家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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 今回は、キヤノンのミラーレス一眼レフ・EOS Kiss Mにピッタリの「子供撮りレンズ」を検討します。


★ついに出た!キヤノンKiss Mは、子供撮りに最適か?
 キヤノンから、「EOS Kiss」シリーズのミラーレス一眼レフ(ノンレフ)が、ついに出ました。「EOS Kiss M」です。「Kiss」といえば、ママ・パパ向け一眼レフ(ミラー付き)では敵なしの定番機種。そのKissが、ミラーレスになったとあれば、注目せずにはいられません。

 店頭で試した限り、タッチシャッターも十分に速く、子供撮りに満足できそうな性能です。確かに、レンズのラインナップが少ない、ボディ内手ブレ補正がない(液晶画面撮影に不利)、という懸念点はあります。しかし、ずっと憧れていた「キヤノン(CANON)」「EOS」「Kiss」のブランドは、これまでの蓄積を捨ててもよいと思うほどに、魅力的なのです。やっぱりカメラは「持つ喜び」、ぶっちゃけ、写真なんて撮れなくてもよい!なんて考えてしまったり。(実際、ブログネタのために、カメラを続けている部分があります。)

 そのキヤノン「EOS Kiss M」の商品構成は4種類[2]。ボディのみ、標準ズーム①キット、標準①+望遠ズーム②キット、標準ズーム①+単焦点③キット、高倍率ズーム④キット、となります。選択肢豊富なのが嬉しい。(Kiss Mの詳細は、→こちらの記事
①標準ズームレンズ:EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM
②望遠ズームレンズ:EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM
③パンケーキ単焦点レンズ:EF-M 22mm F2 STM
④高倍率ズームレンズ:EF-M 18-150mm F3.5-6.3 IS STM

[2]キヤノン:EOS Kiss M
https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissm/

 ただ、キヤノンのミラーレス、EOS Mシリーズの弱点として、「レンズラインナップが少ない」ことが挙げられます。私の現在の主力・マイクロフォーサーズが、約70本の種類のレンズがあるのに対して、EOS Mは6本だけ。ただ、マウントアダプターを用いれば、豊富な一眼レフ用レンズ(約80種類)を使える、とのことです。
 それならば、ということで、子供撮りに適した、キヤノン純正レンズを検討してみることにしました。予算は、5万円です。


★予算5万円!レンズの選択肢は、いかほど?
 キヤノン・EOS Mシリーズのミラーレスに使える、キヤノン純正レンズのうち、「税抜き定価6万円以下」のものを、2018年版のレンズカタログ[2]から選びました。(カメラ用の交換レンズは、一般的に低下の2割引き程度(新品)で買えます。定価6万円ならば、予算5万円で買えるはずです。)
[2]キヤノン:EF LENSカタログ、2018/2
20180420z01.jpg

 適合マウントは、以下の3種類があります。
・EF-Mマウント:キヤノン・ミラーレス、APS-Cサイズ用。
・EF-Sマウント:キヤノン・一眼レフ、APS-Cサイズ用。
・EFマウント:キヤノン・一眼レフ、フルサイズ用。


 EF-Sマウント、EFマウントのレンズを使用するには、マウントアダプター「EF-EOS M」が必要です。AFも使えます。約1万円ですが、使用レンズの範囲が広がるのが魅力的です。ただし、デメリットは、全長が25mmほど増し、ミラーボックスがなくコンパクト(薄型)なミラーレスのメリットが消えてしまう点です。


 3種類のマウントのレンズで、定価6万円以下のものを選んだ結果、以下が該当しました。約80本のラインナップから、1/5程度に絞り込まれました。(大半の交換レンズが、いかに高価で手が届かないものか、実感しましたよ。)
・ズームレンズ:6本
・単焦点レンズ:9本



★ズームレンズ:広角~望遠まで、選択肢豊富!
 ズームレンズは、EF-Mが3機種、EF-Sが6機種あります。EFレンズは該当なし。
型式EFL
mm
口径
mm
マウントAF
駆動
AF
レンズ
手ブレ
補正
価格
EF-S 10-18mm  F4.5-5.6 IS STM16-292-2EF-SSTMR/F34,000円
EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM18-353-4EF-MSTMR/F36,000円
EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM24-724-7EF-MSTMR/F23,000円
EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM29-885-10EF-SSTMI/F17,000円
EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS II29-885-10EF-S------22,000円
EF-S 18-55mm F4-5.6 IS STM29-884-10EF-SSTMR/F18,000円
EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM88-32012-32EF-MSTMR/F29,000円
EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM88-40014-45EF-SSTMR/F16,000円
EF-S 55-250mm F4-5.6 IS II88-40014-45EF-S------15,000円

※STM:ステッピングモータ
※R/F:リヤフォーカス、I/F:インナーフォーカス

 広角ズームは、EF-S10-18mmと、EF-M11-22mm。より広角を撮りたい場合、EF-Sが選択肢になり得ます。


 標準ズームは選択肢が豊富に見えますが、EF-Sの3本は、すべて18-55mmです。サイズ、価格に微妙な違いがあります。コンパクトさと、AFの快適さを考えるなら、EF-M 15-45mmが無難な選択だと思います。


 望遠ズームは3本。EF-Sの2本は、ともに55-250mmです。EF-M 55-200mmはコンパクトですが、望遠端が短いのと、広角端がやや暗い。レンズキットで買わないのであれば、EF-S55-250も有力な選択肢となりそうです。STMがリアフォーカスなので、AFは快適そうです。



★ズームレンズ:種類豊富だが、AF速度に懸念あり
 単焦点レンズは9本。EFレンズ、EF-Sレンズ、EF-Mのフルラインが揃います。
型式EFL
mm
口径
mm
マウントAF
駆動
AF
レンズ
手ブレ
補正
価格
EF-M 22mm F2 STM3511EF-MSTM---なし22,000円
EF-S 24mm F2.8 STM389EF-SSTM---なし17,000円
EF-M 28mm F3.5 マクロIS STM458EF-MSTMR/F33,000円
EF-S 35mm F2.8 マクロ IS STM5612EF-SSTMR/F40,000円
EF 40mm F2.8 STM6414EFSTM---なし17,000円
EF 50mm F1.4 USM8036EFM-USM---なし41,000円
EF 50mm F1.8 STM8028EFSTM---なし15,000円
EF-S 60mm F2.8 マクロ IS USM9621EF-SR-USMI/F41,000円
EF 85mm F1.8 USM13647EFR-USMR/Fなし49,000円

※STM:ステッピングモータ、M-USM:マイクロ超音波モータ、R-USM:リング超音波モータ
※R/F:リアフォーカス、I/F:インナーフォーカス


 広角系(換算焦点距離EFL≒50mm未満)はパンケーキの2本。EF-Mは換算35mm、EF-Sは換算38mm。EF-Mなら、ミラーレスならではの小型軽量メリットを享受できます。


 標準域(換算焦点距離EFL≒50mm)は3本。換算45mmのEF-M 28mmと、換算56mmのEF-S 35mm、いずれもマクロレンズです。EFマウントの40mmF2.8は、換算64mmとなるパンケーキレンズです。EF-M 28mmはリングLEDが付いていて、接写に便利そうです。


 望遠域は(換算焦点距離EFL≒50mm超)は4本。「子供が引き立つ写真」に期待できる画角と口径のレンズが揃います。
 EF50mmF1.8は、キヤノン一眼レフ入門として定番の1本。換算80mmは、子供撮りに向く画角ですが、全群移動タイプのAFなので、AF速度がネックです。
 85mmF1.8は、リングUSM搭載で、一眼レフであれば高速AFが期待できますが、ミラーレスでは、どこまで機能を発揮できるか未知です。換算136mmというのも、ちょっと長すぎる気がします。フルサイズと組み合わせるのが吉かもしれません。
 60mmマクロもリングUSMで、換算96mm、ポートレートにも適正が高そうです。
 50mmF1.4はUSMですが、マイクロUSMという種類のため、リングUSMほどの性能は期待できないかもしれません。



★子供撮り!候補レンズはこれだ!!
 「子供撮り」を考慮して選ぶと、私の候補は、以下3本です。いずれも単焦点レンズです。標準ズーム(EF-M 11-22)を持っていることが前提です。
①EF-M 22mm F2 STM 2.2万円
②EF 50mm F1.8 STM 1.7万円
③EF-S 60mm F2.8 マクロ IS USM 4.1万円



 ①EF-M 22mmは、EF-Mマウントの単焦点。換算35mmは、子供+背景や、子供3人で遊ぶところを撮るのに適切そうです。EF-Mなので、マウントアダプターが不要で、コンパクトな構成にできます。EOS kiss Mであれば、キットとして購入もできます。
 懸念点としては、全群繰り出しタイプなので、AFが遅いこと。店頭で触ってみましたが、ほかのEF-Mレンズ(標準ズームなど)と比べて、ピントが合うまでの動作の遅さを感じました。私の「タッチシャッター専門」の撮り方には、不十分な可能性があります。

 ②EF 50mm F1.8は、キヤノン・入門レンズの定番です。価格も1.7万円と、キヤノン純正交換レンズとしては、もっとも廉価な部類です。換算80mmは、子供1人を主役にした写真に、適切です。口径も28mmと大きく、大きな背景ボケが期待できます。
 難点は、やはりAFの遅さ。STMですが、駆動系が古い(ギア駆動?)ようです。EF-M 22mmと比べて、さらに遅いことが推察されます。子供撮りに「使えない」レベルではないかと、心配です。また、手ブレ補正がないので、やはり「タッチシャッター」には不向きでしょう。

 ③EF-S 60mm F2.8は、換算96mmとやや長めですが、子供1人撮りには良好な画角です。また、口径が21mmあり、背景ボケを確保するのに十分です。AF駆動も「リングUSM」で、かつインナーフォーカス方式なので、高速なピント合わせが期待できそうです。さらに、マクロレンズなので、マクロ撮影まで楽しめます。手ブレ補正も付いています!
 ただ、このリングUSMは、そもそもは一眼レフ(ミラー付き)用に設計されたものです。ミラーレスで、どこまでAF性能を引き出せるものか、心配です。また、マクロレンズであるので、AFの駆動範囲が広く、そのぶんAFが遅くなる懸念があります。あとは、「お試し」で買うには高い価格も、ハードルを上げています。

 この3点の中では、③EF-S 60mm F2.8マクロが、いちばんの候補となります。
 ただ、ぜひ使いたいレンズかというと、そうではありません。マウントアダプターを介しての互換レンズ、となると、やはり性能面での不安があり、4万円(+マウント1万円)をかけるのは、リスクが高いと思ってしまいます。

 一応、今回の検討を踏まえた、Kiss M購入セット案を示します。合計13.6万円。たたたた、高いッ!!
・ミラーレス一眼レフ:EOS Kiss M 標準ズームキット 8.5万円
・マウントアダプター:EF-EOS M 1.0万円
・単焦点レンズ:EF-S 60mm F2.8 マクロ IS USM 4.1万円


 せっかく検討しましたが、この価格じゃあ、たぶんダメですね。残念。

 AF速度が良好(ねじ式STM駆動またはリニアモータ駆動+インナーフォーカス式)で、タッチシャッターが快適に決まる、50mm前後・F2前後のEF-Mレンズが出れば、そのときこそ、Kiss Mの「買い時」だと思います。オリンパス・E-M10mark3が競合であることを考えれば、このようなレンズが出るのも、そう遠くはないはずと、期待しています。


(補足)ママ・パパ向け子供撮りカメラ、いま買うなら?
 子供撮り用に初めてのカメラを買うママ/パパであれば、レンズも揃って練習不要な、E-M10mark3を強く推します。小さな子供(0歳~就学前)1人でしたら、文句なく45mmF1.8がオススメ。望遠レンズはおそらく使用頻度が低いので、レスポンスの速い手動ズーム12-32mm(パナソニック)が良いと思います。自動開閉キャップ(オリンパス用ですが、12-32にも使用可)もたいへん便利。合計11.8万円となります。(上述のKiss Mセットよりも2万円近く安い上、AFの快適さは万全で、安心感があります。)
・E-M10mark3 ボディ:7.1万円
・単焦点レンズ 45mm F1.8:2.4万円
・標準ズーム 12-32mm:2.0万円
・自動開閉キャップ 12-32mm用:0.3万円



(補足) 2018/8/21
 悩んだ末に、最新機種である「OM-D E-M10 mark3」を買いました。決め手は、やはり「サクサクとしたレスポンス」です。子供撮りは、気楽にとれなくっちゃあね!!
20180501z03.jpg

 E-M10mk3の購入レビューは、→こちらの記事。


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