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一眼レフ=高画質とは限らない!~撮像素子サイズで選ぶ「高画質デジカメ」比較2015
 今回は、撮像素子サイズに注目して、各メーカーの「高画質デジカメ」を一覧表にまとめました。


★高画質なら「撮像素子サイズ」に注目!
 デジタルカメラの画質を決める基本要素は、「撮像素子サイズ」「レンズ」「画像処理エンジン」と言われています。かつては「撮像素子サイズが大きいカメラ」=「一眼レフ(旧来型のミラー付き)」とされていました。しかし、最近は、これは必ずしも正しくありません。ミラーレスはもちろん、コンパクトカメラでも、大型の撮像素子(大型センサー)を搭載したカメラが増えてきました。

 下の表は、撮像素子のサイズと、各サイズの撮像素子を使用した製品の有無をまとめたものです。現在は、フルサイズのセンサーを搭載したミラーレスやコンパクトカメラ(コンデジ)が普及しています。したがって、一眼レフなら高画質、コンパクトなら低画質、と一概には言えません。(唯一、中判サイズだけが、旧来型一眼レフのみに採用されています。)
撮像素子サイズ寸法[mm]面積比旧来型一眼レフミラーレスコンパクト
中判43.8x32.81.48××
フルサイズ36.0x23.91
APS-H28.8x19.20.64××
APS-C23.5x15.60.43
1.5型18.7x12.50.27××
4/3型17.3x13.00.23
1型13.2x8.80.13
※◎=2016/6現在、販売している製品あり。△=過去に存在したが、現在販売中の製品なし。×=該当製品なし。
※撮像素子寸法はメーカー、機種によって異なる。上表は一例で、フルサイズ:ニコンD4S、APS-C:ニコンD3300、1型:Nikon 1、の寸法を使用。


 上の表の「面積比」は、フルサイズを1としたときの、アスペクト比3:2の場合の面積比(幅の比率の二乗)です。面積が0.5倍になるごとに、撮像素子の受ける光の総量はEV1段分減ります。例えば、APS-Cはフルサイズに比べて約1段暗く、4/3型はフルサイズに比べて約2段暗いことになります。光の量が少ないと、撮像素子の「内部ゲイン」を上げる必要があり、ノイズが増します。ざっくり言うと、APS-CのISO100はフルサイズのISO200と同等のノイズレベル、ということになります。したがって、撮像素子サイズが大きいほど、ノイズの少ない、美しい映像を記録できることになります。(このあたりの詳細は、→こちらの記事)

 今や、「一眼レフ=高画質」という状況ではありません。画質に固執するのであれば、「撮像素子サイズ」に注目する必要があります。そこで今回は、撮像素子サイズ別に、各メーカーのデジタルカメラをリストにまとめました。

 対象製品は、2015年6月現在にメーカーホームページに記載があり、かつヨドバシドットコムで入手できるもの、としています。



★これぞ最強の高画質!「中判」
 現在、市場で普通に入手できる製品として、最大の撮像素子サイズが「中判」です。高画質とされる「フルサイズ」に対して、約1.5倍の撮像素子面積を持ちます。
種別メーカー形式価格
旧来型一眼レフリコー
PENTAX
645Z,645D411,000円
~831,000円
※価格はヨドバシドットコム、2015/6現在。税込、1000円単位丸め。レンズ交換式では、もっとも安いキット(本体のみ含む)の価格。

<代表機種:リコー PENTAX 645Z,645D>
 中判の撮像素子を持つカメラは、リコー(PENTAX)が製造しています。画像の精細感は格別なようで、「風景撮り」のプロユースでは、中判のカメラが用いられることも多いそうです。反面、カメラの中でも大型のフルサイズに比べても、さらに大型で、持ち運びや取り回しに苦慮することがありそうです。また、対応するレンズの種類も、フルサイズと比べると豊富ではありません。このためか、フルサイズほどポピュラーではないように見えます。



★高画質一眼ではポピュラーな「フルサイズ」
 フルサイズとは、アナログカメラの時代に用いられていた「35mmフイルム」とほぼ同じ撮影エリアを持つ撮像センサーを指します。上述の通り、撮像素子サイズだけであれば、フルサイズより大きい「中判」があり、スペック上の画質は最高ではありません(「フル」というと最大級に感じますが、中判を基準とすると面積は0.7倍サイズです)。しかし、アナログ時代のレンズがそのまま使えるという利便性や、ニコン・キヤノンの優秀なレンズが揃っている点からか、高画質のデジカメとしては、もっとも人気が高いクラスになっているようです。
種別メーカー形式価格
旧来型一眼レフニコンD4s,Df
D810,D810A
D750,D610
173,000円
~657,000円
キヤノン
EOS
1DX
5D Mark III,5Ds,5DsR
6D
173,000円
~624,000円
ソニーα99247,000円
ミラーレス一眼ソニーα7II,α7,α7s,α7R145,000円
~240,000円
コンパクトソニーRX1,RX1R242,000円
~252,000円
※価格はヨドバシドットコム、2015/6現在。税込、1000円単位丸め。レンズ交換式では、もっとも安いキット(本体のみ含む)の価格。

<代表機種1:キヤノン EOS 5D Mark III>
 フルサイズと言えば、という代表的な機種のひとつが「EOS 5D」ではないでしょうか。プロ使用も多く、アマチュアでも憧れの一台のようです。価格は40万円程度しますが、このクラスのカメラですと、レンズも数十万円するものと組み合わせることも珍しくありません。価格相応の、高い満足感の得られるカメラだと思います。ここを目指して、日々貯金を続けているアマチュアカメラマンも多いのではないでしょうか。最近、5000万画素の超精細モデル「5Ds」が登場しました。


<代表機種2:ニコン D610、キヤノンEOS 6D>
 高嶺の花だったフルサイズを、ぐっと庶民の手に近づけてくれたのが、キヤノンEOS 6D、ニコンD610といった、フルサイズの廉価機です。20万円弱しますが、カメラに夢中になった方にとっては、「無理をすれば買える」ギリギリの価格かもしれません。ただ、これを買ってしまうと、数十万円のレンズが欲しくなりそうで、相当の覚悟が必要そうです。


<代表機種3:ソニー α7、RX1>
 これまで一眼レフ(旧来型、ミラー付き)だけに採用されていたフルサイズセンサーを、ミラーレスやコンパクトカメラに採用したのが、ソニーのα7やRX1といったカメラです。フルサイズの新しい楽しみ方を広げてくれるカメラだと思います。旧来型一眼レフに比べて、本体価格がやや安価ですが、レンズは高級なものが多いようです。



★画質と機動性のベストバランス!「APS-Cサイズ」
 「APS」とは、フィルム時代の「Advanced Photo System」のフィルムサイズに近いことから、名づけられたものです。かつては「APS-H」と「APS-C」の2種類がありましたが、現在は「APS-C」のみが採用されています。(HはAPSのハイビジョンサイズ、CはAPSのクラシックサイズの意。)メーカーによって、少しずつサイズが違うのが特徴です。撮像素子サイズ1型以上の高画質デジカメとしては、もっとも多くの機種がひしめきあうカテゴリーです。サイズと画質、コストのバランス良いのだと思います。
種別メーカー形式価格
旧来型一眼レフニコンD7200,D7100
D5500,D5300
D3300
39,000円
~133,000円
キヤノン
EOS
7D MarkII
70D,8000D
Kiss X8i,X7i
Kiss X7,X70
40,000円
~199,000円
リコー
PENTAX
K-3II
K-S2,K-S1,K-50
39,000円
~140,000円
ソニーα77II134,000円
シグマSD1 Merrill108,000円
ミラーレス一眼キヤノン
EOS
M3,M247,000円
~55,000円
ソニーα6000,α5100,α500045,000円
~63,000円
フジフイルムX-Pro1
X-T1,X-T10
X-E2,X-A2
48,000円
~154,000円
コンパクトリコーGR63,000円
フジフイルムX100T144,000円
シグマDP1 Quattro
DP2 Quattro
DP3 Quattro
104,000円
~107,000円
※価格はヨドバシドットコム、2015/6現在。税込、1000円単位丸め。レンズ交換式では、もっとも安いキット(本体のみ含む)の価格。

<代表機種1:ニコンD3300、キヤノン EOS Kiss X7>
 入門クラスの一眼レフ(旧来型、ミラー付き)として、おそらくもっとも人気が高いのが、キヤノンEOS Kiss X7、ニコンD3300といった商品だと思われます。フルサイズに比べて軽量・コンパクトを実現しています。ただ最近は、より小型軽量なミラーレスと比較されることも多く、やや「中途半端な存在」に感じてしまいます。「ニコン・キヤノンなら大丈夫」と無条件に選ぶのは、手放しではオススメできません。


<代表機種2:ソニー  α6000>
 ミラーレスながら、「像面位相差AF」という仕組みを取り入れて、動体への追従性を高めたのが、ソニーα6000です。電子式ファインダー(EVF)も搭載して、さまざまな撮影スタイルに対応できるようになっています。こうした高機能な機種の登場によって、ユーザーには格段に選択肢が広がりました。単純に「一眼レフかミラーレスか」ではなく、個別の機種ごとの利点・欠点をよく把握した上で、自分の使い方・好みにあった一台を選ぶことができそうです。


<代表機種3:フジフイルム X-T1>
 フジフイルムは、ミラーレスとしては新参の部類ですが、他社とは少し違うアプローチをとっているように見えます。一言で言うと「オヤジ向け」、クラシックでメカニカルな外観と、重くてデカいレンズ、といった印象があります。全体に「大きくて重い」「ピント合わせが遅い」傾向があるように見えますが、他社のミラーレスとの差異化・住み分けを図った結果かもしれません。また、フィルムで培った自然で美しい「色合い」には、定評があります。


<代表機種4:リコー  GR>
 リコーのGRシリーズは、「単焦点レンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ」のパイオニア的存在です。現行のGRでは、APS-Cセンサーと広角単焦点レンズ(換算28mm)の組み合わせで、スナップ撮影に特化したカメラとなっているようです。同様のコンセプトのカメラに、フジフイルムX100T、シグマDPシリーズなどがあります。「高画質のコンデジ」というよりかは、「一眼レフで物足りなくなった『エンスー』向けのカメラ」と言った製品に思えます。(このカテゴリのカメラについては、以前の記事に詳しく書きました→こちら。)



★ミラーレス一眼の代表格「4/3型(マイクロフォーサーズ)」
 「ミラーレス一眼」や「一眼カメラ」の言葉を一気に有名にした「マイクロフォーサーズ」規格では、4/3型のセンサーを用いています。コンデジとしては、この4/3型のほか、ほぼ同サイズの1.5型センサーを用いたものも商品化されています。
種別メーカー形式価格
ミラーレス一眼オリンパス
OM-D
E-M1
E-M5 MarkII,E-M5,E-M10
58,000円
~135,000円
オリンパス
PEN
E-P5
E-PL7,E-PL6
40,000円
~76,000円
パナソニック
LUMIX
DMC-GH4
DMC-GX7,G7
DMC-GM5,GM1S
DMC-GF7
53,000円
~132,000円
コンパクトキヤノン(1.5型)
Power shot
G1X MarkII74,000円
パナソニック
LUMIX
DMC-LX10082,000円
※価格はヨドバシドットコム、2015/6現在。税込、1000円単位丸め。レンズ交換式では、もっとも安いキット(本体のみ含む)の価格。

<代表機種1:オリンパス OM-D E-M1、パナソニックDMC-GH4>
 それまでミラーレスというと「一眼レフの下位機種」として位置づけられていたところを、「フラッグシップ機」まで持ち上げたのが、オリンパスのOM-D E-M1です。同様のコンセプトの商品として、パナソニックDMC-GH4があります。いずれもフルサイズの一眼レフに匹敵する高機能・高画質を謳い文句にしています(価格もフルサイズに匹敵します)。


<代表機種2:パナソニック DMC-GM5、GM1S>
 マイクロフォーサーズの一眼カメラの、ひとつの完成形に思えるのが、パナソニック DMC-GM5、GM1Sです。このカメラは、レンズ交換式とは思えないほど小型・軽量です(GM5はファインダー内蔵、GM1Sはフラッシュ内蔵)。マイクロフォーサーズは、レンズ交換式カメラの中では撮像素子が小さく、画質が劣る傾向があります。しかしこれらのカメラは、「小型化できる」という優位性を十分に活用して、「手軽な撮影」と「美しい画質」を両立した、素晴らしい製品だと思います。



★コンデジへの展開が加速中!「1型」
 1型のセンサーは、ミラーレスと、コンパクトカメラに用いられています。
種別メーカー形式価格
ミラーレス一眼ニコン
Nikon 1
J5,S2,V3
AW1
37,000円
~69,000円
コンパクトキヤノン
Power shot
G7X62,000円
ソニー
Cyber shot
DSC-RX10
DSC-RX100M3,RX100M2,RX100
46,000円
~139,000円
パナソニック
LUMIX
DMC-FZ100091,000円
※価格はヨドバシドットコム、2015/6現在。税込、1000円単位丸め。レンズ交換式では、もっとも安いキット(本体のみ含む)の価格。

<代表機種1:ニコン Nikon1 各種>
  各社が擁立するミラーレス製品の中でも、ひときわ「エッジの効いた」製品となっているのが、ニコンNikon1シリーズではないでしょうか。高速AF可能な「像面位相差AF」を採用し、旧来型一眼レフを含めてすべてのレンズ交換式カメラの中で、「世界最速の高速連写(20コマ/s)」「世界最短の撮影タイムラグ」といった高速性能を実現しています。また、AW1は、レンズ交換式ながら防水防塵を実現した、意欲的な製品です。


<代表機種2:キヤノン G7X、ソニーRX100>
  1型センサー搭載のコンパクトカメラの先駆けは、ソニーRX100です。通常のコンデジと変わらないコンパクトなボディに、大型撮像素子と高性能レンズを詰め込んだ設計は、「さすがソニー」という、魅力的な製品でした。最新機種RX100M3では、ファインダー内蔵し、従来よりも高性能なレンズを搭載しています。これに対抗するのがキヤノンGX7です。こちらはファインダーは別売ですが、F1.8-2.8で光学4倍のズームレンズ、高速なタッチシャッターを搭載しており、私のような「子供撮り」ユーザーには、たいへん魅力的なカメラです。


<代表機種3:ソニーRX10、パナソニックFZ1000>
  1型センサーを使った高画質デジカメの新しい展開が、「高倍率ズーム」搭載のコンパクトカメラです。現在、ソニーRX10とパナソニックFZ1000の2機種があります。ソニーはF2.8通しで8.3倍ズーム、パナソニックはF2.8-F4で16倍ズームです。いずれも高価ですが、レンズ交換式+高倍率ズームレンズを買うのに比べると、お得感があります。ピント速さにやや不安がありますが、運動会など、幅広い場面で活躍しそうです。



★まとめ:高画質デジカメは、撮像素子サイズで選ぼう!
 「撮像素子サイズ」という切り口で、かなり私見を交えて、各社のカメラを比較しました。現在、市場には大型の撮像素子を搭載したカメラが、各種とりそろえられています。悩みは増しますが、自分にとって最適な一台を選びやすい環境になっていると言えます。
 ぜひ、豊富な選択肢の中から「お気に入りの一台」をお選びください!



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いっそPanasonic 30mmマクロってどうでしょう
最近PM2に追加しました。

テーブルフォトや花などの撮影が楽しくなります。
手振れ補正内蔵ですので、お得意のタッチシャッタがやりやすいですよ。

Nikonは売っちゃってください^o^
ひで | URL | 2015/07/22/Wed 07:52 [編集]
> ひで さん
 コメントありがとうございます。
 マクロレンズ購入おめでとうございます! マクロができると、撮影の幅が広がりそうで、面白そうですね! あっちもこっちも楽しそうですが、貧乏なので、慎重に検討したいと思います。
 D200は「望遠専用」と割り切って買ったのですが、ミラーレスにない重さ・デカさに魅力があり、情が移ってしまい、なかなか捨てられません。今秋の運動会で試してから、どうするか決めようと思っています。

ありがとうございました。
マツジョン | URL | 2015/07/23/Thu 18:31 [編集]



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