家と子供と、今日のおじさん(仮)

2017年築の家で、妻+子供3人と過ごす記録です。ほのかに工学テイスト。


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 今回は、マイクロフォーサーズの「単焦点・標準レンズ(35mm換算焦点距離=50mm)」、3本を比較検討します。


★子供撮り「標準レンズ」の誘惑
 初めての一眼レフ(ミラーレス含む)を買ってから、2年強が過ぎました。子供撮り(娘4歳、息子1歳)をメインに、毎日撮影を楽しんでいます。使用カメラは、オリンパスのミラーレス一眼レフ(ノンレフ)、「PEN mini E-PM2」です。2014年9月に購入し、当時約3万円でした。(現在販売中のPEN Lite E-PL7の二世代前、E-PL6の一世代前のカメラです。)

 一眼レフ(ミラーレス含む)を買って「良かった」と思うのが、「単焦点レンズ」が使えることです。私は、オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」というレンズを愛用しています。このレンズを使うと、とにかく子供がかわいく写るのです。背景が大きくボケて、主役が引き立つのが魅力です。
NB306907a_201502272356545cb.jpg
OLYMPUS E-PM2+M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

 ただ、45mmF1.8には、困った点があります。このレンズは「単焦点レンズ」なので、本体付属の「キットレンズ」と違って、ズームができないのです。したがって、子供を大きく撮りたいときは自分が近づいて、小さく撮りたいときは離れて写す必要があります。ところが、室内のようなスペースが限られた空間では、子供から離れる距離に限界があります。よって、子供のアップしか撮れなくなってしまいます。
 本体付属のズームレンズを使えば良いのですが、「精細感」や「背景ボケ」、「動体ブレの少なさ(シャッタースピードの速さ=F値の小ささ)」という点で、単焦点レンズには敵いません。

 そこで、画角の広い、すなわち焦点距離の小さい、単焦点レンズを検討することにしました。焦点距離としては、「標準画角」と呼ばれる、35mm換算焦点距離(EFL:Equivalent Focal Length)が「50mm」のレンズを選びます。マイクロフォーサーズ(オリンパス、パナソニックのミラーレス一眼)の場合、焦点距離が「25mm」のレンズが、EFL50mmとなります。


★品揃え豊富!マイクロフォーサーズの標準レンズ
 マイクロフォーサーズ用の、換算50mm付近(38~60mm)のレンズには、現在9本があります[1]。以下、メーカーごとに紹介します。

[1]オリンパス:マイクロフォーサーズ - 製品紹介(レンズ)
https://www.four-thirds.org/jp/microft/lense.html


◎オリンパス、パナソニック
 「マイクロフォーサーズ」規格の中核をなすメーカー、オリンパスとパナソニックです。パナソニックは「ルミックス」ブランドの20mmF1.7、25mmF1.7の2本と、「ライカ」ブランドの25mmF1.4。オリンパスは25mmF1.8があります。



◎シグマ
 ニコン・キヤノンでは非公認レンズの「サードパーティー」とされるシグマですが、マイクロフォーサーズでは正式メーカーとして認められています。19mmF2.8と30mmF2.8があり、比較的安価な価格設定が魅力的です。



◎コシナ、コーワ
 コシナとコーワも、マイクロフォーサーズの正式参入メーカーです。コシナは「フォクトレンダー」ブランドで、25mmF0.95の2種類(Ⅱ型は絞りのクリック音の有無を切り替え可能)をラインナップしています。コーワは25mmF1.8。いずれもオートフォーカス機能のない、マニュアルフォーカス専用レンズです。



★標準レンズ9本のスペック比較
 以上の9製品をリストします。重要ポイントは、換算焦点距離(EFL)と、オートフォーカス(AF)の有無、価格、のあたりかと思います。ボケを重視する場合、レンズの「口径(=実焦点距離÷F値)」も重要となるので、これも記載しました。
メーカー型式
EFL
[mm]
口径
[mm]
AF発売日価格
シグマSIGMA
19mm F2.8 DN
386.82013/317,000円
パナソ
ニック
LUMIX G
20mm F1.7 II ASPH.
40122013/733,000円
パナソ
ニック
LEICA DG SUMMILUX
25mm F1.4 ASPH.
50182011/749,000円
パナソ
ニック
LUMIX G
25mm F1.7 ASPH.
50152015/1026,000円
オリン
パス
M.ZUIKO DIGITAL
25mm F1.8
50142014/236,000円
シグマSIGMA
30mm F2.8 DN
60112013/317,000円
コシナVoigtlaender NOKTON
25mm F0.95 Type II
5026×2014/494,000円
コシナVoigtlaender NOKTON
25mm F0.95
5026×2015/271,000円
コーワKOWA PROMINAR
25mm F1.8
5014×2010/1177,000円
※価格はヨドバシドットコム、2016年1月現在、税込、1000円単位丸め。


★主要50mmレンズ3本の詳細スペック比較
 換算焦点距離がピッタリ「50mm(画角47°)」で、AFが使える標準レンズは、パナ2本、オリ1本があります。この3製品で、選択に悩まれている方も、多いのではないでしょうか。


 これら3製品は、スペックも似ているので、選択が悩ましいところです。以下、詳細を比較してみました。単焦点レンズという単純な商品ですが、けっこう比較する項目が多いのです。ウスズミ(緑色)は、他製品に対して優れたポイントです。
メーカーパナソニックパナソニックオリンパス
型式
LEICA DG SUMMILUX
25mm F1.4 ASPH.
LUMIX G
25mm F1.7 ASPH.
M.ZUIKO DIGITAL
25mm F1.8
発売日2011/72015/102014/2
価格49,000円26,000円36,000円
ブラックブラック
シルバー
ブラック
シルバー
EFL[mm]505050
F値1.41.71.8
口径[mm]181514
レンズ構成7群9枚
UHRレンズ
非球面レンズ
7群8枚
UHRレンズ
非球面レンズ
7群9枚
非球面レンズ
コーティングナノサーフェス
コーティング
ZERO
コーティング
絞り7枚・円形7枚・円形7枚・円形
手ブレ補正なしなしなし
AF方式インナーフォーカスインナーフォーカス
240fps駆動対応
インナーフォーカス
リニアモータ駆動
最短撮影
距離[mm]
300250250
最大撮影
倍率
35mm換算
0.220.280.24
フィルタ
Φ46Φ46Φ46
マウント金属マウント金属マウント金属マウント
オプションマクロコンバータ
MCON-P02
寸法[mm]Φ63×L55Φ61×L52Φ58×L42
重量[g]200125137
同梱品フード、ケースフードフード
※価格はヨドバシドットコム、2016年1月現在、税込、1000円単位丸め。


★私の選択:これは悩みます!
 私の場合、「子供撮り」がメインです。以下を重視したいと考えています。

1.オートフォーカスの速さ
 チョコマカと動く子供が相手なので、サッと構図を決めて撮れる「タッチシャッター」での撮影がほとんどです。タッチシャッターは、マイクロフォーサーズの「超高速AF」が前提です。しかし、レンズによっては、AF速度が劣る場合があるようです(例:パナ20mmF1.7など)。
 実際に現品で試したところ、オリンパスが最も速く、シャッターが切れた後に合焦音がするくらいの速さでした。対してパナ2本は、合焦音がしたのとほぼ同時にシャッターが切れるくらいで、やや遅いかもしれません。パナ25mmF1.4のAFが遅めとのクチコミも見られますが、私が試した限り、パナ2本には、それほどの差は感じませんでした。
 AF速度の点では、オリンパスが半歩ほどリードです。

2.ボケやすさ(口径)
 そもそも一眼カメラが好きになったのは、45mmF1.8の「大きなボケ」が衝撃的だったからです。ボケの大きさには、口径が重要です。この点では、パナライカ25mmF1.4が口径18mmで、ほか2本の14~15mmをしのびます。ただ、換算50mmという画角だと、主役を1人で背景を大きくボカす、という使い方は、あまりしないかもしれません。実際、キットレンズで換算50mmに固定して撮影を続けてみた時期があったのですが、この画角ですと、風景をからめた写真や、子供2人で遊ぶ姿を捉えた写真が主になりそうです(下の作例)。したがって、口径の大きさは、あまり優先しなくて良い気がしています。
N5A_0672_20150801054740b9f.jpg
Nikon D200+DX35mmF4.5(V-FFL):換算50mmでの撮影例(→こちらの記事

3.価格
 ここが一番重要です。どんなに気に入ったレンズでも、お金がなければ買えません。この点、パナソニックは2万円台半ばで、なんとか手が届く価格に見えます。
 ただ、私の場合、これらのレンズは「いつも使う」常用レンズになりそうにありません。今の45mmF1.8が気に入っていますし、旅行にはズームの効くパナ12-32mmがダンゼン便利です。そうすると、全体の1~2割くらいしか使わないような気がします。写真1枚あたりのレンズ費用は、決して安価ではないと思われます。
 私が写真を撮る目的は「フォトブック」です(→こちらの記事)。最終的にフォトブックに使用する写真は、多くても年間400枚程度。その10%を標準レンズで撮ったとしても、40枚/年です。10年使っても400枚。これに3万円をかけたら、写真1枚あたり75円となります。これは安いのか、高いのか。もちろん、「思い出には代えられない」との言は正しいですが、「お金」という判断基準は、やはりとても重要なのです。


★結論:キットレンズでガマン、ガマン!
 パナ25mmF1.7が価格面で魅力的、高速AFのオリ25mmF1.8も捨てがたいです。ただ、いずれにしても2.6~3.6万円と、安くない買い物です。私の場合、このレンズが45mmF1.8をしのぐ「常用レンズ」になるとも考えがたい。

 したがって、換算50mmで撮りたいのであれば、今のキットレンズを使えばよいのかな、というのが、私の結論です。

 まだ、買いません!


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> ひで さん
 おはようございます。

 今、マイクロフォーサーズのボディ複数持ちを画策しています。それぞれに違うレンズを付けて、レンズ交換の手間を解消する狙いです。
 2台を同じような機種にして互換性を増すか、違う性格の機種にして使い分けを狙うか、難しい選択ですね。今のところ、入門機クラスのPENで全く不満が無いので、類似機種の買い増しが有力です。
マツジョン | URL | 2016/01/17/Sun 07:49 [編集]
No title
私は20mmF1.7を常用していたのですが、物欲に負けてlumix25mmF1.8を購入。45mmF1.8もヤフオクでゲットし、貴殿のブログを拝見し、フィルター類の購入の参考にさせていただきました。定年後の撮影が趣味となり、自己流で撮影しています。物欲は抑えがたい?レンズ沼にずぶずぶとはまっています。(笑)

多摩 | URL | 2016/02/16/Tue 11:44 [編集]
> 多摩 さん
 コメントありがとうございます。そちらのブログを、度々拝見しております。アジア圏にたくさんご旅行されていて、写真も色鮮やかで、楽しく過ごされている様子が伝わってきます。
 さて、私もレンズ沼に足を踏み入れたつもりだったのですが、財布が軽すぎるせいか、いっこうに沈んでいく気配がありません(笑)。
 しばらくは、カタログやネットを見て、ブログにして楽しんでいる日常が続きそうです。
マツジョン | URL | 2016/02/16/Tue 21:56 [編集]



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