家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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 今回は、ドイツ・Herpa社の1/87スケール・トラック&トレーラーのミニカーを紹介します。 たいへん精密なミニカーなのですが、「子供のおもちゃ」としての実力は、いかほどでしょうか。


★超精密!Herpa社の1/87トラック&トレーラー!
 ドイツのミニチュア・カーの有名メーカーに、「Herpa(ヘルパ)」という会社があります。同社は、1949年に「Hergenröther und Patente」として設立された、老舗のミニカー製造会社です。当初は、電車模型向けの情景アクセサリーを製造していたようです[1]。今回、そのHerpa社のミニカーを、中古屋(ホビーオフ)で入手しました。2個で、約1800円でした。定価ですと、1個2000円~2500円もするようです。
[1]Herpa: Museum - History
http://www.herpa.de/herpa_cms/(S(1vtd0arwzihm34ttn1vku4em))/en-GB,217,0,1,0.aspx
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 開封してみたのですが、その精密感にビックリ! プラスチック製(おそらくPS;ポリスチレン)で、1/87サイズ(全長10~15センチ)なのですが、細部までシャープに造形されています。
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 サイドミラーは、別部品で用意されています。この繊細さ!ミラーを固定するパイプの部分は、なんと直径0.4ミリしかありませんよ!!
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★繊細すぎて、子供が触れば一撃で壊れそう!
 では、細部を見てみましょう。まずは、「Alfred Talke」と印字されたトレーラーから。スケールは1/87で、全長15センチくらい。トミカを2台並べたくらいの長さです。すべてプラスチック製なので、重量感はありませんが、細部まで丁寧に作られているので、存在感があります。
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 トレーラー、コンテナは、取り外し可能です。トレーラーの接続部は小さな棒で、所定方向に90°回すと外せるようになっています。乱暴に扱えば、簡単に折れるので、注意が必要です。コンテナは、トレーラーに載っているだけなので、すぐに取れてしまいます。まさに「ディスプレイ・モデル」で、子供の遊びには、おそらく1分と耐えられない作りです。
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 フロント部は、エンブレムやライトに、メッキ・パーツが別部品で装着されています。運転席内部の作りも、本格的です。そしてさらに!デッキが前傾して、エンジンが露出するギミックが付いています。これは、やりすぎでしょう、と感じるほどです。
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 そして、圧巻なのが、下面のつくりです。プロペラシャフトまでも、精密に再現されています。精密なのはよいのですが、精密すぎて、「楽しい転がし遊び」はできそうにありません。力を入れて押し付ければ、どこかがすぐにポキリと折れそうです。(タイヤのシャフトは金属製です。)
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★すぐに折れそう!精密すぎるプロペラシャフト&サスペンション
 もう一台のトラックです。「Baumann」と印字。車高が高く、オフロード向けのトラックでしょうか。
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 こちらもまた、繊細な仕上がり。フロントのバンパーは、とても細くて、あっというまに折れそうな予感。荷台のカバーは脱着が可能です。
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 そして、裏面が素晴らしい。プロペラシャフトを含む精密なメカニズム再現に加えて、なんと、後輪が大きく前後に傾きます。実機のオフロード用サスペンションを、正確に再現したものと思われます。これまた、すぐに壊れそうでステキ!
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★まとめ:子供には触らせられませんが、1/87サイズに満足!
 以上の通り繊細すぎて、子供に与えることはできそうにありません。分かってはいたのですが、それでも買ったのは、我が家のSIKUミニカー・1/87スケールと並べたかったからです。SIKUは、1/87スケールのラインナップが少ないし、高い(3000円前後が主流)のです。
 
 そして、1/87前後のミニカーを集めて、実際に並べてみると…おおっ!! シャベルカーなどの建機とのスケール感が合って、感激です!! 一般的に手に入るトミカは、1/60程度で、大きすぎるのです。やはり、スケールが合ってこそ、「本物感」が増し、教育的価値のある玩具となりうるのです。ちなみに、写真に写っている乗用車(フェアレディZ)は、トミカではなく、プルバックの小型おもちゃです(推定1/80程度)。
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 Herpaミニカーの導入により、スケールがそろって教育的価値は増しましたが、子供が触れない点では、使えない玩具と言えます。趣味のコレクション、インテリアとしてはカッコウイイので、子供の手の届かないところに、保管しておきたいと思います。


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