今回は、小学生の定番アイテム、「ブレイブボード」の購入について書きます。定番の「リップスティック」と、低価格な「エスボード」、どれを選ぶのが最適でしょうか。
★小学3年生女子、ブレイブボードを乗りこなす!
娘8歳(小学3年生)が、「ブレイブボード」なるものを、欲しいと言います。お友達が何人か持っていて、借りて試したりしたのですが、自分ももっと上手に乗ってみたい、ということです。
ブレイブボードとは、スケートボードに似た商品ですが、車輪が2つしかついていません。車輪はキャスターのように、根元部分が自在に回転できるようになっています。さらに、本体の中央部はパイプ(トーションバー)になっていて、前後のボード部分が相対的にねじれるようになっています。うまくこぐように操作すると、平地でも自力で進んで行ける、という仕組みです。なんともトリッキーで、テクニックが必要そうに見える動きなのですが、下の紹介動画を見る限り、乗れるようになることは、それほど難しくはないようです。
娘がおこづかいから半分出すということで、買うことにしました。購入したのは、「エスボード・ミニモデル」という商品です。約4500円でした。
車輪の回転軸、およびキャスターの基部には、ベアリングが搭載されています。全体にしっかりした作りで、安心感があります。

1時間×3日ほど練習しただけで、すっかり上手になりました。子供ってすごい! この商品は、タイヤにLEDが仕込まれています。夕刻に使うと、きれいに光って見えます。

販売店のサイト[1][2][3]を見ると、対象年齢は8歳程度からの様子です。そうすると、小学2年生、小学3年生くらいからが、スタートの適性な時期と思われます。運動が得意ならば、小学1年生でも、乗りこなせるかもしれません。
(なお、40代男性の私も、一緒に練習したのですが、ぜんぜん乗れるようになる気配がありません。ただし、私は、極度の運動オンチ(常識で考えられないレベルを想定したところに、さらに常識で考えてはいけないこともあるのだ、と思わせるほどの低質なレベル)なので、参考にならないかもしれません。)
★定番リップスティックと、安価なエスボード類似品。どっちを選ぶ?
調べてみると、「ブレイブボード(Brave board)」という名前は、ビタミンファクトリーの国内登録商標のようです[1]。商品名としては、米国Razor社(レーザー社)の「Ripstik(リップスティック)」、韓国Essking社(エスキング社)の「Essboard(エスボード)」などがあります[2][3]。一般名としては、Wikipediaに「キャスターボード」という名称があります。
おそらく日本でいちばん有名なのは、「リップスティック」。アメリカで100万台以上販売されている、信頼性のある商品ということです[2]。「ビタミンiファクトリー」が日本の正規代理店であり、「ラングスジャパン(Rangs Japan)」が公式認定日本輸入総代理店である、ということだそうです[1][2]。
いっぽう、韓国のエスキング社は、2003年に「Essboard(エスボード)」を発売しています。これが今につながるキャスターボードの元祖であるらしいです(Wikipediaによると)。ただ、この本家エスボードは、残念ながら日本では入手しにくいようです。日本にも「エスボード」と称される商品があるのですが、これらは類似品や廉価品(いわゆる「ニセモノ」)のように見えます。国内では、商標が登録されていないのかもしれません。
[1]ビタミンiファクトリー:ブレイブボード公式サイト - 商品情報
https://www.braveboard.jp/goods.html
[2]ラングスジャパン:Ripstik日本公式サイト - 商品紹介
http://www.rangsjapan.co.jp/ripstik/goods.html
[3]Essking Sports:Essboard - Products
http://www.essking.com/
日本で手に入れやすいのは、以下3商品です。
a)ビタミンiファクトリー:ブレイブボード(リップスティック)
b)ラングスジャパン:リップスティック
c)「エスボード」の名称の類似品(エスキングでない)
aとbは、いずれもアメリカ・Razor社の「リップスティック」ブランドの製品で、日本では定番の商品です。ただし、取り扱うシリーズの内容が、多少異なっているようです。一方、cの「エスボード」は、いわゆる類似品であるものの、廉価なのが魅力です。
★さあ選ぼう!リップスティック&エスボード類似品、通販一覧リスト
商品比較を容易にするために、以下、アマゾンへの通販リンクを作成しました。最新状況での価格やクチコミを確認しながら、詳細な比較ができるので、たいへん有用だと思います。性能や価格、耐久性など、気になるポイントを中心に、最適な一品を選びたいところです。
◎リップスティック
リップスティックの標準モデル「Ripstik」は、全長86センチ。鮮やかなビタミンカラーの「リップスティック・ブライト(Ripstik Bright)」もあります(アマゾンでは見つからず)。ビタミンiファクトリーの取扱いで、定価約14000円~。
ハイグレードタイプの「Ripstik G」は、中央のパイプ(トーションバー)が金属製で、耐久性を高めています。全長86センチ。定価約20000円。
ラングスジャパンが扱う「Ripstik dlx(リップスティック・デラックス)」は、アルミニウム製トーションバーや高精度ベアリング(精度等級ABEC7)、キャスター基部の衝撃吸収材(ダンパー)を搭載した、高級モデルです。全長86センチ。定価15000円。
日本専用モデル「Ripstik Neo(リップスティック・ネオ)」は、全長が76センチと小さめで、小回りの利くモデルです。定価約16000円。
ビタミンiファクトリー・ブレイブボードの子供用(キッズモデル)は、「Ripster(リップスター)」と、色鮮やかな「Ripster Bright(リップスター・ブライト)」。全長68センチで、子供でも持ち運びやすく、扱いやすくなっています。定価約11000円~。
ラングスジャパンのキッズモデルは「Ripstik dlx mini(リップスティック・デラックス・ミニ)」。小型ながらも、金属製トーションバーや高精度ベアリングを搭載し、デラックスな商品となっています。全長68センチ。定価約10000円。おそらく、子供用サイズとしては、国内でもっとも入手しやすく、バリエーション豊富なタイプではないでしょうか。
◎エスボード&類似品
日本で入手しやすい「エスボード」と称される商品は、キャスターボードの始祖である韓国・エスキングの正式版ではなく、類似商品のようです。最初に紹介するのは、ボードの端部に、持ち運びに便利なスリット(把持部)がついていて、エスキングの「S-160」に似ています。ただ、「Essboard」の文字やロゴがなく、残念ながら類似品の可能性が高そうです。ホンモノのエスボードのサイトによると、S-160は11万ウォン≒1万円ですが、これらのネット通販は3000円~5000円と安価で、ますますニセモノの疑いが高いです(断定はできませんが)。全長85センチ。ショップによって、かなり価格差があるので、注意が必要です。
こちらもエスキング社ではなく、類似品と思われます。「エスボード ミニモデル(Essboard mini model)」という商品名で、全長67センチ。車輪にはLEDが内蔵されていて、回転させると光ります。我が家で購入したのは、この製品です。
同じくキッズ用の「エスボード・キッズ(Essboard Kids)」。やはり、正式なエスボードブランド(エスキング)ではなく、類似品と思われます。全長約70センチで、通常のボードと、多数の穴が開いたボードの、2つのデザインがあります。
★安価なエスボードは、品質が気になる?
子供用のキャスターボードを考えた場合、定番の「リップスティック・デラックス・ミニ」は8000円程度するのに対して、類似品の「エスボード・ミニモデル」等は、4000~5000円程度と、たいへん安価です。安価ですが、心配になるのは、品質です。ネット通販のクチコミを見ると、「タイヤの回転がスムーズでない」とか、「リップスティックに比べて乗りにくい」といった声もあります。
しかし、実際に買ってみて、娘8歳がすぐに乗りこなすのを見ると、廉価なエスボード類似品に対する品質面での心配は、杞憂だったと思います。手で触る限り、タイヤやキャスターの回転もスムーズで、本体の剛性感もあって、十分な性能を持っていると感じます。良いですよ、安いエスボード類似品!

多少の練習は必要ですが、乗りこなすと達成感のあるブレイブボード。お気に入りの一品を探して、楽しみましょう!!
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★小学3年生女子、ブレイブボードを乗りこなす!
娘8歳(小学3年生)が、「ブレイブボード」なるものを、欲しいと言います。お友達が何人か持っていて、借りて試したりしたのですが、自分ももっと上手に乗ってみたい、ということです。
ブレイブボードとは、スケートボードに似た商品ですが、車輪が2つしかついていません。車輪はキャスターのように、根元部分が自在に回転できるようになっています。さらに、本体の中央部はパイプ(トーションバー)になっていて、前後のボード部分が相対的にねじれるようになっています。うまくこぐように操作すると、平地でも自力で進んで行ける、という仕組みです。なんともトリッキーで、テクニックが必要そうに見える動きなのですが、下の紹介動画を見る限り、乗れるようになることは、それほど難しくはないようです。
娘がおこづかいから半分出すということで、買うことにしました。購入したのは、「エスボード・ミニモデル」という商品です。約4500円でした。

車輪の回転軸、およびキャスターの基部には、ベアリングが搭載されています。全体にしっかりした作りで、安心感があります。


1時間×3日ほど練習しただけで、すっかり上手になりました。子供ってすごい! この商品は、タイヤにLEDが仕込まれています。夕刻に使うと、きれいに光って見えます。


販売店のサイト[1][2][3]を見ると、対象年齢は8歳程度からの様子です。そうすると、小学2年生、小学3年生くらいからが、スタートの適性な時期と思われます。運動が得意ならば、小学1年生でも、乗りこなせるかもしれません。
(なお、40代男性の私も、一緒に練習したのですが、ぜんぜん乗れるようになる気配がありません。ただし、私は、極度の運動オンチ(常識で考えられないレベルを想定したところに、さらに常識で考えてはいけないこともあるのだ、と思わせるほどの低質なレベル)なので、参考にならないかもしれません。)
★定番リップスティックと、安価なエスボード類似品。どっちを選ぶ?
調べてみると、「ブレイブボード(Brave board)」という名前は、ビタミンファクトリーの国内登録商標のようです[1]。商品名としては、米国Razor社(レーザー社)の「Ripstik(リップスティック)」、韓国Essking社(エスキング社)の「Essboard(エスボード)」などがあります[2][3]。一般名としては、Wikipediaに「キャスターボード」という名称があります。
おそらく日本でいちばん有名なのは、「リップスティック」。アメリカで100万台以上販売されている、信頼性のある商品ということです[2]。「ビタミンiファクトリー」が日本の正規代理店であり、「ラングスジャパン(Rangs Japan)」が公式認定日本輸入総代理店である、ということだそうです[1][2]。
いっぽう、韓国のエスキング社は、2003年に「Essboard(エスボード)」を発売しています。これが今につながるキャスターボードの元祖であるらしいです(Wikipediaによると)。ただ、この本家エスボードは、残念ながら日本では入手しにくいようです。日本にも「エスボード」と称される商品があるのですが、これらは類似品や廉価品(いわゆる「ニセモノ」)のように見えます。国内では、商標が登録されていないのかもしれません。
[1]ビタミンiファクトリー:ブレイブボード公式サイト - 商品情報
https://www.braveboard.jp/goods.html
[2]ラングスジャパン:Ripstik日本公式サイト - 商品紹介
http://www.rangsjapan.co.jp/ripstik/goods.html
[3]Essking Sports:Essboard - Products
http://www.essking.com/
日本で手に入れやすいのは、以下3商品です。
a)ビタミンiファクトリー:ブレイブボード(リップスティック)
b)ラングスジャパン:リップスティック
c)「エスボード」の名称の類似品(エスキングでない)
aとbは、いずれもアメリカ・Razor社の「リップスティック」ブランドの製品で、日本では定番の商品です。ただし、取り扱うシリーズの内容が、多少異なっているようです。一方、cの「エスボード」は、いわゆる類似品であるものの、廉価なのが魅力です。
★さあ選ぼう!リップスティック&エスボード類似品、通販一覧リスト
商品比較を容易にするために、以下、アマゾンへの通販リンクを作成しました。最新状況での価格やクチコミを確認しながら、詳細な比較ができるので、たいへん有用だと思います。性能や価格、耐久性など、気になるポイントを中心に、最適な一品を選びたいところです。
◎リップスティック
リップスティックの標準モデル「Ripstik」は、全長86センチ。鮮やかなビタミンカラーの「リップスティック・ブライト(Ripstik Bright)」もあります(アマゾンでは見つからず)。ビタミンiファクトリーの取扱いで、定価約14000円~。
ハイグレードタイプの「Ripstik G」は、中央のパイプ(トーションバー)が金属製で、耐久性を高めています。全長86センチ。定価約20000円。
ラングスジャパンが扱う「Ripstik dlx(リップスティック・デラックス)」は、アルミニウム製トーションバーや高精度ベアリング(精度等級ABEC7)、キャスター基部の衝撃吸収材(ダンパー)を搭載した、高級モデルです。全長86センチ。定価15000円。
日本専用モデル「Ripstik Neo(リップスティック・ネオ)」は、全長が76センチと小さめで、小回りの利くモデルです。定価約16000円。
ビタミンiファクトリー・ブレイブボードの子供用(キッズモデル)は、「Ripster(リップスター)」と、色鮮やかな「Ripster Bright(リップスター・ブライト)」。全長68センチで、子供でも持ち運びやすく、扱いやすくなっています。定価約11000円~。
ラングスジャパンのキッズモデルは「Ripstik dlx mini(リップスティック・デラックス・ミニ)」。小型ながらも、金属製トーションバーや高精度ベアリングを搭載し、デラックスな商品となっています。全長68センチ。定価約10000円。おそらく、子供用サイズとしては、国内でもっとも入手しやすく、バリエーション豊富なタイプではないでしょうか。
◎エスボード&類似品
日本で入手しやすい「エスボード」と称される商品は、キャスターボードの始祖である韓国・エスキングの正式版ではなく、類似商品のようです。最初に紹介するのは、ボードの端部に、持ち運びに便利なスリット(把持部)がついていて、エスキングの「S-160」に似ています。ただ、「Essboard」の文字やロゴがなく、残念ながら類似品の可能性が高そうです。ホンモノのエスボードのサイトによると、S-160は11万ウォン≒1万円ですが、これらのネット通販は3000円~5000円と安価で、ますますニセモノの疑いが高いです(断定はできませんが)。全長85センチ。ショップによって、かなり価格差があるので、注意が必要です。
こちらもエスキング社ではなく、類似品と思われます。「エスボード ミニモデル(Essboard mini model)」という商品名で、全長67センチ。車輪にはLEDが内蔵されていて、回転させると光ります。我が家で購入したのは、この製品です。
同じくキッズ用の「エスボード・キッズ(Essboard Kids)」。やはり、正式なエスボードブランド(エスキング)ではなく、類似品と思われます。全長約70センチで、通常のボードと、多数の穴が開いたボードの、2つのデザインがあります。
★安価なエスボードは、品質が気になる?
子供用のキャスターボードを考えた場合、定番の「リップスティック・デラックス・ミニ」は8000円程度するのに対して、類似品の「エスボード・ミニモデル」等は、4000~5000円程度と、たいへん安価です。安価ですが、心配になるのは、品質です。ネット通販のクチコミを見ると、「タイヤの回転がスムーズでない」とか、「リップスティックに比べて乗りにくい」といった声もあります。
しかし、実際に買ってみて、娘8歳がすぐに乗りこなすのを見ると、廉価なエスボード類似品に対する品質面での心配は、杞憂だったと思います。手で触る限り、タイヤやキャスターの回転もスムーズで、本体の剛性感もあって、十分な性能を持っていると感じます。良いですよ、安いエスボード類似品!

多少の練習は必要ですが、乗りこなすと達成感のあるブレイブボード。お気に入りの一品を探して、楽しみましょう!!
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