、お世話になることと思われます。基盤のしっかりした、素性の知れた有名企業の取扱いであることは、この上ない安心感があります。


 以上から、私がポータブル電源を買うなら、Jackery+JVCの「ポータブル電源 BN-RB3-C (311Wh)」ということで、結論しました。
 
 どのポータブル電源が一番かは、購入者の用途、嗜好などで、大きく変化すると思います。ぜひ、最適な一品を、お選びください。本記事が、「失敗しない、だまされないポータブル電源選び」の参考になれば幸いです。


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