ミラーレス一眼レフ・マイクロフォーサーズ用のマクロレンズを比較検討します。
★ミニカー撮影には、マクロレンズが必要だ
最近、ミニカー収集に熱を入れています。このブログでは、これまで、いくつかのミニカーを紹介してきました。

しかし、通常のレンズだと、撮影倍率の制限から、ディティールまで十分に撮影できません。全体写真を撮るのが、せいぜいです。

やっぱり細部まで大きく写したい! ということで、「マクロレンズ(マイクロレンズ)」の購入を検討することにしました。 対象の一眼レフ(ノンレフ)は、マイクロフォーサーズのカメラです。
・オリンパス: PEN F、PEN Lite E-PL8/PL7、OM-D E-M1mk2/M5mk2/M10mk2/M10mk3 など
・パナソニック:LUMIX GH5/G8/GX7mk2/GX8/GF9 など
★選べる幸せ!4種類のマクロレンズ
マイクロフォーサーズ用のマクロレンズには、以下の4商品があります。換算60mmで、2商品が競合していますよ!
・パナソニック LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
・パナソニック LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
メーカーホームページへのリンクです。
・パナソニック 30mm F2.8
https://panasonic.jp/dc/lens/lumix_g_macro_30/index.html
・オリンパス 30mm F3.5
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/30_35macro/index.html
・パナソニック 45mm F2.8
https://panasonic.jp/dc/lens/leica_dg_macro_elmarit_45/index.html
・オリンパス 60mm F2.8
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/60_28macro/index.html
★さあ、比較表で検討だ!
スペックの詳細比較表です。ウスズミ(緑セル)は、他に比べて優れる箇所です。
※定価はメーカー希望小売価格。実売価格はアマゾン最安値、1000円単位丸め。中古価格はアマゾンで2番目に安い業者、1000円単位丸め。いずれも2017/9現在、税込価格。
※最近接撮影範囲は1mm単位丸め。()内は、撮影倍率と撮像素子サイズ(17.3×13.0)からの計算値。
※レンズ有効径は実焦点距離÷F値で算出。
※製品寸法は1mm単位丸め。重量は10g単位丸め。
★ガカクとカカクで選ぶ!マクロレンズ
選択の基本方針は、やはり、画角と価格になると思います。パナ45mmF2.8は5.6万円と高価で、かつ私の所有するオリ45mmF1.8と焦点距離がカブっているので、除外できそうです。
オリ60mmF2.8は、マクロレンズとしては最も評判がよいように思え、防塵防滴も魅力ですが、換算120mmだと、マクロ撮影以外の用途が限定されそうです。しかし、持っていない画角なので、逆に面白いかもしれません。例えば、子供の顔の一部や手先など、「パーツ撮り」を楽しめる可能性があります。最大撮影倍率になる距離が190mmというのも、使い勝手がよさそうです。
無難なのは、パナ30mmF2.8かオリ30mmF3.5だと思います。この2つを比較すると、パナ30mmF2.8は価格が高く、手ブレ補正は不要(オリンパスのボディを主に使用予定のため)なので、オリ30mmF3.5が候補となります。オリボディと合わせたときのAF速度の点からも、オリンパスを選んでおくのが安心です(後述)。30mmF3.5の懸念点は、最大撮影倍率になる距離が95mm(撮像素子から)ということで、周囲に突起物がある場合など、十分に接近できない場合がありそうな点です。現有のパナ25mmF1.7と、焦点距離がカブりますが、25mmF1.7は、あまり使っていないレンズなので、マクロレンズに置き換える、という手もアリと考えています。
以下、選定にあたって、考えたことをまとめておきます。
◎やっぱり撮影倍率が重要
マクロレンズを使うからには、最大撮影倍率が重要です。撮影倍率が1.0倍だと、撮影範囲が撮像素子と同じ大きさになるまで寄れる、ということです。マイクロフォーサーズの撮像素子サイズは17.3×13.0mmです。つまり、撮影倍率1.0倍だと、17.3mm×13.0mmの範囲が写る距離まで、接写ができるということです。今回の4本の中では、オリ30mmF3.5が、撮影倍率最大1.25倍で、撮影範囲14×10mmまでクローズアップできます。
◎気になるAF速度
私の場合、子供撮りにも使うので、AFの高速性が気になります。各レンズの謳い文句は、以下の通りです。
・パナ30mmF2.8:240fps駆動の高速・高精度コントラストAFに対応
・オリ30mmF3.5:フォーカスレンズ群を軽量化することで、20~30%の高速化を実現
・パナ45mmF2.8:3群のレンズを動かすフローティングインナーフォーカスの採用
・オリ60mmF2.8:金属軸(シャフト)と送りねじ(スクリュー・ドライブ)による機構を採用/3つの駆動系を備えたフローティングタイプのインナーフォーカス方式
クチコミによると、パナ45mmF2.8とオリ60mmF2.8のAF速度は今ひとつ、パナ30mmF2.8が優れているようです。オリ30mmF3.5は情報なし。ただ、これまでの経験から、オリンパスのカメラにパナソニックのレンズですと、僅かながらAF速度が遅くなる傾向があるようです(→こちらの記事)。私の場合、オリンパスのボディも使用しますので、オリンパスのレンズを選ぶのが、失敗がなさそうです。
◎手ブレ補正は重要か?
マクロレンズの場合、近接撮影になるので、手ブレの影響が出やすい可能性があります。通常の撮影では、手ブレは主に回転ブレ(傾斜ブレ;ピッチング、ヨーイング)に起因しますが、撮影倍率が0.1倍以上になると、並進ブレの影響が増します。そしてマクロ撮影では、回転ブレよりも並進ブレが、支配的になってくるようです(並進ブレについて、詳しくは→こちらの記事)。
パナ30mmF2.8と45mmF2.8は、光学手ブレ補正(MEGA O.I.S.)を搭載していますが、これらは回転ブレだけに対応し、並進ブレには対応していません。並進ブレを抑えるためには、オリンパスのカメラ(一部機種)に搭載されている「5軸手ブレ補正」、またはパナソニックの一部機種(GH5/G8/GX7mk2/GX8)の「DUAL I.S.」が有用です。
以上から、マクロ撮影をするためのマクロレンズの選択においては、手ブレ補正の有無は、決定的な要因にはならないように思います。(もちろん、45mmのような望遠系レンズを通常撮影で使う場合には、手ブレ補正が有用です。)
★絞り切れない、マクロレンズ
そんなわけで、一番の候補は、オリ30mmF3.5となります。ただ、防塵防滴+持っていない画角の、オリ60mmF2.8も、捨てきれません。マクロに特化するか、汎用にも使うのか、もう少し用途を特定しておく必要がありそうです。
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 2.7万円(中古2.4万円)
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 4.3万円(中古3.6万円)
フィルターは、いずれもΦ46mm。60mmF2.8には、別売フードがあります。
おまけ。オリ12-40mmPROレンズならば、最大撮影倍率0.3倍(最近接撮影範囲58x44mm)までいけます。選択肢として、アリでしょうか?
この記事が役立ちましたら、応援をお願いします:
写真日記
(補足)2017/9/30
我が家のカメラの中で、最も接写できるのは、防水コンデジ・オリンパスTG-630です。これを使って、ミニカーを撮ってみました。下が、ピントが合う最短距離での撮影結果です。(F4.7,SS1/8,ISO200;EV+0.7)

この「スーパーマクロモード」は、かなり接写できます。ピント面までの距離は、レンズから25mmくらい。手持ち撮影ですが、カメラを机に押し付けて、ブレを防いでいます。(F4.7,SS1/15,ISO200)

撮影倍率を確認しました。幅方向の最近接撮影範囲は、約32mmです。マイクロフォーサーズ換算で、約0.5倍となります。スーパーマクロモードでの焦点距離は固定で、35mm換算EFL≒39mm(実焦点距離7mm)になっていました。パースがちょっと気になる画のような気がしなくもありません。

ミニカー紹介ブログ用の写真であれば、これで十分な気がします。マクロレンズは、私には贅沢すぎるようです。
さらにおまけ。現有のマイクロフォーサーズレンズの中で、最も撮影倍率の高い、パナ45-175mmで撮ってみました。最大望遠のEFL=350mmで撮影倍率は最大となり、0.2倍(カタログ値)です。推定撮影範囲は、86×65mm。換算焦点距離が350mmとなると、ミニカー撮影には実に不自然なワーキングディスタンスとなりました(1.5メートルほど離れて撮影)。(F5.6,SS1/250,ISO3200)

★ミニカー撮影には、マクロレンズが必要だ
最近、ミニカー収集に熱を入れています。このブログでは、これまで、いくつかのミニカーを紹介してきました。

しかし、通常のレンズだと、撮影倍率の制限から、ディティールまで十分に撮影できません。全体写真を撮るのが、せいぜいです。


やっぱり細部まで大きく写したい! ということで、「マクロレンズ(マイクロレンズ)」の購入を検討することにしました。 対象の一眼レフ(ノンレフ)は、マイクロフォーサーズのカメラです。
・オリンパス: PEN F、PEN Lite E-PL8/PL7、OM-D E-M1mk2/M5mk2/M10mk2/M10mk3 など
・パナソニック:LUMIX GH5/G8/GX7mk2/GX8/GF9 など
★選べる幸せ!4種類のマクロレンズ
マイクロフォーサーズ用のマクロレンズには、以下の4商品があります。換算60mmで、2商品が競合していますよ!
・パナソニック LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
・パナソニック LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
メーカーホームページへのリンクです。
・パナソニック 30mm F2.8
https://panasonic.jp/dc/lens/lumix_g_macro_30/index.html
・オリンパス 30mm F3.5
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/30_35macro/index.html
・パナソニック 45mm F2.8
https://panasonic.jp/dc/lens/leica_dg_macro_elmarit_45/index.html
・オリンパス 60mm F2.8
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/60_28macro/index.html
★さあ、比較表で検討だ!
スペックの詳細比較表です。ウスズミ(緑セル)は、他に比べて優れる箇所です。
メーカー | パナソニック | オリンパス | パナソニック | オリンパス |
型式 | 30mmF2.8 | 30mmF3.5 | 45mmF2.8 | 60mmF2.8 |
定価 | 61,560円 | 40,500円 | 102,600円 | 64,260円 |
実売価格 (中古) | 35,000円 (30,000円) | 27,000円 (24,000円) | 56,000円 (42,000円) | 43,000円 (36,000円) |
発売日 | 2015/4 | 2016/11 | 2009/10 | 2012/10 |
最短 撮影距離 | 105mm | 95mm | 150mm | 190mm |
最大 撮影倍率 | 1.0倍 | 1.25倍 | 1.0倍 | 1.0倍 |
最近接 撮影範囲 | (17x13mm) | 14x10mm | (17x13mm) | 17x13mm |
AF方式 | 240fps対応 | MSC機構 | 3群フロート | MSC機構 ねじ駆動 |
手ブレ 補正 | MEGA O.I.S. | なし | MEGA O.I.S. | なし |
防塵防滴 | なし | なし | なし | 防塵防滴 |
コーティング | ? | ? | ? | ZERO |
フォーカス リミット | なし | なし | 150~/ 500mm~ | 190~/ 190~400/ 400mm~ |
レンズ 有効径 | Φ10.7mm | Φ8.6mm | Φ16.1mm | Φ21.4mm |
レンズ構成 | 9群9枚 | 6群7枚 | 10群14枚 | 10群13枚 |
絞り羽根 | 7枚 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
フィルター 直径 | Φ46mm | Φ46mm | Φ46mm | Φ46mm |
レンズ フード | なし | なし | 付属 | 別売 |
製品寸法 | Φ59x64mm | Φ57x60mm | Φ63x63mm | Φ56x82mm |
重量 | 180g | 130g | 230g | 190g |
※最近接撮影範囲は1mm単位丸め。()内は、撮影倍率と撮像素子サイズ(17.3×13.0)からの計算値。
※レンズ有効径は実焦点距離÷F値で算出。
※製品寸法は1mm単位丸め。重量は10g単位丸め。
★ガカクとカカクで選ぶ!マクロレンズ
選択の基本方針は、やはり、画角と価格になると思います。パナ45mmF2.8は5.6万円と高価で、かつ私の所有するオリ45mmF1.8と焦点距離がカブっているので、除外できそうです。
オリ60mmF2.8は、マクロレンズとしては最も評判がよいように思え、防塵防滴も魅力ですが、換算120mmだと、マクロ撮影以外の用途が限定されそうです。しかし、持っていない画角なので、逆に面白いかもしれません。例えば、子供の顔の一部や手先など、「パーツ撮り」を楽しめる可能性があります。最大撮影倍率になる距離が190mmというのも、使い勝手がよさそうです。
無難なのは、パナ30mmF2.8かオリ30mmF3.5だと思います。この2つを比較すると、パナ30mmF2.8は価格が高く、手ブレ補正は不要(オリンパスのボディを主に使用予定のため)なので、オリ30mmF3.5が候補となります。オリボディと合わせたときのAF速度の点からも、オリンパスを選んでおくのが安心です(後述)。30mmF3.5の懸念点は、最大撮影倍率になる距離が95mm(撮像素子から)ということで、周囲に突起物がある場合など、十分に接近できない場合がありそうな点です。現有のパナ25mmF1.7と、焦点距離がカブりますが、25mmF1.7は、あまり使っていないレンズなので、マクロレンズに置き換える、という手もアリと考えています。
以下、選定にあたって、考えたことをまとめておきます。
◎やっぱり撮影倍率が重要
マクロレンズを使うからには、最大撮影倍率が重要です。撮影倍率が1.0倍だと、撮影範囲が撮像素子と同じ大きさになるまで寄れる、ということです。マイクロフォーサーズの撮像素子サイズは17.3×13.0mmです。つまり、撮影倍率1.0倍だと、17.3mm×13.0mmの範囲が写る距離まで、接写ができるということです。今回の4本の中では、オリ30mmF3.5が、撮影倍率最大1.25倍で、撮影範囲14×10mmまでクローズアップできます。
◎気になるAF速度
私の場合、子供撮りにも使うので、AFの高速性が気になります。各レンズの謳い文句は、以下の通りです。
・パナ30mmF2.8:240fps駆動の高速・高精度コントラストAFに対応
・オリ30mmF3.5:フォーカスレンズ群を軽量化することで、20~30%の高速化を実現
・パナ45mmF2.8:3群のレンズを動かすフローティングインナーフォーカスの採用
・オリ60mmF2.8:金属軸(シャフト)と送りねじ(スクリュー・ドライブ)による機構を採用/3つの駆動系を備えたフローティングタイプのインナーフォーカス方式
クチコミによると、パナ45mmF2.8とオリ60mmF2.8のAF速度は今ひとつ、パナ30mmF2.8が優れているようです。オリ30mmF3.5は情報なし。ただ、これまでの経験から、オリンパスのカメラにパナソニックのレンズですと、僅かながらAF速度が遅くなる傾向があるようです(→こちらの記事)。私の場合、オリンパスのボディも使用しますので、オリンパスのレンズを選ぶのが、失敗がなさそうです。
◎手ブレ補正は重要か?
マクロレンズの場合、近接撮影になるので、手ブレの影響が出やすい可能性があります。通常の撮影では、手ブレは主に回転ブレ(傾斜ブレ;ピッチング、ヨーイング)に起因しますが、撮影倍率が0.1倍以上になると、並進ブレの影響が増します。そしてマクロ撮影では、回転ブレよりも並進ブレが、支配的になってくるようです(並進ブレについて、詳しくは→こちらの記事)。
パナ30mmF2.8と45mmF2.8は、光学手ブレ補正(MEGA O.I.S.)を搭載していますが、これらは回転ブレだけに対応し、並進ブレには対応していません。並進ブレを抑えるためには、オリンパスのカメラ(一部機種)に搭載されている「5軸手ブレ補正」、またはパナソニックの一部機種(GH5/G8/GX7mk2/GX8)の「DUAL I.S.」が有用です。
以上から、マクロ撮影をするためのマクロレンズの選択においては、手ブレ補正の有無は、決定的な要因にはならないように思います。(もちろん、45mmのような望遠系レンズを通常撮影で使う場合には、手ブレ補正が有用です。)
★絞り切れない、マクロレンズ
そんなわけで、一番の候補は、オリ30mmF3.5となります。ただ、防塵防滴+持っていない画角の、オリ60mmF2.8も、捨てきれません。マクロに特化するか、汎用にも使うのか、もう少し用途を特定しておく必要がありそうです。
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 2.7万円(中古2.4万円)
・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 4.3万円(中古3.6万円)
フィルターは、いずれもΦ46mm。60mmF2.8には、別売フードがあります。
おまけ。オリ12-40mmPROレンズならば、最大撮影倍率0.3倍(最近接撮影範囲58x44mm)までいけます。選択肢として、アリでしょうか?
この記事が役立ちましたら、応援をお願いします:

(補足)2017/9/30
我が家のカメラの中で、最も接写できるのは、防水コンデジ・オリンパスTG-630です。これを使って、ミニカーを撮ってみました。下が、ピントが合う最短距離での撮影結果です。(F4.7,SS1/8,ISO200;EV+0.7)

この「スーパーマクロモード」は、かなり接写できます。ピント面までの距離は、レンズから25mmくらい。手持ち撮影ですが、カメラを机に押し付けて、ブレを防いでいます。(F4.7,SS1/15,ISO200)

撮影倍率を確認しました。幅方向の最近接撮影範囲は、約32mmです。マイクロフォーサーズ換算で、約0.5倍となります。スーパーマクロモードでの焦点距離は固定で、35mm換算EFL≒39mm(実焦点距離7mm)になっていました。パースがちょっと気になる画のような気がしなくもありません。

ミニカー紹介ブログ用の写真であれば、これで十分な気がします。マクロレンズは、私には贅沢すぎるようです。
さらにおまけ。現有のマイクロフォーサーズレンズの中で、最も撮影倍率の高い、パナ45-175mmで撮ってみました。最大望遠のEFL=350mmで撮影倍率は最大となり、0.2倍(カタログ値)です。推定撮影範囲は、86×65mm。換算焦点距離が350mmとなると、ミニカー撮影には実に不自然なワーキングディスタンスとなりました(1.5メートルほど離れて撮影)。(F5.6,SS1/250,ISO3200)

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|
![]() 僕はPanasonic 30/2.8をつかっています。
普段使いにも利用したいので少しですが明るい方がいいと考えました。 25mmは持っていないので代用をかねてです。 少し長いかなと感じる以外はPM2でもAF速度に不満はありません。 タッチシャッタは使っていないのでシビアに検証していませんが。 GX7mk2を追加してからはそれに装着しています。 5軸dual ISは嬉しいですね。 もしPanasonic機も視野に置かれるのなら考え物ですね。 ひで | URL | 2017/09/27/Wed 08:05 [編集]
![]() この中では、パナ45mmF2.8 だけ使ったことがありますが、AF速度かなり遅く、子供撮りには全く使えない程度の遅さでした。
AF速度を我慢するとフォーサーズレンズも視野に入るのではないでしょうか。 35mm F3.5 マクロ(中古) + サードパーティマウントアダプタなら15000円程度で手に入るようです。 http://www.fujiya-camera.jp/shopdetail/000000032073/009/005/X/page2/brandname//ASIN/B00ESELZWG/helpro-22/ https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ESELZWG/helpro-22/ オリンパス純正アダプタ(中古)だと1万円弱くらいですね。 https://www.mapcamera.com/search/?specsearch=1&janCode=4545350040437&sell=new,used,consign,nouse フォーサーズだとマクロ以外でもこんなのもありますね。 14-54 F2.8-3.5 II(最大撮影倍率0.26倍) は2万円程度 ※ AFはそこそこ 70-300mm F4.0-5.6(最大撮影倍率0.5倍) はあれば2万円程度? ※ AFは遅め 14-54の参考URL http://www.sanpou.ne.jp/SHOP/SOC0693278.html https://www.youtube.com/watch?v=Hwv4a9RyqMQ 21143pc | URL | 2017/09/29/Fri 00:32 [編集]
![]() > ひで さん
おはようございます。 検討したものの、子供撮りメインですと、マクロレンズはあまり活躍の場がないかなあ、と考えています。ひとまず、コンデジで我慢するつもりです。 マツジョン | URL | 2017/10/04/Wed 05:08 [編集]
![]() > 21143pc さん
おはようございます。情報ありがとうございます。 やはりマクロレンズは、AF速度が問題になりそうですね。私の場合、タッチシャッターで子供を撮るのがメインなので、AF速度への要求がかなりシビアです(一眼レフ+キットレンズレベルでは不足)。 当面、ミニカー撮り以外に使い道がなさそうなので、コンデジで我慢したいと思っています。 マツジョン | URL | 2017/10/04/Wed 05:12 [編集]
![]() Panasonic30mmマクロにステップアップリング経由でニコンスライドコピーをつけてみました。
そのままでフィルムがほぼ等倍に撮れます。 ネガは色調合わせに苦労していますが。 もしネガをたくさんお持ちなら、楽しいですよ って背中を押します https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%B3-548200-Nikon-%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC-ES-1/dp/B001DTYMOM ひで | URL | 2017/10/05/Thu 19:10 [編集]
![]() > ひで さん
おはようございます。 マクロレンズは、いろいろな使い方ができるのですね。古いネガが少しだけあり、整理に困っているので、良い方法かもしれません。でもひとまずは、見送りかなあ、と思っています。 マツジョン | URL | 2017/10/14/Sat 07:18 [編集]
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